C O N T E N T 石油開発・石油精製・石油化学 S 12 時 評 三現主義と化学工学 ……………………………出光興産 荒木伸二……861 座談会 出向行ってきました………………………………………………………862 日揮 吉川 香,コスモ石油 廣瀬敏之,物質・材料研究機構 松本信介, 三菱化学科学技術研究センター 松尾武士,出光興産 龍門尚徳 平成 25 年度石油学会賞 固体酸化物形燃料電池および燃焼・改質のための 複合金属酸化物触媒材料の開発 ……………………… 京都大学 江口浩一……870 複合酸化物触媒によるジメチルエーテルやアンモニアからの水素製造につ いて検討し,高活性な触媒を探索した。燃料電池電極触媒の燃料適応性,燃 焼触媒の担体との相互作用を利用した高活性化についても研究を行った。 ベトナムの石油需給事情…………………日本エネルギー経済研究所 松本知子……876 アジアの石油市場において注目されるベトナムの石油需給の現状と展望を 概観した。ベトナム政府が今後も増加が続くとみられる石油需要に対してど のような政策をとっているかも整理した。 複合触媒を用いた二酸化炭素と水素からの炭化水素合成 ………………………………………………………………産業技術総合研究所 藤原正浩……881 メタノール合成触媒とゼオライトを混合した複合触媒による二酸化炭素と 水素からのパラフィンおよびオレフィン炭化水素合成に関する研究を紹介し た。 水エマルション燃料の基礎的な知識と研究動向 ……………………………………………………………………関東学院大学 武田克彦……887 エマルションに関する基礎的な知識から,エマルションによる現象と効果, そして,それらの現象解明などの研究動向について簡単に説明した。また, バイオディーゼルなどさまざまな試みについても紹介した。 石油系重質残渣を電気や蒸気に変換! ─石油精製・石油化学・発電プロセスの融合─ ……………………………三菱日立パワーシステムズ 田中鉄也・高橋英二・藤井 宏……892 石油・石化・電力エネルギー業界の環境変化を踏まえ,より増加していく 液体・固体残渣を効率的に利用するソリューションとして,コジェネレーシ ョンプラントを組み込んだ重質油処理システムを紹介した。 2030 年に向けたコージェネレーション普及拡大の展望 ………………………………コージェネレーション・エネルギー高度利用センター 友藤大輔……903 分散型電源として期待の高まる,コージェネレーションシステムの普及拡 大のポイントとして,導入意義・価値や市場への導入モデル,技術開発など を検討し,2030 年の導入量を推計した結果について紹介した。 公益社団法人 石油学会 DEC. 2014 VOL.37 NO.12 基盤岩水溶性天然ガス層─新しいタイプの沖縄の宝─ ………………………………………………………………地球科学総合研究所 加藤 進……910 沖縄本島南部には 2 つのタイプの水溶性天然ガス層が存在する。豊見城層 (上部中新統)の砂岩層と,基盤岩(始新統∼白亜系)がフラクチャー型の 貯留層を形成し,熱分解起源のメタンからなる新しいタイプの層である。 地球資源工学グローバル人材養成を目指して ……………………………………………………………………… 早稲田大学 安井万奈……916 文部科学省の「大学の世界展開力強化事業:地球資源工学グローバル人材 養成のための学部・大学院ビルドアップ協働教育プログラム」を紹介し,日 本と ASEAN の学生が交流しながら資源教育を受ける様子を報告した。 環境触媒の最新動向(第 3 回) VOC 分解触媒─概論と最新動向─……………日揮ユニバーサル 梨子田敏也……922 環境保護の要求は年々高まっており,工場排ガス処理の重要度が増してい る。触媒式排ガス処理に用いられる VOC 分解触媒の種類,触媒機能,反応 メカニズムなどを概説し,排ガス処理の最新動向について述べた。 目次裏統計 世界の製油所能力一覧(上位 20 カ国)…………………………………目次裏 エネルギー知ってるはず !? 辛口放談 書評 (18)再生可能エネルギー…………………………………874 指導? 権力の行使? …………………………………………津田謙二……875 水素エネルギー協会 編『水素の事典』 …………………早稲田大学 関根 泰……886 私事白書 12 月の音楽……………………… 三菱化学科学技術研究センター 池宮 桂……898 トピックスニュース 今月の一口メモ 讃嘆石油史! 趣味談議 ………………………………………………………………………899 固体酸化物形燃料電池,基盤岩,浮選,シンタリング ……………902 ロウソクの科学(1)………………………………………沙外白雲……909 家庭用クリスマスイルミネーション …………………………………………915 新技術紹介 ふるさと自慢 多段衝突型マイクロリアクター ……………………………………………921 福岡県(久留米市),茨城県(牛久市)…………………………………927 石油開発に関わる技術専門会社 (6)ハリバートン・オーバーシィーズ・リミテッド ……………………………………………………928 JPIJS だより 第 25 回九州地区若手ケミカルエンジニア討論会参加報告 ………………………………北九州市立大学 寺坂一沙・山脇愛美……931 単位換算表 ……………………………………………………………………………………………869 学会の窓 ………………………………………………………………………………………………932 第 37 巻総索引 イラスト:トモ,表紙デザイン:野田澄男,レイアウト:AAC ㈱
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