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応用薬理学 2014 神経伝達物質関連の問題
神経伝達物質とその関連問題(11/28 出題)
誤文を赤字で示す 問題文横の数字は正答率
1. アセチルコリンを略記するとき “Ach”と記す。 86.5%
2. セロトニンは脳内に存在しない。 85.6%
3. セロトニンの別名は 5-ヒドロキシトリプトファンである。40.5%
4. ACh は構造内にエステル結合を持つ。 87.4%
5. グリシンは、光学活性がない。 66.7%
6. アドレナリンは 1 級アミンである。 80.2%
7. ACh の分解産物は、コリン と
アセチル CoA である。67.6%
8. NM 受容体が刺激されると、その細胞には Na+が流入する。 55.0%
9. チロシンからの生合成経路において、ノルアドレナリンはアドレナリンの前駆物質である。82.9%
10.
ACh の構造式は右図である。 45.1%
11.
コリンエステラーゼは ACh からカルボン酸を生成する。61.3%
12.
チロシンは芳香族アミノ酸である。 80.2%
13.
トリプトファンは芳香族アミノ酸である。 73.0%
14.
交感神経の興奮により、気管支平滑筋の cAMP 濃度は上昇する。 66.7%
15.
体内メラトニン量は、一般的には夜間に多い。 71.2%
16.
GABA はアミノ酸である。 74.8%
17.
セロトニンは、分子内にクマリン骨格を持っている。 55.0%
18.
ACh は、コリンの状態で神経終末へ再取り込みされる。 81.1%
19.
GABA はグルタミン酸の脱炭酸反応によって生じる 。72.3%
20.
クレンブテロールは、気管支喘息を改善させる。 67.6%
応用薬理学 2014 神経伝達物質関連の問題
21.
アドレナリンα2 受容体、GABAB 受容体はともに Gi タンパク質共役型受容体である。 66.7%
22.
血液検査で検出されるコリンエステラーゼは、主に偽性コリンエステラーゼである。 85.6%
23.
イプラトロピウムとアンベノニウムは同じ作用機序である。64.9%
24.
血管収縮の実験で、内皮細胞の有無を確認するときにはアセチルコリンが有効である。 75.7%
25.
シロドシンとプラゾシンのうち、起立性低血圧を起こしやすそうなのはプラゾシンである。 69.4%
26.
オピオイドμ受容体は Gi タンパク質共役型受容体であり、κ受容体は Gq タンパク質共役型受容体である。
27.
体内のセロトニンは、脳内にもっとも多く存在する。 49.6%
28.
モサプリドは、セロトニン 5-HT4 受容体を刺激して腸運動を促進させる。 55.0%
29.
ツボクラリン粉末を経口摂取すると呼吸困難になって死ぬ。73.4%
30.
交感神経・副交感神経をともに刺激した場合、心拍数は減少すると予想される 61.3%
31.
スマトリプタンは、セロトニン 5-HT1B/1D 受容体を遮断して脳血管を収縮させる。 45.1%
32.
アンギオテンシンⅡAT1 受容体は Gq タンパク質共役型受容体である。 73.9%
33.
ネオスチグミン投与中にスキサメトニウムを投与すると、スキサメトニウムの作用が減弱する 40.5%
34.
薬剤性パーキンソニズムは中枢性コリンエステラーゼ阻害薬によって改善される。 33.3%
35.
バレニクリンとニコチンを併用すると、ニコチンの作用は減弱する。 64.9%
36.
バレニクリンのニコチン受容体に対する内活性は 0 である。 78.4%
37.
アドレナリンβ3 受容体の刺激薬は、現在日本国内で使用されていない。 55.7%
38.
AMPA 受容体は、カルシウムチャネルを内蔵している。 82.9%
39.
チラミンは、神経終末からのカテコールアミンの再取り込みを阻害する。 51.4%
40.
チラミンの連用に伴う作用減弱の現象を、ナルコレプシーという。42.3%