デコードソフトウェア - Keysight

Agilent PS-X10-100
ロジック
ック・アナライザ用
アナライザ用
eMM
MC(MMC)デコード・ソフトウェア
eMM
MCプロトコルの解析
エラー
ーチェック機能
 オシロでプロトコルを追って苦労していませんか?
オ
 熟練者による人力デコードに頼っていませんか?
熟
 長時間データの解析をあきらめていませんか?
長
はじめに
eMMC(Embedded MultiMediaCard)は
eMMCをロジック
ク・アナライザで測定した一例。システムのブートを測定したこの例で
は、一度の測定デ
データが数100msと長い上、データバス幅が1ビットから4ビット、8
ビットと動的に変
変化する。 オシロスコープでロジックやプロトコルを追いかけるのは
論外だし、このよ
ようにロジック・アナライザ単体でもただ0/1がみられるだけで、解析
は困難です。
民生機器をはじめ、最近ではPND
オシロスコープでのデ
デバッグは非効率
ロジック・アナライザ単体でのデバッグ
(
(Portable
Navigation Device)などモバ
)など バ
まずは何とかプロ ビングして、オシロ
まずは何とかプロー
ビングして オシロ
ロジック アナライザを使用すれば
ロジック・アナライザを使用すれば、
イル機器への搭載も始まっています。
スコープで波形を確
確認してみると信号
eMMCバスのクロックに同期して長時
そのような機器の開発においては、シ
には問題はなさそう。となると次にプロ
間のデータを測定することが可能です
くなります。
ステムのどこに原因があるのかを迅速 トコルを追いかけたく
が、データの量が膨大なためプロトコ
はコマンドが1ビット
に切り分けていく必要があります。また、 しかし、eMMCバスは
ルレベルの解析は大変な作業です。
搭載機器は過酷な条件で使用される
シリアル データはバ
シリアル、デ
タはバ
バス幅が1/4/8ビッ
一度データをファイルに保存して
度デ タをファイルに保存して、独
独
ことが多く、思わぬトラブルに見舞わ
トと動的に変化する上
上、SDR/DDRモー
自に作成した外部のソフトウェアで解
れて原因の解析が必要になることが
ドが混在、さらには長
長時間のデータを
析するということが多く行われていま
あります。たとえば、電源が不安定な
測定・解析する必要
要があります。この
すが、一部では熟練したエンジニアが
場合にメモリ内容が壊れる、読み込み
ような条件において
て、オシロスコープ
データを目で追いかける、といったこと
がうまくいかない、などなど。
の限られたチャンネ
ネル数やメモリ長で
も行われています。
とは効率的ではあ
この資料では、Agilentロジック・アナラ 測定・解析を行うこと
イザに対応したeMMC(MMC)のデコー りません。
本資料では、eMMC搭載機器のデバッ
ド・ソフトウェアをご紹介します。
グを効率化するデコード・ソフトウェア
をご紹介します。
Agilent ロジック・アナライザと連動
ロジック・アナライザで測定したデータ
を直接読み込むため、データをファイ
ル保存する必要がありません。読み込
むデータ範囲を指定することも可能で
す。また、デコード画面とロジック・アナ
ライザの表示位置を連動させることが
できます。
コマンド名
パラメータの値
eMMCコマンドや変
変数をエミュレート
以下のeMMCコマン
ンド動作や変数書き
換えをエミュレートして正しくデコードし
ます。
CMD12 (STOP_TRA
ANSMISSION)
CMD06 (SWITCH)
CMD16(SET_BLOC
CKLEN)
CMD23(SET_BLOC
CK_COUNT)
CRC/Endビッ
ットのチェック
eMMCデコードソフトウェア概要仕様
デコードデータをファイル保存可能
デコードしたリスト画面をCSVファイル
に保存したり、ペイロード・データのみ
を16進テキストファイルやバイナリ・
ファイルとして出力することができます。
オフライン解析にも対応
ロジック・アナライザで保存したデータ
もデコード解析可能です。
各種フィールドやペイロード・データ
をデ
をデコードして表示
ド
表
アジレント・テクノロジー株式会社
本社〒192-8510 東京都八王子市高倉町9-1
対応ロジック・アナライザ
0シリーズ
16800シリーズおよび 16900
ソフトウェアバージョン 05.00
0.0003 以降
計測お客様窓口
受付時間9:00-18:00(土・日・祭日を除く)
対応 MMC仕様
対応eMMC仕様
JESD84 A441 (MMCA,
JESD84-A441
(MMCA 4
4.4
4
41)
必要な信号
CLK、CMD、DAT
対応OS
Windows® XP SP3以降、W
Windows® 7
実行に必要なソフトウェア
.NET Framework 3.5以降
推奨構成
本ソフトウェアの詳細やご提供方法、ロジック・アナ
ナライザの
構成、その他のバス/プロトコル対応などにつきま
ましては、
弊社担当営業または計測お客様窓口までお問い合わ
わせください。
*Windowsは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
TEL ■■ 0120-421-345
0120 421 345
(042-656-7832)
FAX■■ 0120-421-678
(042-656-7840)
Email
[email protected]
電子計測ホームページ
www.agilent.co.jp
記載事項は変更になる場合があります。
ご発注の際にご確認ください
ご発注の際にご確認ください。
©Agilent Technologies. Inc. 2012
Published in Japan, January 18, 2012
5990-9740JAJP
0000-08A