H26酒田港取扱貨物量について (PDF documentファイル サイズ: 393Kb)

平 成 27 年 2 月 17 日
山形県港湾事務所
報道機関各位
平成 26 年酒田港の
酒田港の取扱貨物量について
取扱貨物量について
~
~コ
コン
ンテ
テナ
ナ貨
貨物
物量
量が
が過
過去
去最
最高
高を
を記
記録
録~
~
概
要
酒田港の平成 26 年取扱全貨物量は、火力発電所の発電設備の定期点検停止期間が増えたこ
とに伴い、燃料となる石炭の取扱が減少し、昨年より 413,545 トン減の 3,382,116 トン(前年
比 89.1%)であった。
取扱全貨物量は減ったものの、国際定期コンテナ航路のコンテナ貨物量は、
国際定期コンテナ航路のコンテナ貨物量は、港湾機能の強
国際定期コンテナ航路のコンテナ貨物量は、
化、国際定期コンテナ航路の週3便化、花王株式会社酒田工場の増設などにより、輸出
輸出が
輸出 が
6,933TEU※1(前年比 273.2%)
、輸出入合計が 13,799TEU
273.2%)、輸入が 6,866TEU(
6,866TEU(前年比 130.6%)
130.6%)
(前年比
(前年比 177.0%)
177.0%)といずれも過去最高となった。
といずれも過去最高
酒田港の特徴であるリサイクル関係の貨物量※2 は、石炭の取扱減少により石炭灰の発生も
減少したことなどが影響し 503,863 トン(前年比 94.0%)となったが、昨年に引続き 50 万ト
ンを超える水準を維持した。
※1 TEU:20 フィートコンテナ換算のコンテナ取扱個数の単位。40 フィートコンテナ 1 個は 2TEU。
※2 平成 15 年に酒田港は、国土交通省から、生産や消費活動で排出されたものの輸送の拠点となる総合静脈物流拠点港
(リサイクルポート)の指定を受けた。
平成 26 年取扱全貨物量の概要
・・・別紙参考資料-1
平成 26 年コンテナ貨物量の概要
・・・別紙参考資料-2
平成 26 年リサイクル貨物量の概要
・・・別紙参考資料-3
港湾機能強化により2台体制となったリーチスタッカー
担
当:山形県港湾事務所 港湾振興専門員
県土整備部空港港湾課 課長補佐
商工労働観光部経済交流課 課長補佐
報道監:県土整備部次長 中山 正弘
菅原
本間
武田
靖
隆
広幸
0234-26-5634
023-630-2447
023-630-2540(コンテナ)
(参考資料-1)
平成 26 年取扱全貨物量
取扱全貨物量の概要
貨物量の概要
取扱全貨物量については、グラフ1のとおり、火力発電所の発電設備の定期点検停止期間
が増えたことに伴い、燃料となる石炭取扱減が影響し前年比 89.1%であった。外貿貨物は、
前年比 91.3%、内貿貨物は前年比 85.7%でともに減少した。
表1のとおり上位 5 品種は、石炭が 174.8 万トン、石油製品が 35.6 万トン、窯業品が 30.4
万トン、石材が 23.6 万トン、セメントが 16.9 万トンであり、石炭が全体の 51.7%を占め、
上位 5 品種で酒田港全貨物量の 83.2%を占めた。
昨年に比べ、セメントが 0.6%増加したが、石炭が 11.9%減、窯業品が 8.1%減 及び 石材が
37.3%減と3品種において顕著な減少が見られた。
グラフ1
グラフ1 過去5年間の全貨物量
過去5年間の全貨物量の
5年間の全貨物量の推移
(単位:万トン)
500
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
377
380
354
315
238
194
338
230
233
210
122
139
121
150
128
H22年
H23年
H24年
H25年
H26年
外貿
1,936,265
2,379,805
2,329,185
2,299,577
2,099,825
91.3%
内貿
1,216,077
1,393,381
1,211,110
1,496,084
1,282,291
85.7%
合計
3,152,342
3,773,186
3,540,295
3,795,661
3,382,116
89.1%
<前年比>
(単位:トン)
表1 主要品種
主要品種別取扱量の推移
主要品目
(単位:トン)
H23
H24
H25
H26
1,694,087
2,028,337
2,004,734
1,983,479
1,748,283
51.7%
88.1%
石油製品
394,742
414,911
365,901
364,860
356,081
10.5%
97.6%
窯業品(石炭灰等)
232,735
310,876
334,349
330,379
303,770
9.0%
91.9%
石材
307,251
220,389
194,050
376,999
236,205
7.0%
62.7%
セメント
146,005
232,356
137,993
167,808
168,844
5.0%
100.6%
その他
377,522
566,317
503,268
572,136
568,933
16.8%
99.4%
3,152,342
3,773,186
3,540,295
3,795,661
3,382,116
100.0%
89.1%
石炭
酒田港全体
割合
前年比
H25/H26
H22
(参考資料-2)
平成 26 年コンテナ貨物量
コンテナ貨物量の概要
貨物量の概要
コンテナ貨物量については、輸出が前年比 273.2%、輸入が前年比 130.6%、輸出入合計が前
年比 177.0%といずれも過去最高となった。
花王株式会社酒田工場の増設に伴い、輸出では「その他日用品」、輸入では「その他繊維工
業品」「紙・パルプ」が著しく増加した。また、それ以外でも、輸出では「再利用資材」「製
造食品」「その他製造工業品」、輸入では「木製品」「その他製造工業品」が大幅に増加した。
港湾機能の強化(平成 25 年度におけるコンテナクレーン増設など)や国際定期コンテナ航
路の週3便化などにより利便性が向上するとともに、官民一体となったポートセールスの展
開などが貨物量増加に結び付いたものと考えられる。
グラフ
グラフ2
2 過去
過去
5 年間のコンテナ貨物量の
5 年間の
の推移
推移
年間のコンテナ貨物量
年間のコンテナ貨物量の推移
コンテナ貨物量の
(単位:TEU)
16,000
13,799
14,000
12,000
10,346
10,000
8,666
8,000
6,000
4,000
2,000
6,866
7,797
6,745
5,486
5,713
5,259
3,674
6,933
3,601
2,953
2,538
H22年
H23年
H24年
H25年
H26年
輸入
3,674
6,745
5,713
5,259
6,866
輸出
1,812
3,601
2,953
2,538
6,933
合計
5,486
10,346
8,666
7,797
13,799
0
1,812
<前年比>
130.6%
273.2%
177.0%
表2 主要品種別貨物量の推移
(単位:TEU)
輸
品種
その他日用品
H22
出
H23
輸
H24
H25
H26
前年比
H25/H26
品種
前年比
H25/H26
H22
H23
H24
H25
H26
1,006
1,501
1,407
1,022
1,094
107.0%
101
236
62
414
599
144.7%
66
26
30
38
再利用資材
1,040
1,880
1,497
1,522
1,782
自動車部品
231
323
277
253
275
108.7% その他製造工業品
41
216
377
325
537
165.2%
製造食品
31
19
24
53
107
201.9% その他繊維工業品
12
33
31
6
532
8,866.7%
その他製造工業品
36
2
18
35
102
291.4% 紙・パルプ
34
23
2
3
519 17,300.0%
408
1,351
1,107
637
533
2,480
4,736
3,834
3,489
3,585
102.8%
1,812
3,601
2,953
2,538
6,933
3,674
6,745
5,713
5,259
6,866
130.6%
その他
合計
4,134 10,878.9% 製造食品
入
117.1% 木製品
83.7% その他
273.2% 合計
※取扱個数の小数点以下四捨五入
(参考資料-3)
平成 26 年リサイクル貨物量
リサイクル貨物量の概要
貨物量の概要
リサイクル貨物量については、石炭の取扱減少により石炭灰の発生も減少したことなどが
影響し、表 3 のとおり前年比 94.0%となり減少した。
廃プラスチックが前年比で 27.7%増加したが、石炭灰が 7.3%減、金属くずが 14.0%減と大
幅に減少した。
長期的には、リサイクルポートに指定された平成 15 年の 196,821 トンと平成 26 年の
503,863 トンを比較すると約 2.6 倍の増加となっており、また、昨年に引き続き 50 万トンを
超える水準を維持した。
グラフ 3 リサイクル貨物量の
リサイクル貨物量のグラフ
(単位:トン)
600,000
536,292
503,863
468,672
500,000
460,188
412,632
400,000
343,411
328,363
316,734
281,481
300,000
208,004
217,367
196,821
200,000
100,000
0
H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
そ の他※ 3
中 古品( 自動車 関係)
古紙
廃 プラス チック
金 属くず
石 炭灰
表 3 リサイクル貨物量の推移
(単位:トン)
リサイクル貨物量
前年比
H26/H25
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
石炭灰
107,963
120,928
117,253
171,568
183,101
196,712
214,764
232,583
310,031
333,158
327,295
303,490
92.7%
金属くず
77,430
67,761
76,404
83,491
109,705
118,133
67,980
92,110
105,279
101,647
107,852
92,709
86.0%
廃プラスチック
3,260
6,160
8,820
10,180
11,680
10,000
5,620
6,440
8,820
9,520
9,300
11,876
127.7%
古紙
4,560
6,100
8,220
7,940
5,820
5,340
3,720
3,960
9,260
4,918
5,620
5,340
95.0%
中古品(自動車関係)
2,948
5,324
4,852
6,002
6,500
6,600
5,872
4,558
5,248
5,456
4,166
3,636
87.3%
660
1,731
1,818
2,300
11,557
75,847
18,778
3,760
21,550
13,973
82,059
86,812
105.8%
196,821
208,004
217,367
281,481
328,363
412,632
316,734
343,411
460,188
468,672
536,292
503,863
94.0%
その他※3
合計
※3 その他:廃土砂、牛皮(再生資源)、中古重機など