新年のごあいさつ(PDF形式 353キロバイト)

 これまで進めてきた保育所待機児
童の解消への取組をはじめとした多
組を集中的に推進してまいります。
4つの重点プロジェクトにおける取
年 新年のごあいさつ
弘道館
(水戸藩第9代藩主)
が1841年に創設した藩
:徳川斉昭
校で、水戸城三の丸に建設され、藩校としては日本最大の規模
でした。建学の目的は
「教育によって人心を安定させ、教育を
基盤として国を興す」
。弘道館や偕楽園をはじめとする教育遺
産群は、足利市、備前市、日田市などの構成文化財とともに
「近
世日本の教育遺産群ー学ぶ心・礼節の本源ー」として、平成
年4月に日本遺産に認定されました。休日などには、観光客の
皆さんに水戸の歴史や文化などを紹介・案内する歴史アドバイ
ザー水戸の皆さんが、正庁、至善堂の内部や、孔子廟、八卦堂
など弘道館内を案内しています
平成
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、輝かしい
新春をお迎えのこととお慶び申し上
ごみ処理施設、新市民会館、東町運動
の向上に不可欠な市役所新庁舎、新
とより、まちの発展や市民サービス
―みと魁プラン―の着実な推進はも
ジョンとなる水戸市第6次総合計画
昨年は、水戸市長2期目のスター
トの年として、水戸のまちづくりビ
げます。
27
様な子育て支援や水戸スタイルの教
育の推進、高齢者や障害者などが住
み慣れた地域で安心して暮らせる環
境づくり、安定的な医療提供体制の
強化などへも、引続き、力を注いで
まいります。
ま た、 こ の 秋、 市 内 を 巡 る 初 の
フ ルマ ラ ソ ン 大 会 と な る
「水戸黄門
漫遊マラソン」を実施するとともに、
を 年ぶりに開催いたします。国内
一を決める「世界オセロ選手権大会」
水戸を発祥の地とするオセロの世界
水戸らしい魁のまちを目指して
公園新体育館の4つの大型プロジェ
クトについても、市民の皆様への丁
寧な説明に努めながら、進展させて
まいりました。
また、県内で初めて中核市への移
行を表明するとともに、茨城県央地
域定住自立圏に向けた中心市宣言を
行うなど、水戸の都市力にとどまら
ず、県央地域全体の地域力のさらな
る強化に向けた一歩を踏み出したと
ころであります。
本年も市政の流れをとめることな
く、「魁のまち・水戸」の実現を目指
してまいります。
将来的な人口減少に対応し、若い
世代を引付け、呼込む、魅力ある希
望の持てるまちづくりに向けた地方
創生への取組とともに、みと魁プラ
ンに位置付けた、未来への投資、災害
に強いまちづくり、観光集客力アッ
プ、まちなかにぎわい・活力創造の
全力を尽くしてまいります。
し、幸せを感じられるまちの実現に
たってすべての市民が安心して暮ら
れるような選ばれるまち、将来にわ
訪れてみたい、住んでみたいと思わ
力を高め、にぎわいと交流を創出し、
ためにも、水戸ならではの個性と魅
ていきたいと考えております。その
活性化につながる好循環を生み出し
創造され、その文化が経済や産業の
私 は、 ま ち に 多 く の 人 を 呼 込 み、
交流することによって新たな文化が
を展開してまいります。
磨き上げながら、戦略的なPR活動
よう、本市が誇る地域資源をさらに
外から多くの方にお越しいただける
10
新年おめでとうございます。
市 民 の 皆 様 に お か れ ま し て は、
お健やかに新春をお迎えのことと、
心からお喜び申し上げます。
また、日頃から市議会の活動に
対し温かいご理解とご協力を賜っ
て おりますことに、厚くお礼申し
上げます。
さ て、 我 が 国 に お き ま し て は、
人口減少社会の到来など、さまざ
まな課題に直面しているところで
あり、これらの課題を解決し、将
来にわたり活力ある社会を維持し
ていくため、国と地方が協力して
地方創生に向けた取組を進めてい
るところです。
このような中、地方自治体がそ
れぞれの地域の実情に応じて主体
性を発揮していくことがますます
必要となってきており、市政運営
に当たりましては、市民の皆様の
さまざまなご意見と地域の現状を
踏まえ、適切な政策を推進してい
くということが、これまでにも増
して重要となってきております。
本市におきましても、厳しい行
財政環境が続くと見込まれる状況
にございますが、福祉、教育、道
路等の生活基盤整備など、市民生
活を支える各種事業の着実な実施
と あ わ せ ま し て、 市 役 所 新 庁 舎、
新ごみ処理施設、新市民会館及び
東町運動公園新体育館の4つの大
型プロジェクト、水戸市第6次総
合計画―みと魁プラン―に位置付
大型プロジェクトや行財政改革に
庁舎の整備をはじめとする4つの
いるところです。特に、市役所新
全般にわたり活発な論議を行って
様の多様なご意見を踏まえ、市政
う意思決定機関として、市民の皆
水戸市議会におきましては、市
長とともに二元代表制の一翼を担
おります。
策の推進が、喫緊の課題となって
にわたる持続的な発展に向けた施
地方創生に向けた取組など、将来
けた重点プロジェクト、さらには
水戸市議会議長 村田 進洋
してのご挨拶とさせていただきます。
らご祈念申し上げ、新年にあたりま
市民の皆様にとりまして、幸せで
実り多き年になりますことを心か
申し上げます。
えを賜りますようよろしくお願い
しては、市議会への一層のお力添
ますので、市民の皆様におかれま
の議会活動に鋭意努力してまいり
本年も、さらなる市民福祉の向
上と市政発展に向けまして、日々
積極的な議会活動を行っております。
して慎重な調査、検討を行うなど、
つきましては、特別委員会を設置
市民の皆様とともに
水戸市長 高橋 靖
さきがけ
28
高橋靖水戸市長(前列左)、村田進洋水戸市議会議長(同右)と、歴史アドバイザー水戸の皆さん