Prog. Med. 35(suppl. 1):342〜345, 2015 一般講演 1 腎デナベーションおよびアミオダロン慢性投与による 心臓電気薬理学的作用の類似性: 慢性房室ブロック犬モデルを用いての検討 小原 浩1,2 中村 裕二1 曹 新1 横山 浩史1 中瀬古 泉 寛子1 青沼 和隆3 安東賢太郎1 高原 章4 村越 伸行3 池田 隆徳2 佐藤 明3 杉山 篤1 ア めに ン 近年, ョン ,治療抵抗性高血圧 有効 相次い い ア 比較検討し ー ョン ー 1 腎 あ ー 無作為 ョン施行群 かham群 期血圧 pおimaおyendpoinが 腎 ー 下 ョン施行群 認 差 , 報告さ 一方 ,腎 ー 合併 び腎 施行し 心房細動 ョン 群 対し 施行し 比べ,腎 再発 抑制さ 床研究 ,現在複数進行中 ,今回わ こ 対し ー 上経過後 こ 降圧効果 周囲 腔 交感神経 ー 尿管 一方 ,ア ,肺静脈隔離術 ア 他,同様 臨 . 外科的 両側 わち, 伸び 交感神経 対し 施行し ン群 6 例 体液性因子 腎動脈, 視認可能 結合組織 . ,最初 い 投薬前 心血行動態,電気生理学 い 評価 7 日間 後21日間 同100mg/日 n= 6 .手術前あ い 腎動脈 10cm切開し,後腹膜 .腎臓,大動脈 ン200mg/日, 投与し . 4 週間以 結紮切除し,腎動脈周囲 ,治療抵抗性高血圧 ョン追加施行群 ョン n= 5 . 露出し,腎動脈周囲 .処置 ー ー 誘発し ,傍脊柱 し 除去し ,肺静脈隔離術 ア ョン群 切除し し 抗心房細動効果 . 実施し 2約日後, び神経 図1 . ッ ョン ッ ー 絹糸 こ ッ ,腎 ア ー 完全房室 側臥位 , 有意 房室結節 焼灼し . 結 犬 施行し,心血行 び神経体液性因子 慢性房室 腎 ,診察室収縮 ,慢性房室 外科的腎 ,別 3 あ わ 動態,電気生理学 . 2 .Pokきかhalov ー 法 収縮期血圧 ョン 心房細動患者 ,治療 検討し 比較し いこ い 分け 治療前後 認 注目さ し 振 前向 ,かham群 一重盲検 結果 対象と方法 いう報告 い ョン . 正常犬11例 し し,SYMPLICITYHTN─3試験 ー ー . 抵抗性高血圧患者 慢性投与し,腎 犬 変化 評価 1 .血圧に対 腎 対し 有意 1 H. Ohaおa, Y. Nakamきおa, X. Cao, H. Yokoyama, H. Izきmi ─ Nakaかeko,K.Ando,A.Sきgiyama 東邦大学医学部薬理学講座 2 T.Ikeda 東邦大学医学部内科学講座循環器内科学分野 3 N.Mきおakoかhi,A.Saがo,K.Aonきma 筑波大学医学医療系循 環器内科 4 A.Takahaおa 東邦大学薬学部薬物治療学研究 室 作用 ー 下傾向 果 ョン群,ア 示し .特 収縮期血圧 腎 下し ン群 ー ョン群 血圧 術後, 表1 . 2 .心房拍動数,心室拍動数および単相性活動電位持 続時間に対 腎 ──10(342)── ー 作用 び心室拍動数 ョン群,ア 下傾向 ン群 心房 ,単相性活動電位持続時 第19回アミオダロン研究会講演集 アブ ー ーション 腎 ナベーション群 n=5 正常犬 評価・手術 評価 1 28日目 >4 週間 慢性房室 ブ ック Pre アミ Post 4w ダ ン群 n=6 評価・投薬 アミ ダ 評価 100 mg/日 ン 200 mg/日 1 8 28日目 図 1 方 法 表 1 腎アブ ーションとアミオダ おけ ン慢性投与に 3 .ペ ー シング時 電気薬理学的指標および神経体液性因 子に対 心室有効不応期に対 効果 腎 平均血圧 ー ョン群 ア 単相性活動電位持続時間および ー ン群 ン 時,ア ン群 単相性活動電位持続時間 ↓↓ ↓ 心室有効不応期 ほ 心房拍動数 ↓ ↓ 心室拍動数 ↓↓ ↓ 一方,腎 ー ↑ ↑ MAP90 ア ン群 CL1,000 ↑ ↑ MAP90 CL750 ↑ ↑ 効不応期 MAP90 CL600 ↑ ↑ 表1 . MAP90 CL500 ↑ ↑ MAP90 CL400 ↑ ↑ MAP90 CL300 ↑ ↑ 腎 ERP CL1,000 ↑↑ ↑ 後 CL750 ↑↑ ↑ ERP ↑↑ ↑ ン CL600 ERP CL500 ↑↑ ↑ ERP CL400 ↑↑ ↑ い ERP CL300 ↑ ↑ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ン ア ン パ アン ア ン ン ンⅡ ン 血漿 ン活性 ョン群 比較し 活性 ー 減少傾向 腎 ー ↓ N.A. 群 同様 示し 認 .特 心室拍動数 ア ン群 い 延長傾向 表1 . 腎 大 ー ョン群 く 下し ,処置前 示し い アン ──11(343)── 4 ン . 腎 ン 比較し い 収縮期 認 ー ョン . ッ 犬 ョン 対 遮断薬 ,ア 2+ び ンⅡ受容体遮断薬 ン系 , 心血行動態, 腎 遮断薬 ー ン び再分極延長作用 ,慢性房室 ピン L型Ca アン び血漿 表1 . ン群 2+ ン,ア 察 ピン L/N型Ca 間 パ ン群 び神経体液性因子 Takahaおa ン投与 ョン群,ア ョン群 傾向 延長し ア ン, 下,心室自動能抑制 電気生理学 MAP90 90% dきおaがion of monophaかic acがion poがenがial, CL cycle lengがh, ERP effecがive おefおacがおy peおiod, N.A. daがa noが available. い ン .一方,ア ↓ 程度 心室有 ,有意 ア 考 ↓↓ 示し, . ンⅡ,ア ,腎 血圧 基本周期 作用 ン, ン , , 大 ョン術後,あ ア 示し . ,基本周期400mか以上 ー 基本周期 認 延長傾向 4 .神経体液性因子に対 ERP , 延長傾向 変化 単相性活動電位持続時間 MAP90 ア 作用 , 血圧 抑制効果 ン 効果 サ 報告し 下効果 有 ン ン・ , ン Progress in Medicine Vol. 35 suppl. 1 2015 サ ンや 有 こ う , ピン 類似 電気薬理学的作用 ,本検討 明 ア ン 類似し し 予想し い . おわ 腎 ー ン 類似し ョン 明 ,血圧 下作用 電気薬理学的作用 加え ア 期待 こ . 今後,腎 序 に い ー 検討 ョン 予定 再分極延長作用 あ 機 . 文 献 1 SchlaichMP,KおきmH,SoboがkaPA,eがal Renaldeneお- vaがion and hypeおがenかion. Am J Hypeおがenか 2011 24 635─642. 2 Bhaがが DL, Kandzaおi DE, O’Neill WW, eが al A conがおolled がおial of おenal deneおvaがion foお おeかiかがanが hypeおがenかion.NEnglJMed 2014 370 1393─1401. 3 PokきかhalovE,RomanovA,CoおbきcciG,eがal Aおandomizedcompaおiかonofpきlmonaおyveiniかolaがionwiがh veおかきかwiがhoきがconcomiがanがおenalaおがeおydeneおvaがion inpaがienがかwiがhおefおacがoおyかympがomaがicaがおialfibおillaがion and おeかiかがanが hypeおがenかion. J Am Coll Caおdiol 2012 60 1163─1170. 4 TakahaおaA,NakamきおaY,WagaがかきmaH,eがal Long ─がeおmblockadeofL/N─がypeCa 2+ channelかbycilnidipineamelioおaがeかおepolaおizaがionabnoおmaliがyofがhe caninehypeおがおophiedheaおが.BおJPhaおmacol 2009 158 1366─1374. ──12(344)── 第19回アミオダロン研究会講演集 質疑応答 座長/新 博次 日本医科大学多摩永山病院内科学教授 鎌倉 史郎 国立循環器病研究 ン ー中央診療部門長 演者/小原 浩 東邦大学医学部薬理学講座 新 座長 う 活動電位持続時間 い あ う 変化 ,右室 .単相性 新 解析 ア ン群 有意 う 小原 ア 制 ン慢性投与 主 ック犬 おegきlaがion 報告 , い 考え い 極時間 延長作用 .腎デ IKか 電流 抑 機序 ア 延長 ベーション い ,残念 ノ ア ン 血圧 化 注目 う い ,そ い . 神経体液性因子 ,そ え い ベーション 二次的 い う 変化 起 考 , そ 直接,電気生理学的 い 変 心室有効 考え . 小原 加藤先生 わ 経体液性因子 ──13(345)── 変化 神経体液性因子 延長 再分 ,心房 ,腎デ ン, 結果,単相性活動電位持続時間 .そ ン い原因 , 変化 .今後,例え 心室筋 測 . 実施 ,例え 下 不応期 . 新 本検討 い 評価 検討課題 い Voldeおか PG, eが al Ciおcき- 活動電位持続時間 あ 難 心房 今後 . IKか電流 down─ laがion 1999 100 2455─2461 ,そ .単相性活動電位持続時間 加藤 国際医療福祉大学三田病院 ア 認 認 考え .慢性房室ブ 慢性投与 う 技術的 . ベーション群 機序 う 小原 同時 持続時間延長 ,腎デ 筋 定 心室筋 . 小原 演者 そう そ い 詳細 種々 二次的 薬物 わ 作用 作用 く 考え 神 い 比較 , .
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