枠組壁工法建築物 構造設計の適用範囲のポイント - 日本ツーバイフォー

枠組壁工法建築物
構造設計の適用範囲のポイント
枠組壁工法は性能規定化により構造方法等が拡大され、構造設計の自由度が増した結果、多様な用途の建築物に供することが出来ることとなりました
※
第4第三号
頭つなぎを設ける
第5第十一号
耐力壁の隅角部、交さ部のた
て枠本数が、204は3本以
上、206は2本以上
第5第九号
壁量(壁倍率)の計算方法
第5第五号
耐力壁線区画面積72㎡以下
(区画長辺/区画短辺≦2)
※
床根太間隔65cm 以下
※60 ㎡以下は長短比率の規定なし
Ly2
Ly1
※支持壁は鉛直荷重のみ負担、間仕切り壁は荷重負担しない壁
上記仕様のうち1つでも適用除外になれ
ば、許容応力度計算
が必要(2階建以下も同様)
第5第六号
第 10 第二号
※第 10 第二号は上記以外に、第3第二号(アンカーボルトの規定)
、
第4第七号(床版のくぎ打ち規定)
、第5第十五号(壁のくぎ
打ち規定)
、第7第九号(小屋組のくぎ打ち規定)の適用除外
がある。
第 20 条第三号
4階建以上※は
許容応力度計算+保有水平耐力計算が必要
第十二(九)
第4第二号
開口部の幅が4m以下
L1、L2≦4m
第5第十二号
開口率が3/4以下
(L1+L2)/Lx≦3/4
第5第十二号
耐力壁線間の距離12m以下
Lx、Ly1、Ly2≦12m
第5第六号
上記仕様のうち1つでも適用除外になれ
ば、許容応力度計算+(偏心率≦0.15)
が必要(2階建以下も同様)
第 10 第一号
大規模建築物の事例
仕様規定の適用除外に関係なく構造計算が必要な建築物
3階建、軒高9m超、高さ13m超、
延べ面積 500 ㎡超は
許容応力度計算が必要
床根太スパン8m以下
構造計算なしに建築可能な建築物(ただし、十分な構造検討が必要)
基準法
※1 階 RC 造+4 層ツーバイフォーで 5 階建の実績有
セットバック
オーバーハング
スキップフロア
4階建の事例
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