仮想環境やクラウドを利用して集約された IT基盤の障害時の調査、復旧作業を 迅速化したい JP1/Operations Analytics JP1/Operations Analyticsは、仮想環境やクラウドを利用して集約されたIT基盤に障害が 発生したとき、多角的な調査・分析で復旧作業を迅速化するための製品です。 仮想環境やクラウドの活用はコスト削減を可能にする一方、IT基盤がより複雑化し、管理者は幅広い管理対象の知識とその障害対応スキル を求められるようになっています。JP1/Operations Analyticsは、IT基盤を構成するサーバ、スイッチ、ストレージなどの管理対象を自動 で把握し、それらを利用する業務システムとの関連性を可視化します。このため、障害が発生しても早期の切り分けを可能にし、業務シス テムの重要度に応じた的確な初動を判断できます。また、多角的な分析機能を多く取り揃えているので、難易度の高い障害対応を容易にし、 調査から復旧作業に至るまでの一連の作業を手厚く支援します。 ■IT基盤の構成情報を自動的に収集 仮 想 環 境 や ク ラ ウ ド の 利 用 に よ っ て 変 化 す る IT 基 盤 の 構 成 を ダッシュボード画面 さまざまなレポート(監視ウィジェット) から状況をすばやく的確に把握 必要なレポート(監視ウィジェット)だけ を選択し、表示を自由にカスタマイズ 自動的に収集して表示するため、管理者が管理台帳などを確認 する手間を省くことができます。 ■IT基盤と業務システムの両面から 障害の状況を把握 IT 基 盤 か ら の 視 点 だ け で は な く 、 業 務 シ ス テ ム か ら の 視 点 で 顕在化している障害を一目で把握できるため、障害発生時でも 適切な判断と対処ができます。業務重要度別の障害状況(業務 視 点 ) 、 シ ス テ ム の サ ー バ や ボ リ ュ ー ム 別 の 状 況 ( IT 基 盤 視点)など、見たいレポート(監視ウィジェット)だけをダッ シュボード画面に配置できます。 業務システム IT基盤 VM IT基盤管理者 VM VM 業務システム VM 仮想環境(オンプレミス) プライベートクラウド パブリッククラウド E2Eビュー画面 ■障害に関連のある情報を自動抽出して表示 障害発生箇所と関連がある情報だけを画面に表示するため、 業務システムへの影響範囲の確認と関係者への一報を迅速化 できます。また、台帳の更新漏れや熟練者不在などが原因で 障害対応が遅れることも防げます。 VM VM ルールに従い、IT基盤の構成と 業務システムの関連性を自動で可視化 ■ボトルネックを特定するための多角的な 分析機能 ■過去の変更と性能情報を同じ時間軸で表示 過去に実施した構成の変更*と性能の傾向を突き合わせて、 因果関係を確認できます。障害を引き起こした「変更」を特定 運用熟練者のノウハウや分析手順を元に設計された多角的な 分析機能により、必要な情報だけを整理して画面に表示する することで、的確な対処を実施できます。 ため、熟練者でなくても障害分析を容易に行えます。ボトル * J P1 / O p e r a t i o n s An a l y t i c s が 検 知 し た 変 更 を 指 し ま す 。 ネック分析画面では性能情報を同じ時間軸で並べてグラフ表示 するため、傾向の比較が容易にできます。 ボトルネック分析画面(Verify Bottleneck) ボトルネック分析画面(Check Related Changes) 知りたい観点を選択するだけで分析作業を進められる ので、IT基盤管理者をしっかりサポート グラフに表示されている区間に実施された 過去の変更をイベントとして表示 ■標準価格 監視項目の例 • 仮想サーバ・物理サーバ 構成・性能情報の取得成否、CPU使用率、メモリー使用率、 ディスク空き容量、ディスクI/O速度、パケット送受信量 など • ストレージ 構成・性能情報の取得成否、ボリュームのデータ転送量、 IOPS など • スイッチ 構成・性能情報の取得成否、ポート単位のパケット送受信量、 エラーパケット数 など 製品名 標準価格(税別) 360,000円~ * JP1/Operations Analytics * ライセンス数が10の場合の価格です。ライセンス数によって価格が変動します。 ※ 別 途 、媒 体 を 入 手 し て い た だ く 必 要 が あ り ま す 。 [ J P1 / O p e r a t i o n s An a l y t i c s の E2 Eビ ュ ー に 関 す る 特 許 ] 日本特許第5744362号 [ J P1 / O p e r a t i o n s An a l y t i c s の Ch a n g e Mo n i t o r i n g に 関 す る 特 許 ] 日本特許第5111340号 ( 特 許 に 関 す る 表 記 は 、 2 0 1 5 年1 1 月 現 在 の も の で す ) JP1は、日立グループの「環境情報表示制度」に基づき環境配慮を評価し、 スーパー環境適合製品として登録した製品です。詳しい環境情報は、当社の ホームページで、ご覧いただけます。 http://www.hitachi.co.jp/environment/ JMI-0231 ●HITACHI、JP1は、株式会社 日立製作所の商標または登録商標です。 ●その他記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 ●本カタログに記載している価格は、2015年11月現在のものです。 ●カタログに記載の仕様は、製品の改良などのため予告なく変更することがあります。 ●Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。 ●製品の色は印刷されたものですので、実際の製品の色調と異なる場合があります。 ●動作環境や対応状況については、JP1ホームページ(製品情報サイト)で最新情報をご確認ください。 ●本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。 なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。 製品に関する詳細・お問い合わせは下記へ ■製品情報サイト http://www.hitachi.co.jp/jp1/(日本語) http://www.hitachi.co.jp/jp1-e/(English) ■インターネットでのお問い合わせ http://www.hitachi.co.jp/soft/ask/ ■電話でのお問い合わせはHMCC(日立オープンミドルウェア 問い合わせセンター)へ 0120-55-0504 利用時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日・弊社休日を除く) 携帯電話、PHS、一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用いただけない場合は、ダイヤルイン:045-762-3059 (通話料金はお客さまのご負担となります) 株式会社 日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 SP-809 2015.11 © Hitachi, Ltd. 2015. All rights reserved.
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