(仮称)SE三宮山手PJ 景観デザイン協議の内容 計画の概要 1 景観影響建築行為予定者の氏名及び住所 大阪市中央区谷町六丁目 10 番 19-1201 号 アイリス株式会社 代表取締役 砂田直成 2 設計者の氏名及び住所 大阪市西区靭本町 2 丁目 2 番 22 号 株式会社 福嶋洋一建築研究所 3 計画名称 (仮称)SE三宮山手PJ 4 景観影響建築行為の概要 (1) 所在及び地番 神戸市中央区布引町2丁目301-1、301-2 (2) 敷地面積 約414.09平方メートル (3) 建築面積 約341.72平方メートル (4) 延べ面積 約3,631.91平方メートル (5) 高さ 約40.415メートル (6) 構造 鉄筋コンクリード構造 (7) 階数 地上13階 (8) 建物用途 共同住宅 完成予想図 協議の経過及び内容(計画段階) 1.計画段階デザイン協議の申出年月日 平成26年5月26日 2.景観アドバイザー専門部会の開催年月日 平成26年6月13日 3.良好な景観の形成に関する意見を神戸市長から通知した年月日及び内容 平成26年6月20日 ①沿道に面する部分の形状、窓、照明等のデザインについて検討してください。 ②建物全体の色彩については、周辺の環境に合わせた色彩とし、かつ彩度が低くなるよ う検討してください。 ③都市景観の観点から、屋上広告物の掲出を控えるよう検討してください。 4.神戸市長からの意見に対する景観影響建築行為予定者からの回答年月日及び内容 平成26年 8月4日 ①交差点部分は壁面にR壁を設置し柔らかな形態となるようにデザインします。屋外階段 部分は手摺壁の一部を前述のR壁と同様の曲面としつつ、色調を変え別のフォルムとしま す。前述のR壁は上方に向かうにつれ大きくなるフォルムとしシンボリックな形状とし交 差点部分のアイポイントとなるように計画しています。前述のR壁の開口部は共用部であ るエレベータホールに面している為、横方向に細長い形状とし、R壁の単調さを軽減し、 かつ、夜間における共用部照明の点灯によるライトアップ効果を生むようにします。住宅 棟部分の開口部が取り付く内壁はバルコニー部分より彩度を低くし、圧迫感を軽減します。 照明(夜間ライトアップ)については前述R壁が取り付く住棟妻壁部分を彩度の低い塗り 分けを施し、スポットライト等によってR壁が浮き上がるような計画を行います。アイラ インに近い2階住棟バルコニー部分については手摺壁を高くして沿道から住戸開口部が見 えにくいデザインとします。 ②全体を茶系で彩度が低くなるようにします。低層部は、天然素材調の仕上げとし、かつ彩 度が低くなるようにします。 ③申し訳御座いませんが掲出はさせて戴きます。しかしながら、申請時には貸し広告として 計画しておりましたが、自社看板に変更します。また、景観上、異質なものにならないよ うに形態、色調を建築物と合わすよう配慮します。 協議の経過及び内容(設計段階) 1.設計段階デザイン協議の申出年月日 平成26年10月24日 2.設計段階デザイン協議の申出があった旨の公告年月日 平成26年10月31日 3.設計段階デザイン協議の申出に係る書面等の縦覧期間及び場所 平成26年10月31日から同年11月13日まで 神戸市都市計画総局計画部まちのデザイン室 窓口 4.景観アドバイザー専門部会の開催日時 平成26年11月14日 5.良好な景観の形成に関する意見を神戸市長から通知した年月日及び内容 平成26年11月25日 ①南側の曲線状の壁は、都市景観形成に十分に配慮し、色彩、形状を検討するとともに、 建物内部の快適性も考慮した開口部のとり方を検討してください。 ②屋外階段の色彩は、建物全体の色調と合わせるよう検討してください。 ③南側壁面の曲線模様は、バルコニーのデザインと競合しているため、デザインの検討 をしてください。 ④当該地は主要幹線の道路の交差点にあり、視認性のよい場所であるため、屋外広告物 の掲出についてはデザインを工夫するよう検討してください。 ⑤植栽の樹種については、植物の成長を考慮して選定するよう検討してください。 ⑥税関線沿道からの外壁後退部分に関しては植栽を配置せず、歩道と敷際空間が一体と なるようレベル、材質を合わるよう検討してください。 6.神戸市長からの意見に対する景観影響建築行為予定者からの回答年月日及び内容 平成26年11月28日 ①開口部を大きく取り、コンクリート打放し部分を配し、圧迫感の少ないタイルを選定 し、都市景観形成に配慮した壁となるようにします。 ②屋外階段の色彩は、建物全体の色調と合わせ、茶系とします。 ③南側壁面の曲線模様は取止め致します。 ④自社屋上広告塔(直径 14m)を含め、壁面掲示物(テナント看板・建物銘板)等の掲 出についてはデザインを工夫し、掲出物のデザイン案が出来た際は市窓口にご相談させ ていただきます。 ⑤アドバイザー専門部会の御指摘に基づき、南側先端部のケヤキ株立を取止め、低木の オリーブに変更します。 ⑥税関線沿道からの後退部分は植栽を配置せず、レベル・材質を合わせます。 7.協議の成立年月日 平成 26 年 12 月 5 日
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