2015-2016年版秋冬シーズンNo7(PDF文書)

施設行き
湯沢保健所
2015―2016 年版
感 染 予 防 通 信
http://www.pref.akita.lg.jp/ogachi-fuku/
「管内の状況」は、「秋
田県の状況」より1週
新しい情報です
足
発行:湯沢保健所(雄勝地域振興局福祉環境部)
電話:0183-73-6155 FAX:0183-73-6156
☆管内の主な感染症の流行状況☆
管内の状況 第50週(12/7~12/13)
発生数(人)※1
49週との比較
疾患名
手
口
第 7 号
12 月 16 日 発行
病
0
秋田県の状況※2
第49週(11/30~12/6)
秋田県の上位5疾患 (人/定点)
感染性胃腸炎
(2.89)
RSウイルス感染症
伝染性紅斑
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
インフルエンザ
(2.14)
(2.11)
(0.71)
(0.61)
イ ン フ ル エ ン ザ
1
A群溶血性レンサ球菌
咽
頭
炎
8
水
痘
0
感 染 性 胃 腸 炎
32
R S ウ イ ル ス
感
染
症
3
県全体で前週と比較して22%減少。
伝
4
県全体で前週と比較して51%増加。秋田市・能
代・由利本荘・大仙・横手保健所管内で警報!
染
性
紅
斑
県全体で前週と比較して7%増加。
※1 湯沢保健所管内小児科定点4医療機関による。
※2「秋田県の状況」は秋田県感染症情報センター(http://idsc.pref.akita.jp/kss/) の取りまとめによる
ととと
ウイルスによる感染性胃腸炎の患者報告数が急増する時期です。管内の保育園・幼稚園で感染性胃腸炎の集団発
生報告が1件ありました。
県内で7~11月に検出された胃腸炎ウイルスには、ノロウイルス、サポウイルス、アデノウイルス、ロタウイ
ルスがあります。どの胃腸炎ウイルスでも予防対策は同じ。日常の衛生管理をしっかり行うことが、感染拡大をお
さえるのに有効です。
症
感染経路
<食品からの感染>
・感染した人が調理等して汚染された食品
・ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝など
<人からの感染>
・患者のふん便やおう吐物からの二次感染
・家庭や施設内での飛沫による感染
状
<潜伏期間> 感染してから発症まで24~48時間
<主な症状>
・吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日間続
く。感染しても症状のない場合や、軽いカゼのよう
な症状のこともある。
・乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込む
ことによる肺炎や窒息にも要注意。
*厚生労働省ホームページ「ノロウイルスに関するQ&A」もご覧ください。
●インフルエンザ様疾患集団発生(集団かぜ)
…北秋田保健所管内の保育園・幼稚園1件、 秋田市保健所管内の小学校1校(学年閉鎖)