B2群 授業科目 「科学・工作ボランティア入門」

仮説実験授業
• 板倉聖宣氏が1963年に提唱した授業方法.
教師が質問(こんな実験をしたらどうなるか?) 主題の明確化.
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生徒が結果を予想(選択肢の中から選ぶ) 実験の前に予想.
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仮説の発生
討論・予想変更 誤答に対しても受容的に進める.
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正解を実験で確認 自然が先生.多数派が不正解のことも.
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教師による説明
• 教師が発する質問と進行が十分練られており,楽しみながら科学の本質
的内容(原子論など)が習得できるよう工夫されている.
• 誤概念を積極的に取り上げて,教材化している.
• 科学における認識の発展を体験できる.科学の本当の楽しさが伝わる.
• 授業書,教材が整備されており,だれでも(学生も!)実施可能.
科学・工作ボランティア入門 3回目
5月29日 メニュー
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レポート返却(ポートフォリオへの収納)
レポート提出(発表会用実験の調査,読書感想文)
班編成の確認(回覧)
連絡事項
発表会,発表会に関連したレポートのフォーマットなど
• 今後の日程の確認
• 今後の講習会・科学イベントの予定
• 発表会のテーマ調整・決定
• 各班で発表内容の検討
• レポート・現時点での発表内容・今回の感想レポートの提出
(出欠も兼ねる)
今後の講義日程
発表会準備
6月12日 (土) 13:30~16:30
6月19日 (土) 13:30~16:30
6月26日 (土) 13:30~16:30
発表会
7月 3 日 (土) 13:15~18:15
(午前中から準備あり)
場所:
発表会以外は15号館21521教室
発表会は25号館5階.
本日(5月29日)までの課題
• 発表会用実験の調査
本,インターネット等で実験ネタを調べる.選んだ理由,内容,安全性,出典,
必要な器具・材料(できれば金額)についてまとめ,次回の講義時にレポー
ト提出. → 次回,班で発表テーマを検討する際の材料にする.
レポートのコピーをポートフォリオに保存しておくこと.
科学実験の本は科学ボランティアセンター・図書館で貸し出している.
形式: A4(分量は自由),表紙にテーマ名,班名,学生番号,氏名を明記.
ワープロソフトの使用を推奨する.
• 読書感想文
科学・技術(教育も含む)に関する本を読んで要約・感想を500~1000字程
度で書く.提出期限は5月29日(訂正).
推薦図書あり.科学ボランティアセンター,図書館で貸出.
形式: Microsoft Word で作成,A4版1枚,表紙不要,冒頭に「科学・工
作ボランティア入門読書感想文」,学番,氏名,読んだ本の情報(書名,著
者,出版社)を明記のこと.
提出方法: [email protected] に添付ファイルで送付するとともに,講
義の時間に印刷物を提出する.メールのタイトルおよび添付ファイルのファ
イル名は「読書感想文」+学番. 読書感想文S10C000
ポートフォリオについて
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この授業に関係した書類を保存しておく書類ケース.
受講生全員に1冊ずつ無料配布する.
※ 破損した場合はコンビニ等で同じものを購入する(100円).
授業の最後に提出してもらい,評価に使用する.(評価後に返却)
※ 表カバー(ボタンがついている方)の右下に科目名(科学・工作ボラン
ティア入門),学番,氏名を油性マジックで書いておくこと.
自らの取り組みを振り返るためにも使用する.
分類方法 以下の項目で種類を分類(タグに項目名を書くこと).各項目内
では書類を時系列で並べる.
1. 配布資料 授業で配布された資料
2. レポート
提出したレポート(返却されたもの or コピー)
3. 発表会
発表会準備のための資料,ガイドブック
4. 認定科目 認定科目「ボランティア活動」に関係した書類
5. 実践
地域でのボランティア活動の実践に関係した書類など
6. 講習会
講習会で配布された資料など
7. その他
発表会について
日時: 7月 3日 (土) 13:15~18:15 (午前中から準備あり)
場所: 25号館5階
発表形式: ブース形式,発表時間は3時間程度
班内で前半担当と後半担当を決め,時間の半分は観客になる.
• お客さん(大学生,教職員)の興味を引くような進め方を考える.
• 単に面白いだけでなく「科学」を伝える工夫をする.
(何を伝えるのか=「目的(ねらい)」を明確にすることから始めるとよい)
• 原理の説明は専門外の人にもわかるように.できれば説明用のフリップ
もしくはポスターを作る.
• 班で発表会の出展計画レポートおよびガイドブック原稿を提出する.
• 班での分担を明確にしておく.
• 当日の進行をシミュレーションしておく(必要なら予行演習)
• 各ブースでの拘束時間は5分程度が目安.
• 白衣は不要.
友人,知り合いの教員を招待すること(後日チラシを渡す).
準備途中の物品は科学ボランティアセンターで預かることが可能.
発表会に関連したレポートの
フォーマットについて
後ほど班ごとにCDを渡す.
欠席に関する連絡事項
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講義を欠席した場合は資料を渡すので科学ボランティアセンター(16号
館1階)に来ること.
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他の講義・大学行事への出席のため本講義を欠席する場合は,発表会
までの講義日にレポートを提出すれば公欠扱いとする.レポートの形
式・内容は以下のとおり.
分量はA4サイズ1枚以内.表紙は不要.用紙はA4であれば自由.ワー
プロソフト使用,手書きはどちらでも可.冒頭に「科学・工作ボランティア
入門 公欠レポート」と少し大きめに書き,学科・学年・学生番号・氏名と
欠席日・欠席理由を明記.その後に,以下の内容を書く.
◎ 4月29日,5月29日(外部講師による講習会)の場合
講習を撮影したDVDを見て感想を書く.DVDは科学ボランティアセン
ターに取りに来ること.
◎ それ以外の日(発表会準備)の場合
講義時間外に発表会準備(作業・調べもの等,内容は他の班員と相談,
90分以上の時間がかかるもの)を行い,その内容を記入した上で,感
想・反省等を書く.
※ 講義日には班で発表会準備をすることになるので,同じ班の人に事
前に欠席を伝えること.
その他の連絡事項
• 科学・工作ボランティア入門のホームページを見てみること.(読書感想文
掲載予定)
• ボランティア活動に出かける場合の手続き(保険,提出書類,ボランティア
活動単位認定など)がわかない人は科学ボランティアセンターへ.
• 科学ボランティアセンターホームページにマイページ機能が加わったので,
できるだけ活用のこと.科学ボランティア活動報告書を携帯から書き込め
る.科学ボランティアセンターに利用申請後,下のQRコードで携帯用サイ
トにアクセスするとログインできる.
(詳細はコーディネーターに問い合わせること)
• 科学ボランティア情報配信メーリングリスト
未登録の人は,右のQRコードで携帯用サ
イトにアクセスして,できるだけ登録するこ
と.登録しているのにメールが来ない人は
申し出ること.
今後の講習会・科学イベントの予定
5~8月の予定表
内田先生からの連絡
講演会「恐竜研究入門」の案内(山口先生)
キュリー×キュリー(演劇)の案内
科学教室体験講座(学内)参加者の声
科学教室体験講座 「爆発」 (担当:内田)
理学部基礎理学科1年女(評価5)
空気が入ると燃えやすくなったり、爆発するのは何となく知っていましたが、
今日実験をして、それが確かなものとなったので、よい経験ができました。
理学部基礎理学科1年男(評価4)
自分の予想がはずれてくやしかったけど、実験をすることで初めて分かるこ
とがあるのだと感心した。
理学部基礎理学科1年男(評価5)
圧電ポンがあんなに大きい音がするとは思いませんでした。フィルムケース
の中の空気が一気に燃えてるのが見えた。なによりおもしろかったです!!
科学教室体験講座 《トーキングバルーンで遊ぼう》 (担当:森田)
理学部基礎理学科2年(評価5)
今日はトーキンバルーンの体験講座をやって、ただただ驚かされてばかり
だった。特に机の上では絶対音が鳴らないと思ったけど、まさかなるとは思
わなかった。あと、ただ話を聞いて実験するだけでなく、予想があったことで
もっと楽しめたし、勉強になった。今日は本当によい体験ができた。
科学イベント参加者の感想(1)
わくわく科学クラブ 仮説実験授業《偏光板の世界》の第1回目
参加者の感想 :
○電波と聞いてちょっと難しそうだなと思っていましたが、やってみるととても
分かりやすくておもしろかったです。次回はどんなことをするのか、とても
楽しみです。(5年男子・5)
○電波のしくみ、分かっているようで分かっていない点が認識できて大変た
めになりました。今回の講義を元に、日常生活の中で身近な電波を感じて
いきたいと思いました。(大人・5)
学生スタッフの感想 :
○理学部基礎理学科1年
大学までの知識でもなかなか分からないことばかりで、小学生とともに学
習していました。小学生の考えや意見は意表を突くものばかりで、何回も
笑わせてもらいました。自分から話しかけたり、意見を言わない小学生も
たくさんの考えがあって、とても勉強になりました。(5・A)
科学イベント参加者の感想(2)
親子科学クラブ 仮説実験授業の授業書《固体と結晶》の第1部
参加者の感想 :
○3年女子(評価5)
今日は火をつけたりしおと水をまぜてみたり、とてもたのしくできてうれし
かったです~。こんどもよろしくおねがいします。
○5年男子(評価5)
砂糖が溶けて1週間たつと結晶になるというのがびっくりしました。ホタル
石が自然にあんなにきれいになるのもびっくりしました。次回にどうなるか
が楽しみです。
学生スタッフの感想 :
○理学部・応用物理学科・1年
今回は親子と一緒の授業でした。その授業を見て感じたことは、子どもた
ちがいろんな考えを出していて、とても活性化していると思い驚きました。
子どもだけではなく、大人もその授業で真剣にしているし、とてもよいと感
じました。 この仮説実験授業はとてもすばらしい方法ですし、もっと改良し
てさらによくなる可能性も感じます。(評価4・B)
科学イベント参加者の感想(3)
岡山県立児童会館 こどもまつり 科学教室「ゼネコンで遊ぼう」
参加者数 : 幼児・小学生38人, 一般22人 スタッフ人数 : 学生16人
内容 : ゼネコンとは手回し発電機のことです。 これを使って、電気を起こす
エネルギーについて考えました。
学生スタッフの感想 :
理学部基礎理学科1年男(5-B)
高校時代に科学の祭典などにブース形式で出展したことがあったが、そ
れとはまた違っていて、科学教室というひとつの舞台を準備する大変さや
子どもとの接し方など、学ぶことができた一日だった。特に子どもと接する
ということは、同じ年齢と接することとは全く違っていて、言葉の表現の仕
方や行動などに気をつけないといけなかったりすることが分かった。大学
でこのようなイベントに参加してボランティア活動ができたのは今回が初
めてだったけど、科学の楽しさをどう伝えていくかを体験を通して感じるこ
とができたのはよい機会だった。次回も頑張りたいと思う。
岡山県立児童会館存続署名にご協力を!
発表会テーマの決定
• 発表会テーマが決まれば,黒板に班番号と発表テーマを書く.
(重複テーマの調整)
• 班の中で次回までの調査等の役割分担を決める.
• 班名,発表会テーマ,実験の概要を紙に書いて授業の最後
に提出.
• 博物館学芸員養成課程履修生について発表日・発表方式を
決定する.