平成26年農業産出額について (PDF document

平成27年12月22日
農 林 水 産 部
プレスリリース
平成26年農業産出額について
本日、農林水産省から平成26年農業産出額が公表されました。本県の農業産出額の状況並
びに増減要因等を以下のとおり取りまとめましたので、お知らせします。
○平成26年の本県農業産出額は、前年から165億円減の2,128億円(▲7.2%)となり、全国第16位
(H25:14位、H24:12位、H23:15位)、東北第3位(過去3ヵ年とも3位)。
○減少の主な要因は、米価の大幅な下落であり、米の産出額は 199 億円減の 668 億円(▲23.0%)。
全国で見ても米の産出額は、前年比▲19.5%。
○一方で、米価下落時のセーフティーネットである、収入減少影響緩和対策(ナラシ対策等)の発
動により、本県には 49 億円が交付。これにより、水稲の所得減少分が一定程度補てんされてい
る。
【参考】JA 全農山形「はえぬき」の概算金:前年比▲23%(H25:11,000 円/60kg→H26:8,500 円/60kg)
○果樹、野菜等の園芸品目の産出額は8億円増加し、過去最高の1,085億円(過去最高額は、
H25の1,077億円)。
・果樹(果実)の産出額は、さくらんぼやりんごの生産量の増加により43億円増加し、過去最高の
642億円(過去最高は、H25の599億円)で、青森県に次ぐ全国2位を維持。特に、さくらんぼは、
産出額が初めて300億円を突破した前年をさらに上回り、過去最高の332億円。(過去最高額
は、H25の308億円)。
・野菜の産出額は、生産量は前年より多かったものの、全国的な豊作基調で価格が低迷したた
め、31億円減少し355億円。
○畜産は、肉用牛や豚の枝肉単価上昇等により18億円増加し357億円。
【主要部門別の産出額】
(億円)
部 門
26年(A) 25年(B)
増減(A-B) 主要品目の増減(H25→H26)
米
668
867
▲199 米価が下がったことによる減少
麦・雑穀・豆類
13
7
6
果実
642
599
43
野菜
花き
いも類
工芸作物
種苗・苗木・その他
355
70
4
5
9
386
70
4
5
13
▲31
0
0
0
▲4
畜産
357
339
18
5
4
1
2,128
2,293
▲165
加工農産物
合計
さくらんぼ(308→332)、りんご(106→114)、
ぶどう(79→91)、西洋なし(52→50)
すいか(50→44)、トマト(39→36)
豚(121→128)、肉用牛(103→110)
乳用牛(81→81)
【問合せ先】
農林水産部農政企画課
課長 吉田 篤史 TEL023-630-2419
[報道監]
農林水産部次長 小林 正弘