2014年11月28日発行 ISSN 1342-5250 3878 2014年(平成26年)11月28日発行 介護特集 仕事と介護の両立支援 事例 先進企業の介護支援の取り組み (大成建設/丸紅/SCSK/三州製菓) 解説 「福利厚生」 から 「事業戦略」 へ 質的転換を遂げる職場の介護両立支援 調査 介護経験のあるビジネスパーソン309人に聞いた 仕事と介護の両立実態 (労務行政研究所) 実務解説 過労死・過労自殺と企業の労務管理のポイント 過労死・過労自殺を引き起こさないためのチェックリスト付き 労働法令 自動車や自転車等での通勤者に対する通勤手当の非課税限度額を引き上げ 労働判例 志願者激減から外国語学部を改組し、3年後に冗員となったドイツ語教授らの整理解雇は有効。 解雇回避努力に欠けるとして解雇を無効とした1審判決は取り消す (獨協学園事件 大阪高裁 平26.6.12判決) 相談室Q&A 退職予定者が退職日を早めたいと申し出た場合、 認めなければならないか 業務に必要な資格を一定期間以内に取得しなかった従業員に対し、 資格取得援助金を返還させられるか 時間単位年休が休憩時間と重複する場合の賃金控除の取り扱い 年度途中で所定労働時間を変更した場合、時間単位年休で取得できる時間数も変わるか 業務命令でツイッターやフェイスブックへの登録・フォロー等を強制できるか 自社商品を私的かつ悪意をもって過大評価し、会社の評判をおとしめる行為を繰り返す社員にどう対応すべきか 短期間の職歴を職務経歴書に記載しなかった中途採用者を懲戒解雇できるか 労災で骨折した社員が通勤・通院する際のタクシー代は、 会社が負担しなければならないか 第 3878号 (14.11.28) TOPICS 8 ニュース 労政ニュース 「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案」が参議院で可決/個人型 DC対象者や転職 時における企業年金の資産移管の拡充/年次有給休暇の時季指定義務を厚労省が提示 等 10 労働法令 ここに注目 労働法令のポイント 自動車や自転車等での通勤者に対する通勤手当の非課税限度額を引き上げ 13 労働関係法令一覧(平成26年10月分) 14 労働判例 労働判例 SELECT 志願者激減から外国語学部を改組し、 3 年後に冗員となったドイツ語教授らの整理解雇は有効。 解雇回避努力に欠けるとして解雇を無効とした 1 審判決は取り消す(獨協学園事件 大阪高裁 平26. 6.12判決) 特集 1 介護特集 仕事と介護の両立支援 事例編】 16 先進企業の介護支援の取り組み 介護は“他人事ではない”という意識を浸透させ、職場全体を変えていく 19 大成建設 介護セミナーや冊子配布などの施策を展開、社員の声を聞きながら制度の使い勝手を向上させる 30 丸紅 「情報提供」 「個別相談・支援体制強化」を重点に、介護へ備える意識づくりと会社全体で取り組む姿勢を発信 37 SCSK 「年休100%取得」推進の風土による“働きやすさ”が特徴。情報提供、個別支援、風土醸成の 3 本の柱で社員を支援 45 三州製菓 中小企業ならではの細やかさで社員同士が支え合う。キーワードは「お互いさま」「一人三役」 解説編】 53 「福利厚生」から「事業戦略」へ 質的転換を遂げる職場の介護両立支援 拡大する取り組み格差。もう手をこまねいてはいられない… 今、何が必要か? 何から始めたらいいのか? おち とよこ 医療・福祉ジャーナリスト、高齢問題研究家 調査編】 63 介護経験のあるビジネスパーソン309人に聞いた 仕事と介護の両立実態 仕事と介護の両立のための会社に対する要望は、 「従業員ニーズを把握してほしい」が24%で最多 (労務行政研究所) 2 労政時報 第3878号/14.11.28 特集 2 78 実務解説 過労死等防止対策推進法の施行に際して再確認する 過労死・過労自殺と企業の労務管理のポイント 過労死・過労自殺を引き起こさないためのチェックリスト付き 佐久間大輔 弁護士 つまこい法律事務所 第 1 部 法律解説編……79 [ 1 ]現状……79 [ 2 ]過労死等防止対策推進法の内容……79 [ 3 ]過労死等防止対策推進法が企業実務に与える影響……80 第 2 部 判例解説編……81 [ 1 ]損害賠償責任の法的根拠と要件……81 [ 2 ]過労死・過労自殺に関する主要裁判例……81 第 3 部 企業実務編……86 [ 1 ] 予防義務……86 [ 2 ]1 次予防……86 [ 3 ]2 次予防……91 [ 4 ]3 次予防……91 DATA BOX 98 従業員の採用と退職に関する実態調査─懲戒、退職、解雇編(労働政策研究・研修機構) 企業 ZOOM IN⇔ OUT 104 パソナグループ 育休復職後の不安を解消する「IDOBATA会議」など、女性活躍支援策を多数展開し、復職率100%を達成 112 相談室Q&A 退職予定者が退職日を早めたいと申し出た場合、認めなければならないか……112 業務に必要な資格を一定期間以内に取得しなかった従業員に対し、資格取得援助金を返還させられるか……114 時間単位年休が休憩時間と重複する場合の賃金控除の取り扱い……116 年度途中で所定労働時間を変更した場合、時間単位年休で取得できる時間数も変わるか……118 業務命令でツイッターやフェイスブックへの登録・フォロー等を強制できるか……120 自社商品を私的かつ悪意をもって過大評価し、会社の評判をおとしめる行為を繰り返す社員にどう対応すべきか……122 短期間の職歴を職務経歴書に記載しなかった中途採用者を懲戒解雇できるか……124 労災で骨折した社員が通勤・通院する際のタクシー代は、会社が負担しなければならないか……126 労政時報 第3878号/14.11.28 3
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