地域コーディネーター・学校コーディネーター合同研修会 12月4日(木)「地域コーディネーター・学校コーディネーター合同研修会」が開催されま した。市内各小中学校の地域コーディネーター・学校コーディネーターが参加し、主催者のあい さつの後、実践発表と講話がありました。実践発表は、栃木市立赤麻小学校 小川三枝子 様 (学校コーディネーター) 田中ひろみ 様(地域コーディネーター)、栃木市立栃木西中学校 石森美由紀 様(地域コーディネーター) 、栃木市立都賀中学校 森田 聡 様(学校コーディネーター)が発表 してくださいました。後半は、栃木県教育委員会事務局下都賀教育事務所ふれあい学習課所長補佐兼ふれあい学習 課長 海老沼 功 様から「とちぎ未来アシストネットの更なる充実を目指して」と題して講演をいただきました。 講演内容のひとコマ 講話をする海老沼 ふれあい学習課長 ○学校・家庭・地域の連携 ○学校支援地域本部事業 主なねらい ・教育の更なる充実 ・地域教育力の向上 ・生涯学習社会の実現 赤麻小 「とちぎ未来アシストネット」の更なる充実を目指して ○とちぎ未来アシストネット事業 地域コミュニティの再構築・地域の 絆づくり ・学校における教育活動の充実 ・社会教育における成果の活用 ・家庭教育支援の環境の充実 学校・家庭・地域の連携 ○地域連携教員の役割 ・学校と地域が連携した取り組み の総合調整に関すること ・学校と地域が連携した取り組みの 連絡調整や情報収集に関すること ・学校と地域が連携した取り組みの 充実に関すること の発表から ○地域ボランティアの取組みに ついて さつまの苗植え、家庭科、 田植え、稲刈り、 「昔のくらし」体験 茶道体験、清掃支援、 「昔の遊び」体験、 インタビュー形式で… 読み聞かせ、図書登録、 修理・修繕 ○地域コーディネーターへのインタビュー形式で… ・とまどったこと やりにくい(やりやすい)と 感じたこと ・こんな先生は、いいな(いやだ) ・学校や先生に対して、困ったこと・腹が立った こと・ありがたかったこと ・学校や先生に、こうして欲しいこと ○地域コーディネーターとしてこれから子どもたちと やってみたいこと ○学校が、地域にできることは… ○各校の取組みから ○これからの学校と地域との 連携における視点 ・子どもの健全育成は学校の課 題であり、地域の課題である。 ・学校と地域の教育責任は分担 されるべきものである。 ・手伝う、手伝ってもらうとい う既成概念からの転換。 ○確認しておきたいこと 目指す児童生徒像の共有化 栃木西中 わたしの想いは… の発表から ○コーディネーターになった きっかけ ○とちぎ未来アシストネット 活動 戦争体験の話、技術・家庭 科(裁縫) 、音楽科(ギター 和太鼓、箏) ○地域コーディネーターとして 2年間における自身の活動と心の動きを… ○成果と課題 ・とちぎ未来アシストネットの流れが学校に定着した。 ・学校の先生の認識が広がり、コーディネーターとし て活動しやすくなった。 ○わたしの想い ・ 「子どもたちの満足感、笑顔」 ・子どもたちから元気をもらった! ・楽しい時間を共有できた! ・ 「学校と地域の“架け橋” 」 やらせて頂いていることに感謝です!!! 都賀中 ・具体的な方策 活動の場は… の発表から ○地域との連携をどうあるべ きか? ○目指すべき生徒像・地域像 ○活動の三つの柱 ・学習支援 ・地域活動 ・環境支援 ○はじめにしたこと ・地域コーディネーターと連絡会議 ・公民館担当者との顔合わせ ・職員研修の実施 ⇒ ○成果と課題 ・地域の伝統文化を継承することは、将来の担い手 育成に大きな成果があった。 ・更なる活動の場の設定。 <参加者のふりかえりシートより> 【地域コーディネーター】 ・地域コーディネーターとして、どこまで学校にかか わっていいのか不安に思えることがあった。 どうしても受け身の活動になっていると思った。と にかく、学校との話し合い、CD同士の話し合い、 ボランティアとの気持ちの交流が大切だと思った。 ・ボランティア専用ルームがあると、コミュニティが 築けるし、アシストネットの究極のねらいも達成で きると思う。先生も地域に出て活躍してほしい。そ れぞれに、地域と住民のよさがいきていることがわ かった。 【学校コーディネーター】 ・とちぎ未来アシストネット事業の様々な事例、とて も参考になった。 ・本校の課題としてボランティア室の確保やボランテ ィア団体等の横のつながりが挙げられる。ボランテ ィアが一堂に会する場の設定等を通して活性化を 図っていきたい。 ・普段は学校側の視点で考えることが多いが、地域 コーディネーター側の想いを知ることができた。 ・地域で子どもを育てることが大切。子どもが地域 でボランティア活動することも学びの場だと思う。 ・地域には協力してくれる人がたくさんいる。地域が 子どもを育てるという考えで取り組んでいるという ことが印象に残った。 学校を訪問させていただきました 11月28日、地域ボランティアを講師としてお招き し、6年生の社会科の時間にヒロシマ被爆体験の手記「う ちにかまわんで にげて」の講話がありました。 体験談をもとに次の世代に戦争体験を伝え戦争の悲惨 さや、平和について考えていくための話がありました。 戦争中のくらしは… 平和のたすきを… 12月17日、地域ボランティア2名を講師としてお 招きし、4年生の算数の時間に、 「そろばんの使い方を復 習して、たし算の計算をしよう」の授業がおこなわれま した。大きな数の読み方や計算の仕方について一生懸命 取り組んでいました。 紹介と活動内容について… 億の位は… 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 さて、学校コーディネーターさんにお世話になり、今年度の実践報告と実態 調査を提出いただいたところです。昨年度にも増して多様な活動が展開され、 多くのボランティアさんの温かいご支援をいただきました。本当にありがとう ございます。 今年も、 “ふるさとの風土で育む人づくり・まちづくり”を合言葉に、地域一丸 となって「とちぎ未来アシストネット事業」を推進していきたいと思います。 この件についてのお問い合わせは、生涯学習課 0282-21-2491
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