1~2月菜園管理 - JA小松市

≪平27年1~2月の菜園管理≫
本年もよろしく
お願いします
JA小松市ふれあい園芸相談
1~2月の菜園管理
愛情を注いだ家庭菜園でとれた野菜は、
いつも新鮮・旬の野菜の味は最高です。
あなたの美味しい野菜はどこにも売っていません。
家族や友達みんなが楽しみに待っています。
◇◆◇
◆◇
1~2月のポイント
◇◆◇
○
今年1年の計画を立てましょう
家庭菜園は楽しむことがいちばん.
「年間栽培こよみ」(P-4~7)を参考に
こたつに入って何をつくるか考えよう.
-ヒント-
作りすぎないこと
・広すぎると重労働で長続きしません.
・管理不良でよいものがとれません.
○
タマネギの追肥は早めに(P-8)
2月の追肥がタマネギの肥大を左右します.
○
イチゴの追肥と黒マルチ(P-9)
○
家庭果樹の剪定(P-10)
遅くとも2月末には完了しましょう.
ただし、イチジクの剪定は3月です.
○
家庭果樹の病害虫防除(P-11)
越冬病害虫防除が重要です.
今年の「ふれあい園芸相談」予定日はP-3に記載
-1-
◇◆
≪平27年1~2月の菜園管理≫
1
1~2月の主な作業ごよみ
凡例・○:は種(種まき)、△:移植、◎:定植、●:追肥(g/㎡)、■:収穫、▲:各種作業
野 菜 名
1
月
2
月
ポ
イ ン ト
【野菜類など】
イチゴ
キャベツ
●③▲~3中
③回目の追肥(サンフルーツ20g)後、黒色
追肥・マルチ
マルチをし地温の上昇と雑草対策..
■■■■■■■■■
(10下~1下どり)
キャベツ
●
追肥:雪どけ後.S604:20g.
(5~6月どり)
雪どけ後
追肥(止肥え):結球始め.
ブロッコリー
●
去年の株は、追肥をして大きな脇芽を
雪どけ後
収穫しましょう.
タマネギ
●
追肥:2月の追肥でタマネギの肥大が
雪どけ後
すすみます.S604を40g.
ラッキョ
追肥(3中):A801を40g.
エンドウ
● ~ 3中
(秋まき)
雪どけ後
追肥:S604を10g.
エンドウ
種まき:3中.石灰はやや多めに.
(春まき)
連作できないので5~6年休む.
∩ ~
ソラマメ(秋まき)
〃 (春まき)
春まき ○
秋まきの追肥(3上):
~ ○
S604を10g.
【花類など】
シンビジウム
室内の日当たりに置く.
肥料は4月までやらない.
温度8~20℃.25℃以上にしない. 水は乾いたら4~5日に1回.
ポインセチア
シクラメン
室内の日当たりに置く.
液体肥料を10日に1回(通年).
温度8~20℃.
水は乾いたらたっぷり.
室内の日当たりに置く.温度10~20℃. 水は乾いたらたっぷり.
夜15℃以上では徒長する.
肥料は置き肥え(1.5~2か月に1回)
【家庭果樹】
ウメ、カキ、モモ 剪定
~
▲
樹液が動かない厳寒期に行いましょ
など一般果樹
う.
イチジク
3月になってから剪定.厳寒期の剪定
は樹を傷めるのでやめましょう.
一般果樹
~
▲
(P-11)
-2-
冬期防除(発芽前)
≪平27年1~2月の菜園管理≫
2
ふれあい園芸相談
*** ふれあい園芸相談 ***
家庭菜園の基礎や管理について楽しく分かりやすく学べる「ふれあい園芸相談」を下記
のとおり実施します。
■ 各支店日程表
時間:13時30分~15時30分
支店名
だいいち
第1回
第2回
第3回
2月 3日 火 4月 7日 火 6月 9日 火
白江地区
2 月 4 日 水 4 月 8 日 水 6 月 10 日 水
中海
2 月 13 日 金 4 月 10 日 金 6 月 12 日 金
国府
2 月 12 日 木 4 月 9 日 木 6 月 11 日 木
粟津
2月 6日 金 4月 3日 金 6月 5日 金
矢田野
2 月 18 日 水 4 月 15 日 水 6 月 17 日 水
那谷
2 月 19 日 木 4 月 16 日 木 6 月 18 日 木
みゆき
2 月 17 日 火 4 月 14 日 火 6 月 16 日 火
月津
2 月 20 日 金 4 月 17 日 金 6 月 19 日 金
今江
2 月 24 日 火 4 月 21 日 火 6 月 23 日 火
本江地区
2 月 25 日 水 4 月 22 日 水 6 月 24 日 水
松東
2 月 26 日 木 4 月 23 日 木 6 月 25 日 木
西尾地区
2 月 27 日 金 4 月 24 日 金 6 月 26 日 金
板津
2月 5日 木 4月 2日 木 6月 4日 木
牧
1 月 28 日 水 4 月 1 日 水 6 月 3 日 水
注1)白江地区の皆さんは旧白江支店の2階での開催です。
注2)本江地区の皆さんは旧本江支店の2階での開催です。
注3)金野・瀬谷地区の皆さんは松東支店での開催です。
注4)西尾地区の皆さんは沢町公民館の開催です。
(注1)
(注2)
(注3)
(注4)
第4回
18 日
19 日
21 日
20 日
28 日
12 日
6日
11 日
7日
4日
5日
30 日
31 日
27 日
26 日
8月
8月
8月
8月
8月
8月
8月
8月
8月
8月
8月
7月
7月
8月
8月
火
水
金
木
金
水
木
火
金
火
水
木
金
木
水
第5回
10 月 20 日
10 月 21 日
10 月 23 日
10 月 22 日
10 月 30 日
10 月 14 日
10 月 15 日
10 月 13 日
10 月 16 日
10 月 6 日
10 月 7 日
10 月 8 日
10 月 9 日
10 月 29 日
10 月 28 日
火
水
金
木
金
水
木
火
金
火
水
木
金
木
水
※日程は変更になることがあります。最寄りの支店で事前にポスターなどでご確認くだ
さい。
*** 現地診断 ***
1 日程:火~金(祝祭日、年末年始を除く)
時間:9時30分~16時30分(水・木曜日は13時30分~16時30分)
2 受付は最寄りの支店へお願いいたします。
3 園芸相談開催時は、園芸相談が優先になります。
※都合により、ご希望に添えない場合がありますのでご了承下さい。
*** テレホン園芸相談 ***
◆野菜を中心に家庭菜園のちょっとした疑問にお電話でお答えします。
◎相談日:毎週水曜日(祝祭日を除く)
◎相談時間:9時30分~12時
◎電話:23-4054(園芸課)
-3-
≪平27年1~2月の菜園管理≫
3
年間栽培ごよみ(1)
・凡例:○=は種(種まき)、◎=定植、■=収穫、∩=トンネル
野 菜 名
1
2
3
アスパラガス
4
5
○ ~
6
7
8
9
10
11
○
■■■■■■
▲茎刈り
イチゴ
▲▲ ◎~◎
■■■■
インゲン
採苗
○○
■■■
(サヤインゲン)
○○
エダマメ
○ ~ ○
■■■■
■■■■
○○
エンドウ
○
オクラ
カブ
○~○
○○
■■■■■■■
(購入苗)◎~◎
■■■■■■■■■■■
直まき○~○
■■■■■■■■■
∩
~
∩
○~○
○~○
カボチャ
■■■
■■■■
■■■■■
■■■
■■■■
(購入苗)◎◎
■■■
○
キクイモ
キャベツ(1)
ハウス育苗 ○ ~ ○◎~◎
■■■■
■■■■■
◎◎
(2)
(3)
■■■■■
○~○ ◎~◎
■■
〃
○○
■■■■■■■
(購入苗)◎◎
クキタチ
コナ
ゴボウ
◎◎
○○
(購入苗)◎◎
■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■
クキタチ○○
■■■
■
コナ○
○~○
■■■■■■■
■■■■
○○
■■■
○○
サツマイモ
◎◎
■■■■■■■■■
○○
コマツナ
■■■■■■■
■■■■■
○
キンジソウ
■■■■■■
◎◎
○○
■■■■■■
キュウリ
■■■
○○
○○
〃
12月
(購入苗)◎ ~ ◎
※は種~収穫までの目安です。栽培の参考にして下さい。
-4-
■■■
■■■■■
≪平27年1~2月の菜園管理≫
年間栽培ごよみ(2)
・凡例:○=は種(種まき)、◎=定植、■=収穫、∩=トンネル
野 菜 名
サトイモ
1
2
3
4
○
5
6
7
8
9
◎~◎
11
■■■
○~○
■■■
○○
シュンギク
∩~∩
■■■■ 露地○○
ショウガ
■■■■■
○○
スイカ
■■■
∩ ~ ∩
(購入苗)◎~◎
スイートコーン
■■■
○
■■
○
セルリー
○
■■
◎
∩○○∩◎◎
■■■
■■■
❀
ダイコン
■■■■
○~○■■■■■■■■
○~○
ソラマメ
12月
■■■
○○
ジャガイモ
10
○○
■■■
晩抽系○
■■
○
■■
○~○
タマネギ
■■■
○
◎
■■■
トウガン
(購入苗)◎~◎
■■■■■■■■■■■
直まき○~○
■■■■■■■■■
トマト
◎~◎
■■■■■■■
(購入苗)
ナガイモ
○○
ナス
■■■■■
◎~◎
■■■■■■■■■■■■
(購入苗)
ニガウリ
○○
■■■■
(ゴーヤ)
ニラ
○○
◎~◎
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ニンジン
○~○
■■■ ○
■■■■■■■
○~○
ニンニク
■■■■■
○~○
■■■
※は種~収穫までの目安です。栽培の参考にして下さい。
-5-
≪平27年1~2月の菜園管理≫
年間栽培ごよみ(3)
・凡例:○=は種(種まき)、◎=定植、■=収穫、∩=トンネル
野 菜 名
1
2
3
ネギ(1)
4
5
6
○○
■■■■■
〃 (2)
7
8
◎◎
○○
9
◎◎
■■■■■
■■■■■■■■
◎◎
■■■■ 金沢○
~∩
ハクサイ
■■■■
◎◎
羽黒○○
○
○○◎
◎
ピーマン
∩◎~◎
■■■
(購入苗)
ハヤトウリ
12月
■■■■■■
(購入苗)◎~◎
羽黒一本太
11
■■■■■■■
(購入苗)◎
〃 (3) 金沢一本太
10
■■■■
■■■
◎◎
■■■■■■■■■■■■■
(購入苗)
フジマメ
○○
ブロッコリー
◎~◎
カリフラワー
(購入苗)
ホウレンソウ
○
■■■■■■■
■■■■
○~○◎~◎
■■■
○○
■■■
○○
○○
(プリンス)
■■■
○○
ミョウガ
メロン
■■■■■■
トンネル○~○
■■■
◎◎
露地○○
■■■■■■
◎◎
モロヘイヤ
○
ラッカセイ
○○
■■■
◎
■■■■■■
■■■
ラッキョ
○○
■■■
レタス
○~○◎~◎
■■■
○○ ◎◎
レンコン
○
○
■■■■■■■■■■■■■
※は種~収穫までの目安です。栽培の参考にして下さい。
-6-
■■■
■■■■■■■■■■■■■
≪平27年1~2月の菜園管理≫
年間栽培ごよみ(4)
・凡例:○=は種(種まき)、◎=定植、■=収穫、∩=トンネル
野 菜 名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12月
【中国野菜】
エンツァイ
コールラビー
○~○
○~○
■■■■■■■■■■■
■■■
○~○
チンゲンサイ
○
~
パクチョイ
■■■
○
■■■■■■■■■■■■■■■■■
ツァイシン
○
~
○
■■■■■■■■■■■■■■■■■
ツルムラサキ
○ ~ ○
■■■■■■■■■■■
バイアム
○ ~ ○ ■■■■■■■■■■■■
フォンツァイタイ
○~○ ◎~◎
■■■■■■
【その他】
アズキ
○
ゴマ
コンニャク
○~○
○
✿~✿
■■■
■■
■■
山吹の咲くころ
※は種~収穫までの目安です。栽培の参考にして下さい。
-7-
(JA小松市園芸課:宮野清治)
≪平27年1~2月の菜園管理≫
4
春作業の準備
春野菜の生育促進と春作業をスムーズに進めるため、2月20日ころになっても畑に
雪がある場合は、燻炭や堆肥を散布し雪解けを早めましょう。
散布前に雪の表面に凹凸をつけるとより融雪効果があります。
・散布資材:燻炭、みのり堆肥など
・散布量 :1㎏/㎡
5 越冬野菜の管理
(1)越冬野菜の当面の管理
ア 防除(雪腐れ対策)
・対象野菜:越冬野菜全般
・防除期 :3月5日ころまでに
・薬剤名 :Zボルドー 500倍液(水10リットルに薬剤20㌘)
・散布方法:株元中心に全体にかかるよう散布しましょう。
イ 追肥(春肥え)の施用
施肥量:㎡当たり
野
菜
名
施
肥
期
肥料名
施肥量
備
考
イチゴ
融雪後~3/中
サンフルーツ
20g
有機質主体の肥料
タマネギ
融雪後~2/中
S604
40
2回目は3月の止肥え
エンドウ(秋まき) 融雪後~3/中
S604
10
収穫中は肥切れ注意
ソラマメ(秋まき) 融雪後~3/上
S604
10
株間に穴肥え
秋まき春どりキャベツ
S604
20
株間
融雪後~2/下
(2)寒害(遅霜)対策
越冬した野菜類は、雪解け直後が最も寒さや霜に弱い状況にあります。ワリフや不
織布、寒冷しゃなどで“べたがけ”してある野菜類は遅霜の恐れがなくなるまでかけ
ておきましょう。特に、イチゴは3月15日以降まで被覆しておきましょう。
なお、最低気温が低く晴天が予測される日の朝は、放射冷却で強い降霜の恐れがあ
るので前もって不織布などを“べたがけ”しましょう。
6 野菜の管理
(1)タマネギ
ア 追 肥
・雪が融けたら早めに条間へ施用しましょう。
・2月の追肥がタマネギの肥大を左右します。
・止肥え(最後の追肥)は、3月20日ころが目安です。
・タマネギ基肥一発肥料を施用した方は、追肥は必要ありません。
・毎年吊るしたタマネギが腐って落ちる時は、3月の追肥をいつもより減らすか全
く施用しないで下さい(ただし、タマネギの太りが悪くなる)。
-8-
≪平27年1~2月の菜園管理≫
イ 施肥例(g/㎡)
肥 料 名
追肥①(2月)
追肥②(3月)
・S604
30~40
30~40
(A801の場合)
(60~80)
(60~80)
※A801の場合は、効目がやや遅いので早めに施用して下さい。
(2)イチゴ
ア 追 肥
イチゴは肥料濃度障害をおこしやすく多肥に極めて弱いことから、速効性の肥料
はさけ、緩効性(ゆっくり効く)や有機質主体の肥料を使いましょう。
・施肥例(㎡あたり:約6~7株)
追肥=3回目(2/中)サンフルーツ:20g
サンフルーツの代わりにBMグリーンなど有機質主体の肥料も使用できます。
イ 黒マルチの被覆(3回目の追肥後:2月中旬ころ)
雪解け後地温の確保と雑草予防のため黒マルチを風でバタつかないようにしっか
り張りしょう。
マルチ被覆後、苗の位置にカミソリなどで切り目を入れイチゴをマルチから出し
ましょう。
ウ 遅霜対策
霜害予防のため、3月中頃まで不織布や寒冷しゃなどを“べたがけ”しましょう。
(3)ソラマメ(秋まき)
追肥の施用(施肥例:g/㎡)
肥 料 名
追肥①(3上)
・S604(16-10-14)
10
追肥②(開花初期)
20
(4)ソラマメ(春まき)
春まきは低温に遭遇しないため開花節位が高くなり花数も少なくなります。
土は壌土で耕土が深いところが適していますが、連作を嫌いますので4~5年は休
みましょう。
ア 品種:仁徳一寸など。
イ 種まき:2中(トンネル被覆)。
ウ 植付け:3中。
本葉1.5~2枚の若苗がよい。大苗は植え傷みしやすい。
-9-
≪平27年1~2月の菜園管理≫
(5)エンドウ(秋まき)
追肥の施用(施肥例:g/㎡)
肥 料 名
追肥①(3中)
・S604(16-10-14)
10
追肥②(4下)以降
10
(6)エンドウ(春まき)
ア 品種:スナック(肥大した莢と未熟な豆を食べる)など
イ は種:3中
は種後うねの上に敷きワラをするとよいでしょう。
7 家庭果樹の管理
(1)果樹の剪定
ア 一般果樹
剪定方法は、平26年の 11~12月の菜園管理 を参考にして下さい。
なお、剪定は果樹の樹液の移動が止まっている厳寒期が原則です。
イ モ モ
3月になると“もも”は樹液が動くので、2月末までに終えましょう。ただし、
“つぼみ”が膨らみ始めている場合は剪定はしないようにしましょう。
ウ イチジク
“イチジク”は寒害を受けやすいため、寒さが一段落した3月ころ剪定をし、切
り口に切り口保護材(トップジンMペースト等)を塗布し腐らないよう防水対策を
しましょう。
1年枝
1年枝
(前年の結果枝)
主幹→
←前年伸びた
1年枝の基部
2~3芽残し
て切る
↑
主枝
主枝
※一文字整枝の場合
○芽かき:残した芽が5~10㎝位に伸びたら2~3回に分けて芽かきをし、
1芽を残し今年の結果枝とします。
- 10 -
≪平27年1~2月の菜園管理≫
(2)果樹の防除
この時期の果樹の重要な防除は、石灰硫黄合剤の散布があります。濃度が多少薄く
てもよいので枝の表・裏に散布残しがないよう薬液がしたたるまで十分散布すること
が大切です。散布については、下記事項や使用基準を守って散布して下さい。
なお、マシン油乳剤は石灰硫黄合剤より薬害が発生しやすいので注意しましょう。
■石灰硫黄合剤の使用法と注意事項
種 類
時
期
病 害 虫
濃
度
夏 期
80~200倍
果樹類
ハダニ、サビダニ類
冬 期
20~40倍
カイガラムシ類、ハダニ
落葉果樹
発芽前
7~10倍
類、縮葉病、越冬病害虫
①散布は、1回にとどめましょう。
②芽が動いた状態で散布すると薬害が発生しますので、必ず発芽前に使用しましょう。
③“もも”の縮葉病は、発芽前(3/上ころ)につぼみが少し動いたときが最も効果
があります。
④マシン油乳剤を散布した場合は、1ヵ月以上間隔をあけて散布して下さい。
⑤酸性物質との混用は、有害なガスが発生するので絶対しないで下さい。
⑥強アルカリ性のため使用した器具が腐植しやすいので、使用後は水で十分洗浄しま
しょう。
⑦自動車・壁などの塗装面や御影石などに液がかかると変色する恐れがあるので、万
一かかった場合は十分水洗いをしましょう。
⑧皮膚に触れるとかぶれたりするので、取り扱いには十分注意しましょう。
8 花類の管理
(1)シンビジウム
・室内で日光に当て、日中の温度が20℃を超えないようにしましょう。
・水は4~5日に一回乾いたら与えましょう。
・肥料は、原則与えません。ただし、花芽が無い場合は置き肥をします。
(2)ポインセチア
・生育適温は15~20℃です。4月中旬まで日の当たる室内で管理しましょう。
・最低気温が8℃以下にならないようにしましょう。根の部分が低温にあうと葉が落
ちるので、保温ができない場合は鉢だけでも二重にしましょう。
(3)シクラメン
・室内の日の当たる場所で管理しましょう。
・生育適温は15~20℃程度です。
ただし、夜間の温度が15℃以上になると花茎や葉柄が長く伸びて倒れます。
夜間は10℃程度で管理しましょう。
(JA小松市園芸課:宮野清治)
- 11 -