2013 年度 環境活動レポート 株式会社 三 木 組

2013 年度
環境活動レポート
(対象期間:2013 年 8 月 1 日~2014 年 7 月 31 日)
株式会社 三
木
組
発行日:2014 年 12月 14 日
1
1.
取組の対象組織・活動
1.組織の概要
⑴ 事業所名及び代表者氏名
株式会社 三木組
代表取締役 三木 博之
⑵ 所在地
本
社:兵庫県赤穂市中浜町 11 番 12
資材倉庫:兵庫県赤穂市大津 326 番 13
⑶ 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
環境管理責任者 専務取締役 三木 俊和
環境管理担当者 山根 猛男
連絡先:TEL 0791-42-3491
FAX 0791-45-0908
⑷ 事業活動内容:建築工事業、土木工事業、とび・土工工事業、石工事業、
舗装工事業、塗装工事業、水道施設工事業、造園工事業
⑸ 事業規模
年間売上高 573 百万円(2013/8 ~ 2014/7)
総従業員
2014.7.1 現在
延べ床面積
本社
資材倉庫
合計
21 人
無人
21 人
79 ㎡
242 ㎡
321 ㎡
⑹ 建設現場等の概要(2013/8 ~ 2014/7)
元請工事 154 件
下請工事 82 件
⑺ 事業年度 8 月~翌年 7 月
2.認証・登録の対象組織・活動
⑴登録組織名:株式会社 三 木 組
⑵対象事業所:本社・資材倉庫
⑶活 動
:建築工事業、土木工事業、とび・土木工事業、石工事業、
舗装工事業、水道施設工事業、塗装工事業、造園工事業
2
2.環境方針
株式会社
三 木 組
環境方針
当社の経営理念の一つである「地域社会への貢献」に沿って、地球環境問題と事業
の発展を両立させる建設活動に努めます。
1.建設事業に伴う環境負荷の低減に努めます。
①.電力及びガソリンの使用による二酸化炭素排出量の削減
②.排水量の削減
③.廃棄物排出量の削減
2.建設事業を通じて環境改善に努めます。
①.省エネルギー機器の提供(LED 用機器の使用促進)
②.事務用品等のグリーン購入の拡大
3.関係する環境法規等及び地元との約束を遵守します。
4.本方針を全従業員及び協力会社社員に周知させ、社外へも公開します。
制定日:2014 年 8 月 1 日
株式会社 三 木 組
代表取締役 三木 博之
「各年度(8 月~翌年 7 月)
」
3.主な環境負荷の実績
2011 年度
単位
2012 年度
2013 年度
kg-CO2
114,287
137,146
122,187
t
1054.34
795.31
1012.32
一般廃棄物排出量
t
0.34
0.31
0.32
産業廃棄物排出量
t
1054
795
1012
211
208
233
二酸化炭素排出量
廃棄物総排出量
総排水量

二酸化炭素排出係数:0.514kg-CO2 とする。
3
4.環境目標一覧表
№
1
2
3
4
5
環境方
針、負
荷、取
組との
関連
CO2 排
出量 削
減
CO2 排
出量削
減
CO2 削
減
廃棄物
排出量
削減
廃棄物
排出量
削減
6
総排水
量削減
7
社会貢
献
8
9
グリー
ン購入
製品 ・
サー ビ
スの 環
境改善
年度環境目標
環境目標
基準値
2012 年
度
2012 年
度実績
2013 年度(8 月~7 月)
2014 年度
2015 年度
目標
実績
達成率
△1%
25268
29065
87%
△2%
25013
△2%
24757
25523
kWh
25523
kWh
13119
kg-CO2
13119
kg-CO2
12988
14939
87%
12857
12725
15416
L 注⑤
16279
L
△1%
15262
13829
110%
△2%
15108
△3%
14953
35790
kg-CO2
37794
kg-CO2
35432
32105
110%
35075
34717
48909
kg-CO2
50913
kg-CO2
△1%
48420
47044
103%
△2%
47965
△3%
47442
3.14
t
3.14
t
△1%
3
8.4
36%
△2%
2.8
△3%
2.6
125.6
kg
125.6
kg
△1%
124.3
130.2
95%
△2%
123.1
△3%
121.8
節水
208

208

△1%
206
233
89%
△2%
204
△3%
202
美化活動・
防災訓練の
参加
2回
2回
3回
3回
100%
3回
4回
事務用品の
グリーン購
入拡大
77%
133,130
円
77%
133,130
円
78%
以上
71%
33,326 円
91%
79%以上
80%以上
0件
太陽光発
電設置
1件
0%
太陽光発電
設置-1 件
LED-1 件
屋上緑化
-1 件
目標値設定
電力使用量
の削減
ガソリン使
用量の削減
CO2 削減集計
混合廃棄物
の削減
(最終処分
量のみ)
一般廃棄物
の削減
(最終処分
量のみ)
省エネ機
器の設置推
奨
0件
4
0件
注:① 二酸化炭素排出係数は、2013 年度実績:0.514 ㎏-CO2/kWh とする
② 事務用品のグリーン購入比率:グリーン商品購入額÷全購入額×100(%)とする
③ 環境目標は毎年度末に見直しを実施する。
④ 今年度より削減基準年度は、2012 年度の値とする。
⑤ ガソリンの使用量のみ、削減基準年度は、2011 年度の値とする。
5.主要な環境活動計画の取組結果とその評価、次年度の取組内容
№
環境目標
(環境方針との関連)
電力使用量の削減
1.
(CO2 排出量削減)
環境活動計画の概要
取組結果の評価
次年度の取組
(2013/8~2014/7)
内容
・不用照明の消灯
目標:25268kWh
冬の暖房により
・エアコンの設定
・空調設定温度
実績:29065kWh
大幅に達成出来
温度を守る。
達成率:87%
て い な か っ た ・LED の照明に順次
の励行
が、後半心がけ
・パソコンの省電力モー
ドの活用
(達成:×)
取り替えていく。
により巻き返し
た。
ガソリン使用量の ・不用アイドリング禁止
目標:15262L
今年は現場も多
・来期も、この調
削減
・急発進・急加速禁止
実績:13829L
かったが、達成
子で、達成手段を
・安全運転の励行
達成率:110%
出来た。意識の
確認して削減に取
向上が浸透して
り組む。
2.
(CO2 排出量削減)
(達成:○)
きている。
CO2 排出量削減
・電力使用量の削減
目標:48420
ガソリンの使用
・来期もこのまま
(集計)
・ガソリンの使用量の
実績:47044
量が少なかった
継続すること。
3.
kg-CO2
削減
分、達成出来た。
達成率:103%
(達成:○)
・建設現場での分別強化
目標:3 t
現場での分別強
・分別を更に徹底
・一般廃棄物の持ち帰り
実績:8.4t
化を図ったが、
して容器を全現場
・金属くずの容器新設
達成率: 36%
小学校の改修工
に設置する。
事が多く、達成
・作業員にも徹底
(達成:×)
出来なかった。
させる。
・ミスコピーの防止
目標:125.6kg
もう少しのこと
・ミスコピーの防
・裏紙使用
実績:130.2kg
で達成出来なか
止等、意識の継続
(廃棄物排出量
・ゴミの分別
達成率:95%
った。
を心がける。資料
削減)
・資料の電子化促進
混合廃棄物の削減
4.
(廃棄物排出量
削減)
一般廃棄物の削減
5.
節水
6.
(総排水量削減)
の電子化に努め
る。
・廃品回収の利用
(達成:×)
・節水ラベルの掲示
目標:206 ㎥
もう一度、使用
・漏水の点検を2
・節水意識の向上
実績:233 ㎥
後の蛇口の確認
ヶ月毎に実施する
・使用後、蛇口の確認
達成率:89%
等、意識の向上
・散水は雨水貯留
に努める。
タンクを活用する
目標:3 回
防災訓練は無か
・各現場では、周
実績:3 回
ったが、現場周
辺の美化に進んで
達成率:100%
辺の美化に努め
努めるよう心がけ
た。
る、
(達成:×)
社会貢献
・建設協会主催の美化活
動・防災訓練に参加
7.
(美化活動・訓練 ・現場周辺の美化に努め
の参加)
る
(達成:○)
5
目標:78%以上
グリーン対象製
当面活動を継続し
優先購入
実績:71%
品の範囲を作業
て定着させる
・グリーン商品リストの
達成度: 91%
現場用品に拡大
事務用品のグリー ・環境ラベル認定製品の
ン購入拡大
8.
する
作成
(グリーン購入)
(達成:×)
・アスクルの利用
9.
省エネ機器の設置 ・建物の建築計画時に省
本年はモデル実施期間として、
・推奨商品の品揃
推奨
エネ機器採用の提案を
PRを行ったが、太陽光発電設備の
えを行う
積極的に行う
受注には至らなかった。
(製品・サービスの
レンタル会社の事務所の照明を LED
環境改善)
照明に取替出来た。
6.環境関連法規等の順守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無
(1)当社に適用される環境関連法規の遵守状況
下記の通り環境関連法規及び条例等を事業所、建設現場ともに遵守しており、違反はあり
ません。また関係当局より違反等の指摘も過去5年間ありません。
№
法律名
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
1
2
遵守すべき要求事項
遵守状況
収集運搬・処分業者との適正な契約
遵法
マニフェスト伝票の管理(A. B2. D. E)
遵法
廃棄物置場の表示と保管基準の遵守
遵法
騒音規制法
特定建設作業の届出
遵法
兵庫県環境の保全と創造に関する条
敷地境界線での規制基準 85dB の順守
遵法
振動規制法
特定建設作業の届出
遵法
兵庫県環境の保全と創造に関する条
敷地境界線での規制基準 75dB の順守
遵法
建築基準法
石綿含有建材の使用禁止
遵法
内装仕上げ、換気設備及び天井裏等の
ホルムアルデヒドに関する規制
遵法
工事
換気設備の義務付け
遵法
資源有効利用促進法
再資源利用計画書の提出
遵法
指定副産物の利用促進
再資源利用実施書の提出
遵法
建設リサイクル法
対象建築物の届出
遵法
新築工事及び解体改修工事
分別解体の実施と再資源化
遵法
現場ごとの標識の提示
遵法
例
3
例
4
5
6
災害協定
7
災害時における応急対策業務に関する協定
(社)兵庫県建設業協会姫路支部緊急体制
担当区域
赤穂市内
(順守確認日:2014 年 7 月 31 日)
(2)環境関連訴訟等の有無
環境関連訴訟等に関して過去 5 年間に1件も発生しておりません。
6
該当なし
7.代表者による全体評価と見直しの結果
エコアクション 21 環境経営システムを運用して、3期の事業年度が過ぎた。今期から環境目標
に、社会貢献として美化活動、防災訓練等の参加達成目標項目を増やし、取り組んでみた。
事務所の照明も LED に取替、省エネに努めた。しかし、環境目標で達成出来たのはガソリン削
減等の3項目だけで、6項目達成出来なかった。基準年度を2012年度に変更し、基準値を下
げたせいでもあるが、これから先、地域社会への貢献を努めていく限り、環境負荷の低減に努め
て行くようがんばること。
お得意先、周辺住民及び協力会社に対しても全面的な協力を得る必要があるので、全社員が率
先して意識改革を行い取組目標に挑戦することが重要である。またコンプライアンスについては、
当社の事業の性格からみても特に留意して業務を遂行すること。
以上
7