多様な働き の推進

CSR
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多様な働き⽅の推進
多様な働き⽅の推進
| ⽅針 | 多様 な働 き⽅の考え⽅
KDDIは、従業員⾃らが考え、仕事とプライベートのマネジメ
ントが実現できるよう業務効率化や労働⽣産性の向上の取
り組みなどワークライフマネジメントを推進しています。また、
時間の経過とともに変化するライフステージの中でもそれぞれ
の持てる⼒を⼗分発揮できるように育児や介護との両⽴⽀
援制度の充実など、柔軟な働き⽅を追求しています。さら
に、年休取得促進⽇と年休取得奨励⽇を年間16⽇、記念
⽇休暇を年間1⽇設定し、有給休暇取得率70%の達成を
⽬標としています。
仕事と育児・介護の両⽴⽀援
制度
| ⽅針 | 仕事 と育児・ 介護 の両 ⽴⽀援 制度
KDDIは、出産、育児、介護などの状況におかれても仕事と
の両⽴ができるよう、産前産後休暇、育児休職、育児短時
間勤務、⼦の看護休暇をはじめ、介護休職、介護休暇や
介護短時間勤務などの育児・介護と仕事の両⽴⽀援に向
けた幅広い制度を導⼊しています。
また、育児休職中の社員については、休職期間専⽤のウェ
ブサイトを利⽤し、上司との連絡やeラーニング受講など休職
中も不安なく過ごすことができるシステムも導⼊しています。
さらに、変形労働時間制を活⽤し、限られた就業時間内で
状況にあわせた柔軟な働き⽅ができる環境も整えています。
これらの制度を活⽤することで、育児休職を取得した社員の
ほぼ100%が復職しています。また、出産や介護などを理由
に退職した社員の再雇⽤制度も整えています。
統合レポート 2015 (ESG 詳細版)
<2015 年 12 ⽉ 11 ⽇⼀部改定>
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統合レポート 2015 (ESG 詳細版)
多様な働き⽅の推進
多様な働き⽅の推進
<2015 年 12 ⽉ 11 ⽇⼀部改定>
| 取り組み | 育児休 職から の復職サ ポート
る基礎知識をはじめとした介護に関する理解を深めました。
KDDI は 、 復 職 前 の 育 児 休
また、介護に直⾯した際や将来の備えとして利⽤できる社内
職者を対象に、仕事と育児を
制度を分かりやすく⽰した「仕事と介護の両⽴⽀援ガイドブッ
両⽴しながら業務成果をあげ
ク」を発⾏し、制度の有効な活⽤推進を図っています。な
| 取り組み |
テ レ ワ ーク勤務 制度 (在宅 勤務 )
るために必要な情報の共有
お、本ガイドブックをスマートフォンで閲覧できる環境も整えて
KDDI は 、 柔 軟 な 働 き ⽅ の
や、職場復帰に対する不安
います。
実現および業務効率の向上
多様なワークスタイル
を⽬的としたテレワーク勤務
を解消することを⽬的とした
復職者向けフォーラムの様⼦
制度を導⼊しています。
ム」を開催してきました。2015年度からは産前休暇前と育
| 取り組み |
次 世代育 成⽀ 援認定 マーク 「く るみん」 の取得
児休職復職後のセミナーを開催し、より充実したプログラムを
KDDI は 、 2009 年 7 ⽉ 、
⽣時やそのほかの都合で出
予定しています。
次世代育成⽀援対策に取
社制限が必要な場合でも業
また、2012年度からは復職予定者の上司に対するセミナー
り組んでいる企業として、厚
務が維持できるよう、ネットワーク設備を拡充し、全社員が
も実施し、仕事と育児を両⽴しながら業務成果を出している
⽣労働省より認定を受け、
柔軟に利⽤できるような制度に改定しました。
社員のヒアリング結果の紹介や、すでに復職者を部下に持つ
「次世代育成⽀援認定
上司によるディスカッションなど、ワーキングマザーがキャリア形
マーク (愛称: くるみん)」
成をしていくために必要な情報を共有する機会を設け、イク
を取得しました。社員に対
ボスへの啓発を継続しています。
する仕事と家庭の両⽴⽀
「育児休職復職前フォーラ
取得した「くるみん」マーク。
⾚ちゃんが⼤事に包まれる「おくるみ」
と、「職場ぐるみ・会社ぐるみ」で⼦ども
の育成に取り組もうという意味が込めら
れています。
2011 年6 ⽉ か ら は 、 災 害 発
テレワーク勤務制度の利⽤
| 取り組み | 変形労 働時間 制
KDDI は、労働時間の有効 活 ⽤を図 るととも に、⽣産 性の
向上と⻑時間労働の防⽌を実現するため、業務量に応じて
援のための取り組みを計
1ヵ⽉および3ヵ⽉単位の所定労働時間を変更できる「変形
| 取り組み | 男性社 員の育 児参加 ⽀援
画・実⾏した結果、育児に関する制度の拡充や、テレワーク
労働時間制」を 導⼊しています 。2011年5⽉には、育児・
KDDIは、男性が配偶者の出産予定⽇または出産後の1ヵ
勤務制度の導⼊などの成果が評価され、認定マークの取得
介護の短時間勤務者にも1カ⽉単位の本制度が適⽤され、
⽉前後に3⽇間を限度とする出産休暇を1⽇単位で有給で
にいたりました。今後も、両⽴⽀援に加え、⼀⼈ひとりがイキ
柔軟な働き⽅が選択できるようになりました。
付与し、男性社員の育児参加のサポートを⾏っています。な
イキと働くことができる環境づくりを進めていきます。
お 、 2014 年 度 は 本 休 暇 を 328 名 が 取 得 し 、 取 得 率 は
評価された取り組み
| 取り組み | 裁量労 働制
84%でした。
1.育児に関する現⾏制度の⾒直し、新制度導⼊
KDDI は 、 2012 年 10 ⽉ 1 ⽇ に 裁 量 労 働 制 を 導 ⼊ し ま し
2.育児休職者が職場復帰しやすい環境の整備
た。裁量労働制の導⼊については、労働基準法の趣旨に則
| 取り組み | 仕事 と介 護の両⽴ ⽀援のために
3.介護に関する現⾏制度の⾒直し
り、労使間にて職種単位で導⼊可否を協議し決定し、対象
KDDIは、介護 問題に対し て社 員の意識を ⾼め 、仕事との
4.所定外労働の削減
者の60%にあたる約1,100名が活⽤しています。
両⽴について考え、備える場として「仕事と介護の両⽴講
5.働き⽅の⾒直しに資する多様な労働条件の整備
座」を、2012年度から継続して実施しています。
6.⼥性の活躍推進や性別役割分担意識の是正
2014年度は、100名を超える社員が参加し、介護に備え