イオンビームスパッタ装置 第一章 概 要

INSTRUCTIONS
イ オ ン ビ ー ム ス パ ッタ 装 置
第 一章 概 要
HITACHI
第
1.概
一
章
概
要
要
1.1基 本 構 成 の慨 要
末 装 置 は 、 ス パ ッ タ 用 , ア シ ス ト用 の イ オ ン ガ ン 2 基 を 備 え た イ オ ) ビ ー ム 方 式 の
ス バ ッタ リ ン ダ装 置 で 、 基 板 ホ ル タ ー は 基 板 回転 機 構 , 角 度 調 整 機 構 , 加 熱 機 構 を 有
し 、3 面
の タ ー ダ ッ トホ ル ダ ー ( 自 動 割 出 式 ) 、 イ オ ン 源 用 ガ ス 供 給 装 置 か ら 構 成 さ
れ て い ます ,
排 気 系 は 、 i 芭回 転 ホ > ブ , ク ラ イ オ ホ ン ブ か ら構 成 さ れ 、 操 作 は 自 動 方 式 と な っ て
お り ます 。
本 装 置 の 構 成 を 図 1 に 示 し ます 。 ま た 、 各 機 器 、 機 構 の 配 置 に つ い て は 、 第 8 章 の
図 面 を参 照 下 さ い c
i.2安 全 上 の注 意
次 の 事 項 に つ い て は 、 運 転 状 況 及 び 装 置 の 状 況 を勘 案 して 万 全 の 安 全 対 策 を お願 い
い た します 。
1.2,1感 電 防 止
( 1 ) 通 電 中 は 充 電 部 に 接 近 しな い で 下 さ い 。
( 2 ) 低 圧 回 路 に つ い て も 、 直 接 又 は 五 具 等 に よ り間 接 的 に 触 れ る 活 緑 作 業 は 避 け て
下 さい。
(3)高 圧 充電 部 の端 子 に夕
、れ る 場 合 は 必 ず 接 地 し て か ら 作 業 に か か つ て 下 さ い 。
も
1 . 2 . 巳凍 傷 防 止
( 1 ) 低 温 機 器 に お、れ る 場 合 は 内 部 に 冷 峡 が な い こ と を 確 認 後 作 業 に か か っ て 下 さ い ぅ
1.2.3回 転 部 分
r i ) 回 転 す る 部 分 に 敏 れ る 時 は 、 電 源 を切 つ て か ら作 業 に か か っ て 下 さ い 。
( 2 ) 回 転 機 器 は 、 電 源 の 相 回 転 を 間 違 え て 通 電 し ま す と 、 逆 回 転 して 機 能 障 害 を 発
生 す る は か り で な く、 締 付 部 分 が ゆ る む 危 険 が あ り ま す の で 注 意 して 下 さ い 。
1.2.40リ
ン グ関 係
本 装 置 は 、 燃 性 ・窒 息 性 の ガ ス を多 量 に使 用 し、 又 プ ラ ズ マ 生 成 , 加 熱 ホ ル ダ 等
に よ り、 チ ャ ンバ ー が 加 熱 され る 等 で 、 O リ レ ダ の 寿 命 を短 くす る 要 素 と有 して お
り ます 。
○ リ ン グ の腐 食 , へ た り, 経 年 劣 化 等 に よ り装 置 の 気 密 劣 化 は 、 ガ ス 漏 れ 等 に よ
″グ の チ ェ ッ ク又 は 交 換 を 、 定 期 的 に 実 施
る 重 大 事 故 の 原 因 と な り ます の で 、 ① り と
して 下 さ い 。
1 . 2 . 5 そ の他
( 1 ) 安 全 装 置 が 正 常 に 動 作 す る か 始 業 時 又 は 定 期 的 に 確 認 の 上 、 使 用 して 下 さ い 。
万 一 、 安 全 装 置 が 破 損 又 は 除 外 され て お り ます と人 身 事 故 に つ な が る 恐 れ が あ り
ます 。
( 2 ) 消 火 設 備 を設 け る な ど の 防 火 に つ い て も 御 配 慮 お 願 い 致 しま す
巣 即巣 ハ末 ヽ
︱転 ミ 指
案 岬案 ハ末 や
工 ︵本 ︱ ヽ
ヽ ハ 指 ︱ 心 ヽ∼ 回
函 窓 理 細 部 革 小K く ヽ ︱ 卸 ハ 代 や ︻
図
ト ハ 指末 ヽい ふ
∼無 ミ 指媒 珊
墨 ハ 末 ヽ眠 二 ヽあ ト
2.主 仕様
2 , 1 イ オ ン ビ ー ム ス パ ッタ リ ン グ装 置
型式
SIBS-402
2 . 2 装 置性 能
大 項
目
1
目
項
1)到 達 真 空度
1 1排 気特 性
12)排 気速 度
1×
1 0 7 T o r r 以下
か ら 5 × 1 0 6 T o r r まで
IMV開
30分以 内
3)測 定 条件
無 試 料 , 無加 熱 で 大 気放 置 3 分
以内
基 板温度特性
( 有 効 範 囲 φ7 5 1 1 1 1 1 1 )
3 5 0 ± 1 5 ℃ ( 但 し有 効 範 囲
お い て)
φ 100EIIllに
3)温 度 制御
PID制
4)昇 温 時 間
350℃ まで lHR以内
500℃ か ら 100℃ ま で 3HR
15)降 温 時 間
16)カ
3 1基 板 ホ ル ダー
1)基
セ ラ ミ ッ ク ス ヒー タ ー
ロ熱 源
板寸法
御
l φ
2)基 板 回転 機 構
75aull
1∼
6rpm可変
3 ) 基 板 角 度 調 整 機 構 1 基 板 水 平 を 0 ° と し、 タ ー ゲ ッ
卜方 向 1 5 ° , ア シ ス ト方 向 9 0 °
基板 着 脱 1 8 0 °
基板加熱ホルダー
基板加 熱温度
1常
タ ー ゲ ッ トホ ル ダ ー 1 ) 寸 法
月 350℃
φ6 イ レ チ
12)保 持 数
3)冷 却 方 式
4)防 着 シー ル ド
│タ
ー ゲ ッ ト間 接 冷 却 方 式
2,3装 置 構 成
N ●. 1 大
項
目
真 空 チ ャ ンバ
項
目
1
ヤ ンバ
1)チ
様
仕
Sビ S304製
390×325X530
2)冷 却 方 式
3)防 着 板
4)予 備 ポ ー ト
1水
冷 ジャケッ ト
I S U S304製
l φ
701 CFフ
ラ ンジ 4式
6)内 部 覗 窓
ゅ1 2 0 シ ャ ッタ ー 付 き
7)蓋 開 関機 構
前扉 手動 式
8)X線
照 射 ポ ー ト用
φ70ビ ュ ー イ ン グポ ー ト兼 用
フラ レジ
2 1制 御 盤
1)装 置 別 置 操 作 盤
次 の操 作 系 を含 む
自動 排 気 , 真 空 計 , ガ ス , 基 板 駆
動 ,加 熱 水 冷 ,ス パ ッタ の 各 制
御 ,各種 安 全装 置 と信 号
3 1 イ オ ン源
1 ) ス パ ッタ 用
1型
式 : バ ケ ッ ト型
1500eV
ビー ム エ ネル ギ : 5 0 0 ∼
ビ ー ム 引 出径 : φ1 0 0
ニ ュ ー トラ ラ イ ザ 付
2 ) ア シ ス ト用
1型
式 : バ ケ ッ ト型
ビー ム エ ネ ル ギ : 1 0 0 ∼
600eV
` 電 源 は ヽ6 0 0 V )
引 出 ビー ム電 流 :Max30mA
(at100V)
ビー ム 引 出径 :φ100
ニ ユ ー トラ ラ イ ザ 付
2.3装 置 構 成
4
1)油 回転 ポ ンプ
排気系
直結 型 9 0 0 ゼ/ m i n
( オイル ミス ト トラ ップ付 )
5
2)ク ラ イ オポ ンプ
」 I S8イ ン チ
3)メ イ ンバ ル ブ
J I S8イ ン チ ゲ ー トパ ル プ
1 ) ワ イ ドレ ン ジ真 空
「
真空計
IR
計
2)ピ ラ ニー真 空 計
S F C280
r
A 一ヽ
ロー ラ ー
S F C280
一め
マ ス フ ロー コ ン ト
い
6
二 式
二 式
一
A
2.4イ ンタ ー ロ ック系
(1)冷 却 水
(2)圧 空
(3)排 気 系
(4)高 電 圧 電 源
2.5必 要 設 備
本 装 置 を稼 動 させ る た め 下 記 設 備 を御 準 備 頂 け る も の と します 。
(1)電 源
200V 50Hz 約
3相
豊室本
目1 0 0 V
(2)冷 却水
50Hz
22kVA
3承4 k V A
2 埴/ c 意 約 2 0 ゼ/ m i n 2 8 C 以 下
約
入口 P S 3 / 4 ″ メネ ジ
出 口 PS3/4″ズ ネ デ
(3)圧 縮空気
約
5 kg/c面
入口 P S 3 / 8 ″メネ ジ
( 4 ) ベ ン ト用 N 2 ガス 約 2 k g / c ボ
入再 φ 6 . 3 5 スウ ェ ー ジ ロ ック
( 5 ) 成 膜用 ガス l k g / c ボ
入 口 φ 6.35ス ウェー ジ ロ ック
(6)RP排 気 曰
N町 40
中古装置 HITACHI 製 イオンビームスパッタ装置
型番 IBS-3T1 各部写真
写真1:正面からの写真
写真2:装置名盤の写真
写真3:装置全体の写真
写真4:制御盤名盤の写真
写真5:架台名盤の写真
写真6:真空槽内部の写真
写真7:真空槽扉部の写真
研究所で使用されていたものです。引取る直前まで稼動しておりました。
現状渡しにて税別価格250万円(送料別途、工場引渡し可)で販売致します。