CSR ( 環境・社会 )> 社会 > 統合レポート 2015 (ESG 詳細版) 労働関係構築および職場環境の改善 労働関係構築および職場環境の改善 健全な労使関係の構築 | 取 り 組み | 「 ユ ニ オ ン ・シ ョッ プ 協 定」 の締 結 KDDIは、KDDI労働組合とともに、社員の幸福・会社の発 展に 努力し「 よ り良い KDDIを つ く る」 ことを 目的に 、労働環 (組合活動の自由) ・会社は、組合又は組合の組合員に対し、組合活動の自由 を認める。 ・会社は組合の組合員に対し、正当な組合活動を行ったこ とをもって不利益な取扱いをしない。 境の改善などさまざまな課題について定期的に協議を行い、 (労働協約等の解釈及び疑義に関する取扱い) 交渉に関する協約」等にもとづき、健全な労使関係の構築 ・団体交渉において締結された労働協約等の有効期間中、 に努めています。2011年12月には、管理 職・嘱託社員を その解釈について疑義が生じた場合は、当該協約等を締 除くすべての社員が、KDDI労働組合に加入することを義務 結した機関において解決を図るものとする。 係を構築しています。組合員の割合は、組合加入資格を有 | 取 り 組み | 労 働組 合と の対 話 する社 員の97.6% (12,061 名、2015年3 月末 時点) 2014年度の労使協議は、計18回実施し、労使間の意思 となっています。 疎通を図っています。労使協議などの開催状況については、 また、「社員の配置転換等の取り扱いに関する協約」にもと 随時、KDDI労働組合から組合員に情報が開示されていま づき、発令すべき日の5日前までに配置転換等を通知する す。 ことを労働協約に定めるとともに、通知を受けた本人から苦 | 取 り 組み | 社員 意 識調 査「 K D D I 解 体新 書」 KDDI は 、 毎 年 、 全 社 員 対 象 の 意 識 調 査 「 KDDI 解 体 新 書」を実施しています。2014年度として挙がった課題は次の 「労使関係に関する協約」「組合活動に関する協約」「団体 付ける「ユニオン・ショップ協定」を締結し、労使一体となる関 働きやすい職場づくり 通りです。 ・目標達成に向けた職場単位の一体感が必ずしも高まって はいない ・より高い目標に向けて創意工夫する、一段上のレベルの行 動には、まだいたっていない ・方針や目標に向けて行動することと、フィ ロソフィとの結びつ きが弱い この調査結果は、イントラネットや社内報で全社員へ公開 し、社員から役員にいたる各階層別研修の課題として取り上 情の申し立てを受け付ける体制も整えています。 | 取 り 組み | 労 使一 体 の イ ベ ント KDDIは、2014年11 や、各職場単位での課題とあわせた施策の実施などで改善 労使基本協定(一部抜粋、簡略化) 月、労働組合との共催に を図っています。 よる「KDDIスポーツフェス げると同時に、全社でのコミュニケーション推進施策の実施 した。従業員とその家族約 | 取 り 組み | 企業 ア ク セシ ビ リ テ ィ ・コ ン ソーシ ア ム へ の 参 画 組合員を解雇するような事態を招来しないよう、双方協力 2,200名が全国から集 KDDIは、2013年9月に設立した一 し最善を尽くす。 い、社長を含めた経営幹 (基本的合意事項) ティバル2014」を開催しま ・雇用の安定・確保が労使の重要課題であることを認識し、 ・相互の自主性と権利を尊重し、信頼と協調関係の維持強 化を図り、話合いを基本とした相互理解と相互責任に基づ き、課題の円満な解決に努める。 「KDDI スポーツフェスティバル 2014」 般社団法人企業アクセシビリティ・コン 部とスポーツを通じて交流 ソーシアム (Accessibility を深め、KDDIの結束を高めました。 Consortium of Enterprises (ACE)) に発起メンバーとして参画し ました。 CSR ( 環境・社会 )> 社会 > 統合レポート 2015 (ESG 詳細版) 労働関係構築および職場環境の改善 労働関係構築および職場環境の改善 同団体は、「障がいというダイバーシティを活かした新たな価 2014年度は、海外従業員へのヒアリングを経て英語版を作 2014年7月には、2013年度の活動を対象とした表彰式を 値の創造と企業風土の変革、そしてインクルーシブな社会の 成すると同時に、英語版をベースに各拠点単位で中国語 開 催 し 、 「 社 長 賞 」 3 件 、 「 貢 献 賞 」 1 件 、 「 MVP 賞 」 3 実現を目指し、企業の成長に資する新たな障がい者雇用モ 等、各国語版を作成し啓発を実施。日本から担当役員が 件、「業務品質向上賞」1件の表彰を行いました。 デルの確立と、企業の求める人材の社会に対する発信」を目 世界4ブロックに直接出向き、幹部向けに勉強会を実施しま 的とし、2015年3月末現在、27社の企業が参加していま した。これらの取り組みを通じて、全社員が会社の方向性や す。なお 、KDDI会長の小 野寺 正がACE理事に就任してい 価値観を共有し、結果として社員一人ひとりの成長や、会 ます。 社の持続的発展を目指しています。 | 取 り 組み | 社内 情 報共 有 強化 の ため の取 り 組 み 2014年度 全社員向け勉強会実績 KDDIは、社内の情報共有を強化するため、ストリーミングや 社内SNS (注) などのコミュニケーションツール拡充に取り組ん でいま す。社員が 自席の PCにて 、会社の 方針発表 などを ラ イブやオンデマンドで視聴することや、各社員の意見、他部 門の情報、会議資料を簡単に閲覧できるよう環境を整備し ています。これにより経営層からのメッセージや社内の情報を 円滑かつ迅速に共有することが可能となっています。 2014年度は、合計6回 、経営 層のライブ放送を実施 しま した。 注 Social Networking Service: 人 と人 との交流を 目 的に したウェブサービス | 取 り 組み | 「 K D D Iフ ィ ロソ フ ィ」 の 浸 透 KDDI は 、全社 員が 「 KDDIフ ィ ロソ フ ィ 」 に 基づ い て 行動す ることを目指し、さまざまな浸透活動を実施しています。 社員自ら企画・運営する勉強会には、組織や部門を超えて 全社員が参加します。また、アプリケーション・ポスターなどの ツールを活用した、グループ単位での勉強会や浸透活動等、 組織ごとに工夫をこらした取り組みを行っています。 延べ実施回数 833回 参加延べ人数 36,953名 | 取 り 組み | 年 金制 度 KDDIは 、 企業 独自 の 退 職金・ 年金制 度を 導入 して お り 、 別組織である「KDDI企業年金基金」がその運営にあたって い ま す 。KDDI企業年金制度は「 確定給付企業年金」 で 、 会社が拠出した掛金を年金資産として、KDDI企業年金基 金が将来の給付に見合った額となるよう運用しています。 KDDI企業年金基金で は、基金の 加入者、受給者が 現在 そして将来にわたって安定した生活を過ごせるよう公正かつ 厳格な基金運営に努めるとともに、長期にわたって持続可能 な企業年金制度の確立に向けて取り組んでいます。 社内コミュニケーションの推進 | 取 り 組み | 「社長賞」「 貢献賞」「 MVP賞」「 業 務品 質向 上 賞」 な ど の 表彰 式を 開催 KDDIは、社員を対象とした表彰制度を導入し、社員のモチ ベーションアップ、連帯感の向上を図っています。
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