「演習事例」及び事前課題について 平成 27 年度沖縄県児童発達支援管理責任者研修 課題 作成する書類 1 共通事例の概要 様式1 2 「事業所評価」 様式2 3 「地域の関連機関との連携」 様式3 はじめに ◆ 児童発達支援管理責任者研修では、課題は三つあります。以下の説明を読んでいただき、研修当日までに、 それぞれの課題に取り組んでください。 ◆ 研修では、「演習用の共通事例」を活用していきます。 ◆ 事例は、本研修会のために事務局で作成したものですが、実際の事例を元にしておりますので、取り扱い にはご配慮ください。 ◆ 課題2・3については、12部作成していただき、一部は研修二日目の朝(児童分野での研修初日です。)に 会場入り口にある事務局へ提出、他は演習中にファシリテーターの指示で、参加するグループ内の受講生に 配布してください。 課題1: 共通事例の概要 本研修は個別支援計画の立て方を学ぶ研修ではなく、児童発達支援管理責任者の役割を学んでいく研修で す。各ケース担当者の立てる個別支援計画を管理していくことも、大切な児童発達支援管理責任者の役割の一 つといえます。今回の研修では個別支援計画を立てるための、また、立てたものを管理するための役割を学ん でいただくために、演習の中で個別支援計画を立てていただきます。 本配布資料には、演習で検討していく事例を記載しております。事例のイメージを持ち研修に臨んでいただく ために、「演習事例」をしっかりと読み取っていただき、大切な語句や文章だと感じられたところに赤線を引いてく ださい。(事例を十分に読み込むことを、事前に行っていただくためのものです。) 課題2:「事業所評価」 事業所の現状と課題を記入下さい。必ず各項目を記入下さい。事業所の評価や方針等、昨年度の事業報告 や今年度の事業計画の内容に沿うことを記入下さい。一方では、事業所内のスタッフと検討を重ねたうえで、記 入していただく必要がありますので、個人的な思いだけにならないようにしてください。 直接児童関係に所属していない場合は、協力して頂ける事業所を訪れ、その事業所の評価を児童発達支援 管理責任者と共に行って下さい。また、これから事業開始する場合は実施予定の内容を記入ください。 課題3:「地域の関連機関との連携」 所属する事業所・施設における関連機関との連携についてご記入下さい。例を参考にしながら、出来るだけ 詳しくまとめてみて下さい。この課題は、貴事業所・施設を取り巻く地域の中で活用可能な社会資源の状況を把 握するもので、貴事業所・施設の置かれている状況や地域性を理解するための前提となるものです。 「地域の関連機関との連携」の記入の方法 ①改めて、お近くの児童通園施設や行政の窓口、社会福祉協議会、インターネットでどんな機関が地域に あるのかを調べてみましょう。障害者相談支援事業所や特別支援学校、居宅サービス事業者等から周 辺情報を得てもよいでしょう。 ②貴事業所・施設が、現在あるいは将来利用する可能性のある教育・療育機関、サービス提供事業所や医 療機関などについても、必要と考えていれば記入しておきましょう。 ③実際に連携を取っている関連機関については、連携の度合いの強さが(頻繁に連携を取っている・必要 に応じて・児童の入退園の時のみ・相手側から連携を求められた時のみ)図の中でわかるように書き表し てみて下さい。 ④個人的なつながりで、月に一回来てもらって言語指導をしてもらっているなど、関連の機関や組織という わけではなく、個人であっても、大切な療育資源ですから、記入して下さい。その際、その個人が特定で きないように、充分に留意した表記をして下さい。(例:A大学のB先生 月1回) ⑤フォーマルな社会資源のみではなく、インフォーマルな資源もご記入下さい。公民館で実施している子育 てサークルや手作りおもちゃのグループ、事業所・施設の近隣の町内会や、気が向いた時にボランティア としてくるが結構スタッフに影響力のあるCさんであるとか、無理のない範囲でご記入下さい。 ○ 留意点 * 現在は児童関係の事業所に直接は関わっていない方もいらっしゃることと思いますが、勤務している地域 の児童の支援の状況を十分に把握した上で、児童関係者の協力も得ながら、できるだけご記入下さい。 * 事前課題につきまして、記入される内容に私的なつながりや、個人が特定されるような記述は、対象とな る方に同意を得て下さい。(その場合は個人情報が特定できないように処理して下さい。)
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