報道発表資料 東京消防庁 Tokyo Fire Department 平成27年3月24日 水による消火が困難なマグネシウム粉等が燃焼する火災に対応する 粉末消火薬剤放射装置を新たに製作! 1 趣旨 平成26年5月、町田市のマグネシウムを取扱っている工場において鎮火まで38 時間余りを要する火災が発生しました。これを受け、東京消防庁では同種火災に対す る安全確保対策を強化してまいりましたが、水による消火が困難な火災に対応するた め、資材搬送車に粉末消火薬剤放射装置を積載して火災現場で消火できる装置を製作 しました。つきましては、実際にマグネシウム粉末を燃焼させ、この装置を活用して 消火する実験をするものです。 2 実施日時及び場所 平成27年3月27日(金) 10時00分から 東京消防庁消防技術安全所 燃焼実験棟(別図参照) 渋谷区幡ヶ谷一丁目13番20号 3 放射装置の概要 ⑴ 基本構成 薬剤量約840kg)、加圧ボンベ、放射 部(ホース30m、直噴、散布ノズルの 2種類)で構成され、資材搬送車用コンテ 資材搬送車へ装置を積載した状況 ナとして製作しました。 ⑵ 活用方法 金属用消火薬剤、ABC消火薬剤を利用して、金属火災、電気火災、油火災の消 火を行います。 4 実験概要及びスケジュール 別表のとおり 5 その他 ⑴ 平成26年5月16日(金)から実施したマグネシウム粉・金属粉等を取扱って いることが予想される事業所等に対する一斉立入検査及び実態調査の結果について、 当日お知らせいたします。 ⑵ 報道機関の受付を装備工場2階会議室で9時00分から行います。 製作した放射装置の概要ならびに一斉立入検査及び実態調査の実施結果等につい ての説明は、装備工場2階会議室にて9時15分から行います。その後、燃焼実験 棟に移動して消火実験についての説明を行います。(別図参照) ⑶ 取材を希望される社は、3月26日(木)14時00分までに広報課報道係まで ご連絡ください。 ⑷ 燃焼実験の際は火花が飛びますので、規制内の取材とさせていただきます。また、 カメラ位置については係員の指示に従ってください。 ⑸ 雨天決行といたしますが、荒天の場合は当日7時30分以降に広報課報道係にご 確認ください。 問合せ先 東京消防庁㈹ 電話 3212‐2111 装備課化学車製作係 内線 5422 5425 消防技術安全所 装備安全課 内線 6362 6368 危険物課製造所規制係 内線 4842 4845 査察課査察技術係 内線 4942 4946 広報課報道係 内線 2345~2350 別表 時間 内 容 9:00 受付開始 場 所 装備工場 2階会議室 9:15 放射装置の概要及び一斉立入検査・実態調査の実施結果等 同上 に関する説明 9:40 放射装置及び消火実験に関する説明 燃焼実験棟前 10:00 消火実験開始 同上 10:15 消火実験等に関する質疑 同上 10:40 終了 ※消火実験については、時間が若干変更する可能性があります。 別図 案 内 図 報道機関受付場所 装備工場2階会議室 入口 燃焼実験棟
© Copyright 2024 ExpyDoc