4 立候補 立候補するには… 選挙に立候補するには、所定の書面により「立候補の届出」をする必要があります。 立候補の届出期間は、投票日が官報や公報で公示(告示)される日の午前8時30分か ら午後5時までと定められています。 なお、一部の選挙を除き、立候補するためには、一定額の現金等を法務局に預けなけれ ばならないことになっています。これを「供託」といいます。供託は、当選を争う意思の ない人が売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐための制度です。 一定の得票数がなかった候補者や政党に係る預け金(供託金)は没収され、国や都道府 県、市町村に納められることになります。 ○選挙の種類と供託額及び没収の規定 通称使用の申請(“福岡” を“ふくおか” に!?) 立候補の届出書には本名(戸籍の氏名)を記載しますが、本名以外で広く通用している 通称がある場合で、立候補の届出の告示、選挙公報、政見放送、投票記載所の氏名等の掲 示などに通称を使用したいときなどは、立候補の届出書と同時に「通称使用の申請」を行 うことができます。 もっとも、候補者が選挙運動の中で本名を使用するのは自由ですし、投票の際に有権者 が本名を書いても投票は有効です。 また、本名を仮名書きにする場合も通称使用の申請をする必要があります。
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