都市ガスの成分から計算する詳細の方法はこちら(PDF:105KB)

都市ガスの構成比率からCO2排出係数の計算
東京ガスの13A(群馬県を除く)の例
3
熱量:45MJ/m N
構成比率
(%)
kg-CO2/m3N
CH4
89.6
1.76
C2H6
5.6
0.22
C3H8
3.4
0.20
C4H10
1.4
0.11
合計
100.0
2.29
CO2排出係数
t-CO2/GJ

1
45
t-C/GJ
0.0107
0.0013
0.0012
0.0007
0.0139
0.0391
0.0049
12

0.0045
44
0.0024
0.0509
=Σ(構成比率(%)×C数×CO2分子量/22.4)
3
例:C2H6の標準状態(0℃、101.325kPa(1気圧))における1m あたりのCO2(kg)
= 0 .056  2 
44
22 . 4
=0.22
3
○低圧(15℃、ゲージ圧2kPa)のCO2排係数(kg-CO2/m N)
2.29×
9.869 
273.15

 1  2 

1000 
273.15  15 
温度補正
圧力補正
=2.29×0.967
=2.21
○中圧(15℃、ゲージ圧100mmH2O)のCO2排出係数(kg-CO2/m3N)
=2.29×
273.15 
0.9678
 1100

273.1515 
1000 
温度補正
圧力補正
=2.29×0.957
=2.19
なお、温対法においては、都市ガスのCO2排出係数は、0.0136t-C/GJとなっていますが、
「排出係数を実測により求めることや実測等の方法により算出することも可能」とされ
ています。
自治体への届出については、各自治体が指定する係数を用いて下さい。