別紙4 デジタルコンテンツ配信環境の整備及び運用保守仕様書 1 基本方針 郷土の資料や図書情報館内で行われた講演など、限られた情報を蓄積し配信す ることにより、貴重な資料の保存はもとより、利用者や市民の知る機会の増進を 図ることを目的とする。 2 概要 デジタルコンテンツ配信システムは、デジタル形式で作成されたさまざまな資 料(静止画、動画、テキスト文書、CADデータ等)を蓄積し、各種端末(PC、 スマートフォン、タブレット端末等)のブラウザ経由で利用者が自由に閲覧でき るようにしたデータベースである。 3 システムの要件 (1)システムの構成 ア デジタルコンテンツ配信システムは、コンテンツサーバー及び管理端末で 構成すること。 イ コンテンツサーバーは、配信するコンテンツを登録・蓄積・配信する機能 を有するための管理ソフトウェア及びハードウェアで構成すること。 ウ 管理端末は、コンテンツの編集、登録、配信するためのソフトウェア及び ハードウェアで構成すること。 エ コンテンツサーバーは各種資料を確実に蓄積できる容量があり、管理端末 は登録された資料等を処理するのに十分なスペックがあること。 (2)コンテンツ ア 一般利用者に対して公開の有無を指定できること。 イ IPアドレスによるアクセス制限を設定可能なこと。(施設内限定などの 制限が行えること) ウ バックアップデータを保持すること。また、簡単な操作でバックアップデ ータへ戻すことができること。 (3)その他 ア 登録したコンテンツについては、別に実施される公共図書館システムと連 携することを想定しているため、株式会社図書館流通センターの提供する全 別紙4 件MARC可変長Tタイプに準拠するデータの登録ができること。 4 コンテンツ配信システムについての提案 「3 システムの要件」に基づき、操作性、機能性に優れ、効率よく運営を行 えるシステムを提案すること。 また、利用者が閲覧するページについても、デザイン性、操作性に優れ、スト レス無く使えるものを提案すること。 5 運用方法の提案 配信したコンテンツをより多くの利用者、市民に利用してもらうために、効果 的な運用方法を提案すること。
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