「春日井市子ども読書活動推進計画(第二次 )」(中間案 ) に対する市民意見と市の考え方 文書中の( )内の番号は取組番号です。 NO 1 2 取組 番号 意見等の要旨 件数 市の考え方 全般 「今後5年間で取り組む具体的事業」につ いて、責任の所在を明確にするため、事業 を行う人を記載すべきである。 1 読書活動推進事業は、個人・団体や職員 また、お互いに連携して事業が推進され るため、各事業を進行管理する担当部局 を記載します。 2 取組(2)家庭読書の推進 家庭における読み聞かせ、読書の大切さや 意義について周知し、保護者等への理解を 促進します。とあるが、「周知」「促進し ます」を市民目線の言葉に変更して欲し い。 1 「周知」を「広く知らせ」に「促進しま す」を「促します」に修正します。 ノーテレビ・ノーゲームデーの推進は、 家庭における読書の機会を増やすための 事業であり、図書資料の選択として紙、 デジタル等の媒体は、個人に委ねるもの であると認識しています。 ただし、図書館における電子書籍の提供 には、著作権や経費など数々の問題があ るため、(19)電子図書館化で研究して まいります。 3 2 ノーテレビ・ノーゲームデーの推進の方法 として、電子書籍を利用してはどうか。 1 4 5 ブックスタートや読み聞かせの新規ボラン ティア募集や研修方法等について、どのよ うに考えているのか。 3 5 11 30 学校における読書活動の推進には、教諭や ボランティア等の連携や協力が欠かせない ものとなっており、活動に携わる人たちの 資質を確保するため、学校で活動している ボランティアも図書館の研修会などが受け られるような体制を作って欲しい。 特に、小学生以上の子どもたちの読書活動 を進めるためには、「ブックトーク」が有 効な手段と思われるため、ブックトークが 出来る人材の育成をして欲しい。 5 1 1 読書活動推進事業の実施状況に合わせ て、ボランティアを募集育成し、資質向 上のための研修を実施してまいります。 また、学校図書館との連携を深め、 (5)「読み聞かせボランティア育成の 研修」として取り組まれる事業などへの 参加を呼びかけてまいります。 NO 6 7 8 取組 番号 4 6 18 意見等の要旨 件数 「赤ちゃんのためのおはなし会」に比べ 「紙芝居とお話しを聞く会」の参加者が極 端に減っているため、対策を考えるべきで ある。 「ボランティア活動の支援」について、読 書活動推進に役立つ各団体の独自の催しに 対して、共催、後援するなどしてボラン ティア団体との協働を進めて欲しい。 図書館事業の企画段階から市民意見を取り 入れることや、ボランティアと連携して事 業を行うことは画期的で良いことだと思 う。 そのためには、ボランティアにどの部分を 任せるかや活動しやすいように何を取り入 れるべきかなど関係機関と十分調整して読 書活動の推進をして欲しい。 また、特に予算の確保、場所や機会の提供 等について十分に協議して欲しい。 二次計画に高校生が新たに追加されたが、 取り組みが少ないと思われる。(31)図書 館と高校との連携からも、ヤング通信発行 などにおいて高校生に携わってもらっては どうか。 また、高校生の保護者がボランティアとし て参加することは、敬遠されがちだと思わ れるため高校生自身にボランティアになっ てもらうのがいいいと思われる。(子ども ボランティアの育成にもなるのではない か) 市の考え方 1 1 (18)ボランティアとの連携に記載のと おり、定期的に図書館や学校などで活躍 されているボランティア団体等と情報交 換を行い、Plan(計画)→ Do(実行) → Check(評価)→ Act(改善)の PDCAサイクルの中に取り入れて事業の推 進に努めてまいります。 3 高校生の具体的取り組みとして、(14) 高校生に向けた情報の提供、(23)ヤン グアダルトコーナー、ヤング通信、 (31)図書館と高校との連携を掲げてお り、高校生のヤングアダルトコーナーや ヤング通信への参画、意見の取り入れに 努めてまいります。 また、(15)職場体験学習の受け入れを 通して、相互理解を深めてまいります。 9 5 23 31 10 14 高校生に向けたお薦め本の情報提供の方法 として、子どもたち自身に本の推薦をして もらう。 1 15 こどものホームページの「資料検索ペー ジ」「おすすめ本の紹介ページ」は大人の 検索ページとあまり変わらず、探しにくい ためもっと子どもの目線にあったホーム ページに変更するべきだと思う。 1 子どもに親しまれ、使いやすいホーム ページ作りに努めてまいります。 16 読書感想文・読書感想画コンクールは読書 に対する意欲を増す反面、読書嫌いになる 子どもも多い。開催については読書嫌いを 増やさない配慮をして欲しい。 1 読書感想文・読書感想画コンクールは、 読書の楽しさを体験し習慣化を図り、読 書の感動を文章、絵画で表現する能力の 育成という教育的な目的もありますこと から、学校側の意見も参考に適正な運営 に努めてまいります。 11 12 2 1 NO 取組 番号 意見等の要旨 件数 市の考え方 21 レファレンスサービスについては、職員の 異動が多く、専門家が育つ環境にあるとは 思えない。司書などは専門職として採用す るべきだと思う。 1 14 21 読書離れしかかった子どもたちの読書活動 をすすめるには、子どもと本の橋渡しをす る「人」が必要である。橋渡し役は司書の 仕事であるため、図書のレファレンスにつ いて、常時レファレンスコーナーに司書を 配置(PRもする)して、子どもに対応し て欲しい。 1 15 26 学校図書館に専任の図書職員の配置を至急 希望する。 1 30 「学校図書館への図書館司書の出前」はい いことであるが、年に数回では意味がない と考えられるため、週に1回は学校図書館 を訪問する司書を配置するべきである。 1 34 メールマガジンの配信のような形で、情報 交換のため図書館ボランティアと図書館と の専用メールの配信ができるといいと思 う。 特に、早急に解決したい内容(ブックス タートのボランティアに人数が足りない時 の依頼や各種研修会の案内等)がある場合 に利用できるといい。 1 各ボランティア団体の代表者等のメール アドレスを登録していただく等の方法 で、検討してまいります。 1 図書館協議会は、図書館法第15条で、 委員は、学校教育及び社会教育の関係 者、家庭教育の向上に資する活動を行う 者並びに学識経験のある者の中から教育 委員会が任命するとされています。その ため、市民公募委員制度にはそぐわない ものであると考えています。 1 子ども読書活動推進計画の改定の際に は、より多くの方々の意見が、計画に集 約されるような組織づくりに努めてまい ります。 1 館内の明るさは基準を満たした照度に なっておりますが、再点検して蛍光管等 の老朽化により、照度不足になっている 場合は、適正な照度を確保してまいりま す。 13 16 17 18 その他 19 その他 20 その他 図書館協議会に市民公募委員を採用して欲 しい。 5年後の計画策定をする際には、日々現場で 子ども達と関わっている司書教諭、学校図 書館ボランティア、図書館ボランティアを 入れて欲しい。 貸出しカウンターの照明をもう少し明るく してほしい。 3 現在、レファレンスサービスは、適正な 職員を配置し、貸出し窓口で行っていま すが、レファレンスコーナーの表示がな いなどPR不足については、利用しやすい ように見直しを進めます。 また、担当職員に対しては、研修会の開 催や他機関の実施する研修会への参加な どにより職員の育成、資質の向上に努め てまいります。 専任の学校図書館司書の配置は、経費等 の問題もあり難しいため、学校図書館を 取り巻く、司書教諭、教諭、ボランティ アなどと情報交換を重ね、連携・協力を 強化し、読書活動推進のため、有効的な 支援に努めてまいります。
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