かつ的確に解決するため、 助言やあっ せんを行うとともに、県域相談情報ネッ トワークを活用し、 情報収集・提供機能 ●良質で適正な商品・サービスを選ぶ 力を養うため、市民グループの協力を 得て、 出前講座を行うなど、 タイムリーで、 の強化を図り、消費者被害の未然防 止に努めます。 わかりやすい啓発を進めます。 第5章 自治体経営とは、社会 状況が激しく変化し、経済 情勢も厳しい状況の中で、 基本構想に掲げるめざす都市像である「わがまちと実感できる夢現都市」の実 現に向けて、本市で生活し、活動する市民・事業者・行政が対等な立場で連携・ 協働し、本市が有する人材や文化、歴史、自然、技術、情報、土地など様々な資 源を最大限に活用して、多種・多様な活動を総合的にマネジメントすることです。 自治体とは市役所あるいは行政をあらわす言葉ではなく、地域社会全体を 都市の活力は、そこで展 開される人々の日常生活 や地域活動、商業や工業、 農業などの産業活動に現れます。 また、本市固有の歴史的・文化的・自然的資源に「光」を当て、それらをしっ かりと「観る」とともに、活用することによって、まちの個性や魅力が創出され ます。 そのため、本市が有する様々な資源を有効に利・活用しつつ、大都市近郊の 優位性を活かした産業や生活支援型産業など、本市の特性を踏まえた産業の 振興を図り、本市が21世紀においても、市民だけでなく、訪れる人にとっても 魅力があり、市民がいきいきと暮らすことができる、活力に満ちたまちであり 続けるための取り組みを進めます。 ●市街地の整備改善と商業等の活性 化を一体的に推進し、中心市街地の 高齢者の生きがいづくりなどを進める ため、関係団体等の協力を得ながら、 市民農園を開設します。 活性化を図るため、 事業の推進主体と なるTMO (タウンマネジメント機関) を ●森林を保全するため、 関係機関と連 携して、 森林ボランティアの育成を行い 設立するとともに、市民や地域の事業 者が主体となった事業展開ができるよ ます。 う支援します。 ●中小企業振興事業補助制度を見 直し、新たにホームページの立ち上げ 第2節 労働 やISO取得に対する補助を行うなど、 中小企業者や商店街団体の自助努力 による時代に応じた近代化及び合理 化を支援します。 ●市域内の購買力を高め、 小売業・サ ●公共職業安定所との緊密な連携の下、 「川西パートサテライト」や「高年齢者 職業相談室」において、求人・求職情 報を提供します。 ●関係機関の協力を得て、 パソコンや ホームヘルパーなどの講習会を開催し、 勤労者の能力開発を支援します。 ービス業を活性化させるため、 コミュニ ティ ・ビジネスやベンチャービジネスなど の事業活動や起業を支援する体制を 整備します。 ●本市の新鮮な農産物を市民が消費 する「地産地消」を進めるため、直接 販売、 スーパーや商店との提携による 販売等を促進するなど、 市内農産物の 販売体制の充実を支援します。 ●農地は、都市における緑の空間とし て重要な機能を果たしているため、生 産性の高い農業特産物の栽培等農 業の振興を図りながら、 生産緑地の保全・ 育成に努めます。 ●農地の保全や耕作放棄地の有効 活用、 さらには都市住民と農家の交流、 自治体 経営 (川西まちづくりシステム) 産業活力 都市 第1節 産業 第6章 第3節 観光 ●いつまでも市民に親しまれ、 多くの来 訪者に喜ばれるよう、 より魅力的なイベ ントを展開します。 ●「源氏のふるさと大使」やインターネ ットの活用、 ホームページの作成などを 通して、本市の貴重な観光資源を全 国に向けて情報発信することにより、 川 西の特色や魅力を紹介します。 示すものです。一定の地理上の区分があって、市民や事業者などその地域内 の主体が、自治というシステムをもっている社会のことです。 こうした自治体経営を行う具体的な仕組みを「川西まちづくりシステム」と 位置づけ、 「共感・共生のまちづくり」 「協働とパートナーシップのまちづくり」 「効 果的・効率的・総合的な行財政運営」を、すべての市民そして行政の共通目標 として共有しながら、その構築に向けた取り組みを進めます。 第1節 共感・共生のまちづくり ●社会的身分や信条、年齢、性別、障 害のあることなど、地域住民それぞれ 提供するなど、 異文化理解を促進する ための環境整備に努めます。 ●第2期男女共同参画プランに基づき、 が有する違いによって差別されることなく、 お互いを認め合い、助け合って生きて 関連施策を総合的かつ効果的に推進し、 男女の自立と平等による共同参画社 いくことができる地域社会の実現をめ ざします。 ●人権尊重の視点をあらゆる分野の 会をめざします。推進にあたっては、 的 確な事業評価を行い、進捗状況を市 民に公表するとともに、市民意見の反 施策に生かし、施策と教育・啓発の一 映に努めます。 体的な推進を図るため、 「(仮称)人権 基本計画」 を策定します。 ●総合センターを「人権文化創造の拠 ●市民意識の醸成を図りつつ、男女 共同参画のための条例の制定を検討 します。 点」 として位置づけ、啓発事業や交流 事業等を実施し、 関係住民の自立や市 民相互のネットワークづくりを促進します。 ●子どもの権利条約の普及を図るため、 子どもの参加と意見表明を支援する 「子 どもの人権ネットワーク」を促進するとと もに、 「子どもの権利条約に基づく子ど もの実感調査」を実施するなど、学校 教育や社会教育の場において、条約 に係る学習の充実に努めます。 ●「非核平和都市宣言」の精神を踏まえ、 ●性別役割分担意識にとらわれず、 個 性や能力を十分に発揮できる子どもが 核兵器の廃絶や戦争の悲惨さを広く 訴えるとともに、非核平和意識の高揚 を図るため、 平和展などを実施します。 育つよう、幼稚園、学校における男女 平等教育を進めます。 ●ジェンダー意識の払拭やDV(ドメス ●外国人が暮らしやすい社会に向け、 日常生活に必要な情報を掲載したイン ティック・バイオレンス) など、 女性の人権 を侵害する女性への暴力の根絶に向 ターネット版「生活ガイドブック」を作成 するとともに、公共施設の案内表示や 刊行物への外国語併記を進めます。 けた啓発や情報提供を行うとともに、 女 性のための相談事業の充実を図ります。 ●男女共同参画センターを拠点として、 ●交流活動の推進母体である国際交 流協会の体制の充実に努めるとともに、 国際化を推進する団体間のネットワー ク化を促進し、交流を通じた友好の輪 を広げます。 啓発や相談、 情報の収集・提供を行うと ともに、 ジェンダー問題解決の視点に立 ったグループの活動への支援を行います。 ●姉妹都市ボーリング・グリーン市を中 心に、青少年やスポーツ、文化など市 民を主体とした多種・多様な交流を支 ●一日市役所や市長への手紙、市政 への提案、陳情・要望の対応、市民意 識調査の実施など、 市民ニーズの的確 援します。 ●一つの地域のなかで、 様々な民族や な把握と市政への反映に努めます。 文化が相互に尊重しつつ共存し、 とも に生活を営む多文化共生社会の実現 に向け、 外国人市民との交流の機会を 第2節 協働とパートナーシップのまちづくり ●協働とパートナーシップのまちづくりを 進めるため、市民同士、市民と市が議 論する場を設定するとともに、 まちづくり フォーラムを実施します。 6
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