『選挙公報』配布方法の変更について.

庁
議
報
告
平成28年8月1日
選挙管理委員会
『選挙公報』配布方法の変更について
1.趣旨
「選挙公報」とは,候補者の氏名・経歴・写真・政見などを掲載した文書で,当該選挙を所掌
する選挙管理委員会が発行するものであるが,その配布については,各市町村選挙管理委員
会が,選挙人名簿に登録されている者の属する世帯毎に,選挙期日の二日前までに配布するこ
とと,公職選挙法に規定されているところである。
現在本市においては,専門業者(山陽折込広告センター)による「宅配方式」により全戸配布
(約28千世帯)しているところであるが,同法では,届け出により,新聞折り込み等の方法での配
布も可能とされていることから,山陽新聞及び主要全国紙(読売,朝日,毎日)への「新聞折り込
み方式」(約24千世帯)に変更しようとするものである。
2.配布方法変更の背景と理由等
現行の宅配方式によると,全戸配布完了までに7日間程度の期間を要することから,地域に
よって配布時期にタイムラグが生じ,各種選挙執行の度に,期日前投票の割合の増加傾向が顕
著な現状にあっては,投票後に「選挙公報」が有権者に届く逆転現象も多数発生している。
このため,多くの市民にスピーディーかつ公平なタイミングでの配布が可能となる「新聞折り込
み方式」については,既に県内15市中12市が採用しており,経費についても,現行約840千円
程度の手数料支出が,約120千円程度に抑制されるものと見込まれるなど,費用対効果の側
面からも大きく期待できるものである。
なお,今回変更による唯一のデメリットとして憂慮される新聞未購入世帯(約4千世帯)対策と
しては,各市民センターをはじめ市各種施設に備え付けることはもとより,希望者には郵送する
こととする。また,インターネット利用者向けには,市 HP への PDF データ掲載を実施している。
3.変更の時期
岡山県知事選挙(平成28年10月23日執行予定)から変更実施
4.今後のスケジュール
8月 or 9月開催予定の総務文教委員会協議会にて報告の予定