エコユニットフロアー PIT50S 施工要領書

エコユニットフロアー
PIT50S
施工要領書
株式会社 キタイコーポレーション
C013-2011b
仕様
本体
ストレートフタ
センターフタ
■エコユニットフロアーPIT50S
・全体寸法 500×500×50(mm)
76
76×32(mm)
・材質 本体:リサイクルPP樹脂 ストレートフタ:リサイクルPP樹脂
センターフタ :PET樹脂
・製品重量
(□500)
・配線溝スペース
約9.5kg/㎡ 荷重試験
中央位置・辺中央位置
3000N時たわみ4mm以下・最大荷重6000N以上 衝撃負荷後の荷重試験
外観異常なし
3000N時たわみ4mm以下・最大荷重6000N以上
製品表示
(エコユニットフロアーPIT50S)
13
8.
8
・性能(JIS A 1450:2003) 施工手順
床の清掃
床スラブは金ごて仕上げを基本とし、 突起物を除去して下さ
い。
割付・墨出し
清掃後、ベースシートを敷き込みます。その上に割付図面に従
いセンター割りを原則として敷き込み基準線を下地に2mピッ
チで墨出しします。
敷き込み(パネル)
敷き込み基準線に従い敷き込みます。
本製品はプラスチック製であるために、 季節の温度変化による
外寸法の変化が原因で床の隆起が発生する可能性がありま
す。施工の際には図1、 図2、 図3を参考に正しく施工して下さ
い。(※重量物の設置場所には必ず3㎜程度の鉄板をパネル上
に設置するなどの長期荷重対策を行って下さい。)
①
図1
図2
壁際で500 ㎜ 以下となる箇所は 左図のようにエコユニット H50S 又は、 F5
0 S をボーダー材として使用して下さい。なお、 その際には壁との隙間が3
㎜ 程 度になるように調 整して下さい。ま た、 カット加工を施した物について
は必ず専用補助脚で補強して下さい。
※エ コユ ニットフロアー PI T50 S には カット加工し ないで下さい。
隆 起防止のため、嵌 合 部が図 a のように変形し ないように注意して下さい。
ジョイ ント (図 b) は、
必ず使用して下さい。
製品名 ( エコユニットフロアー PI T50S)
を目安に、一定方向に施工して下さい。
図a
図b
図3
※本製品は、敷き込み時に必ず配線穴が半円形状になるように、出荷時に本体・ストレート
フタ・センターフタの組立て方向を一定にしています。 配線穴は敷き込みの向きを
統一することで、全て半円形
状となります。
出荷時の状態
△マーク
配線量が半円形状の配線穴では足りない場合は、ストレートフタ又は
センターフタの向きを変えて、配線穴の形状を丸形にして下さい。
※ストレートフタの取付けは、△マークを合わせて嵌め込んで下さい。
※本体の向きを変えることによる調整はしないで下さい。
※必要性のない配線穴は、必ず半円形状にしておいて下さい。
目地に対して最低5㎝は
またがせ貼りをしてください。
敷き込み(カーペット)
■接着剤の塗布 (図 4)
敷き込んだパネルにカーペット用の墨出しを行 い、 接着剤(タイルカーペット用ピールアップボン
ド)を塗布していきます。
■敷き込み (図 5)
カーペットは本体の中心を基本として施工する 図4
“またがせ貼り”として下さい。(表面は市松模様 になるようにします。)
完了
作業完了時には “ガタツキ” “目地合わせ”“段差”
“汚れ”等の確認をして下さい。
②
図5
取付図
【スロープ】
※H50S用スロープをご使用下さい。(エコユニットフロアーH50S/F50Sタイプ兼用)
見切り板
印:ビス位置
印:スライド接合部
400
【カマチ】
※H50S用カマチをご使用下さい。(エコユニットフロアーH50S/F50Sタイプ兼用)
※取り付け例
カマチ
ベースシート
カマチ固定用部材
③
注意
施工時のご注意
・本品はOAフロア専用の床材です。他の用途にはご使用にならないで下さい。
・施工の際は本施工要領書を参考にご理解の上、順序に従って施工して下さい。
・搬入時・施工時などでパネルを取り扱う時は手袋を着用して下さい。
ケガをする原因になります。
・搬入時・施工時などに本製品を落下させたり投げたりしないで下さい。
強度低下の原因になります。
・搬入時・施工時などに本製品上に重い物を落下させたり踏み台の上から
飛び降りたりしないで下さい。強度低下の原因になります。
・搬入時・施工時などに本製品の近くでの火気の取り扱いは避けて下さい。
火災の原因になります。
・施工後、金庫・書庫などの重量物を設置する場合は、事前にご相談下さい。
また重量物の配置替えを行う場合は、補強工事等が必要な場合がありますので
事前にご相談下さい。
・施工後、頻繁に台車が通る可能性がある場合は、事前にご相談下さい。
ご使用時のご注意
・施工後、パネルは必要時以外ははずさないで下さい。
・施工後、配線の変更などでやむなくパネルをはずす場合は、その周りに柵など
をして下さい。落下事故の原因になります。
・施工後、パネルをはずして元に戻す際は、配線の上にパネルが乗らないように
注意して下さい。断線の原因になります。
・カマチ、スロープの設置場所では段差に脚を引っ掛けないようにご注意下さい。
ケガの原因になります。
④