平成28年度使用教科用図書(中学校用)についての市民意見

平成28年度使用教科用図書(中学校用)についての市民意見
意見書数
閲覧者名簿記載者数
男女共同参画センター
215通
76名
山田駅前図書館
119通
29名
拠点中学校
21通
62名
合計
355通
167名
国語
※主な意見
東京書籍
教育出版
光村図書出版
3年生で日本の伝統色を本文で取り上げているが、識別が
難しいと思われる。
平家物語の説明が少ない。
日本を代表する作家の紹介が詳しくまとめられていて、写真
も豊富である。
色覚に障がいのある生徒にも配慮してCUPの外部評価を受
けている点もよい。
夏目漱石や芥川龍之介などのエピソードがあり、学習に広
がりがある。
平家物語の説明が多い。
最後に3学年とも色いろの言葉という箇所があり、さらに識別
が難しいページがある。色の識別が難しい生徒にとってはス
トレスになる恐れがある。
書写
※主な意見
教育出版
社会(歴史的分野)
会社名
東京書籍
教育出版
清水書院
帝国書院
日本文教出版
自由社
育鵬社
学び舎
※主な意見
東京書籍
教育出版
清水書院
帝国書院
日本文教出版
筆や墨が京都や奈良で作られている記載があり、身近な地
域学習で役立つ。
芥川龍之介、宮沢賢治の原稿が載っている。
意見書数
8
2
2
3
4
102
140
24
基本的人権の大切さが記載されている。
平和外交や核廃絶の取組が記載されている。
日本人が悪く書かれていた。
南京事件を南京大虐殺としている。
共生社会の観点が優れている。
戦争について、適切な文言で中立に表現されているものがよ
い。
南京事件を南京大虐殺としている。
基本的人権の大切さが記載されている。
データ資料が豊富ある。
史実に基づいて、歴史が書かれている。
自由社
育鵬社
学び舎
社会(公民的分野)
会社名
東京書籍
教育出版
清水書院
帝国書院
自由社
育鵬社
侵略戦争、植民地支配等、日本による加害の事実を正当化
している。
関東大震災での朝鮮人等の殺人の記載がない。
歴史に忠実である。
戦争を賛美している。
大東亜戦争と記載されているからよい。
神話を大きく取り上げている。
民衆ではなく、天皇と臣下が歴史の主役になっている。
最も正しく昭和史を伝えている。
天皇を神格化している。
沖縄戦の記述が不適切である。
記紀をベースに国の成り立ちが記載されている。
神話を大きく取り上げている。
南京大虐殺の記載が少ない。
日本国憲法はGHQの押しつけである。
侵略戦争を美化・否定している。
特攻隊員の思いなど日本に対して、よい歴史認識を学べる。
日本の歴史に肯定的である。
沖縄戦の記述が不適切である。
天皇中心の歴史が記載されている。
大日本帝国憲法、教育勅語を賛美している。
歴史に忠実である。
愛国心を育てられる。
慰安婦の記述がない。
戦争を賛美している。
福島原発事故の記述が極めて他人事である。
東日本大震災の記述が極めて少ない。
日本のファシズムを冤罪している印象を受ける。
多くの偉人を取り上げている。
民主ではなく、天皇と臣下が歴史の主役になっている。
大政翼賛会を肯定するような記述がある。
アイヌ民族に関する記述が不正確である。
記紀をベースに国の成り立ちが記載されている。
資料として写真が多くわかりやすい。
単元の始まりが具体的なエピソードであり、生徒の興味関心
につながる。
慰安婦問題に関して、河野談話を掲載している。
特攻の心の内面の記述がある。
資料に偏りがない。
主権在民、基本的人権、平和主義が貫かれている。
沖縄戦や核、公害の問題が正しく記載されている。
国民の対場で歴史の真実を伝えている。
自虐史観である。
データ資料が豊富ある。
意見書数
4
2
2
1
57
97
※主な意見
東京書籍
教育出版
清水書院
帝国書院
自由社
育鵬社
理科
※主な意見
東京書籍
教育出版
男女格差についての記述がある。
日常生活に関わった視点がある。
社会の教科書の領土問題について、丁寧に書かれていてわ
かりやすい。
問題意識が多岐にわたっている。
男女格差についての記述がある。
使用後の核燃料についての記載がある。
子どもが訳した子どもの権利条約が載っている。
憲法への言及が乏しい。
生存権を活用する視点が欠けている。
天皇、国旗・国歌、自衛隊について、一方的な記述である。
体系的な日本文化論を明示している。
拉致問題、原発問題の記述が少ない。
基本的人権より公共の福祉と称して、人権の制限ばかり記
述している。
憲法9条の意義を認めず、国防の義務ばかりを強調してい
る。
多文化共生を事実上否定している。
日本国憲法の三大原則を強調していない。
東京オリンピックを過度に評価している。
原発を推進している。
基本的人権より公共の福祉と称して、人権の制限ばかり記
述している。
改憲を推進している。
生存権を活用する視点が欠けている。
天皇、国旗・国家、自衛隊について、一方的な記述である。
自衛隊の国際貢献を一面的に強調している。
愛国心を育てられる。
特攻を美化している。
集団的自衛権に肯定的である。
領土問題について、生徒に排外主義を植え付ける懸念があ
る。
安倍首相の写真が多すぎる。
ジェンダーフリーを否定している。
障がい者差別の具体例を取り上げていない。
君が代を通して日本の素晴らしさを伝えている。
大日本帝国憲法を美化している。
憲法9条の意義を認めず、国防の義務ばかりを強調してい
る。
多文化共生を事実上否定している。
障がい者差別をする側を免罪する主張をしている。
中国の環境破壊だけを強調している。
「いきすぎた平等」などと差別を肯定している。
日本国憲法の三大原則を強調していない。
天皇制度を肯定しすぎている。
労働に関する諸問題の記述がない。
自己中心的な愛国心を刷り込んでいる。
日米安全保障条約の必要性を強調しすぎである。
内部被爆、外部被爆の違いが掲載されている。
事故の危険性についてチェルノブイリしか取り上げていな
い。
英語
※主な意見
東京書籍
学校図書
三省堂
教育出版
光村図書出版
量(特にreading)が多い。
英会話の教科書のようで、文法指導には少し使いにくい。
非暴力、非戦争が教科書の土台となり、英語教育を推進して
いる。
学年が上がるごとに扱っている題材が魅力的になる。(特に
人権について)
基本文が長すぎる。文法項目がまとまっていない。
難易度の高い文法が早い段階で、何の説明もなく出てくる。
その他の意見
現職の先生の意見を優先してほしい。
どこの会社も大差ないと思うので、公正な採択を希望する。
展示会場の案内をしっかり掲載してほしい。
文部科学省の検閲を受けた教科書は、正しく歴史の事実を伝えていない。
文部科学省の検閲を廃止して、世界に通用する教科書を作るべきである。
人権への真の認識に基づかない教科書はやめてほしい。
ICTの観点だけではなく、テキスト(文)で教科書を選んでほしい。
数学は学習の組立から矛盾のない、子どもたちの自由な考えを引き出せる視点が必要であ
る。
英語はフォニックスの視点や単語(発音記号)の取扱の観点が必要である。