KURENAI : Kyoto University Research Information Repository Title UFT経口投与後の血中および前立腺腫瘍内5-FU濃度の検 討 Author(s) 篠田, 育男; 高橋, 義人; 竹内, 敏視; 栗山, 学; 坂, 義人; 河田, 幸道; 伊藤, 康久; 山本, 直樹; 前田, 真一; 多田, 晃司; 山羽, 正義; 田村, 公一 Citation Issue Date URL 泌尿器科紀要 (1991), 37(7): 711-715 1991-07 http://hdl.handle.net/2433/117230 Right Type Textversion Departmental Bulletin Paper publisher Kyoto University 泌 尿 紀 要37:ni-715,1991 UFT経 711 口投 与後 の血 中お よび前立腺腫瘍 内5-FU濃 度 の検 討 岐阜大学 医学部泌尿器科学 教室(主 任:河 田幸道教授) 篠 田 育 男,高 栗 山 学,坂 橋 義 人,竹 内 敏視 義 人,河 田 幸道 県立下 呂温泉病院泌尿器科(医 長:伊 藤康久) 伊 藤 康 久 Fヨ タ記念病院泌尿器科(部 長:前 田真一) 本 直 樹,前 田 真一 山 浜松 赤十字病院泌尿器科(部 長:田 村公一) 多 田 STUDIES ON 5-FU CANCER 晃 司,山 羽 正 義,田 CONCENTRATION TISSUE AFTER ORAL 村 公一 IN SERUM AND ADMINISTRATION PROSTATE OF UFT Ikuo Shinoda, Yoshito Takahashi, Toshimi Takeuchi, Manabu Kuriyama, Yoshihito Ban and Yukimichi Kawada From the Departmentof Urology,Gifu UniversitySchoolof Medicine Yasuhisa Ito Fromthe Department of Urology,Gifu PrefecturalGeroHot Spring Hospital Naoki Yamamoto and Shinichi Maeda Fromthe Department of Urology,ToyotaMemorialHospital Kouji Tada, Masayoshi Yamaha and Kouichi Tamura From the Department of Urology,HamamatsuRed-crossHospital The serum, urine and tissue concentrations of 1-(2-tetrahydrofuryl)-5-fluorouracil (FT), 5fluorouracil (5-FU) and uracil were estimated in 11 patients with prostate cancer (4 cases treated by total prostatectomy and 7 cases by transurethral resection (TUR-P) after oral administration of UFT. The concentration of FT, 5-FU and uracil in the tumor tissue (deg/g) were 5.920±5.902, 0.018±0.012 (T/S; 2.20) and 7.785±4.151 in 4 patients treated by total prostatectomy and 1.943± 1.355, 0.024±0.010 (T/S; 1.46) and 4.616±2.848 in 7 patients treated by transurethral resection of prostate. The concentrations of FT, 5-FU and uracil in the tumor tissue did not increase as compared with those in normal tissue in 4 cases treated by total prostatectomy. (Acta Urol. Jpn. 37: 711-715, 1991) Key words: UFT, Prostate cancer, Concentration of 5-FU 腫 瘍 組 織 内の5-FU濃 緒 言 腫瘍 作 用 を 示 す こ と4)と され て い る. UFTは,tegafur(1・(2-tetrahydrofuryl).5-fluorouraci1;以 下FT)とuracilが1:4の 合 し た 抗 癌 剤 で あ りD,そ あ る5-FUの の 特 長 はFTの 不 活 性 化 をuracilに 度 を 特異 的 に 高 め3),選 択 的抗 今 回わ れ わ れ は前 立 腺 癌 症 例11例 に 対 し てUFT モ ル 比 配 活性物質で よ り阻 害 し2), を投 与 し,血 中,尿,腫 瘍 組 織 のFT,5-FU,uracil 濃度 に つい て 検 討 した の で報 告 す る. 泌尿 紀 要37巻7号1991年 712 ㎎!㎡ or ㎎ ノ㎡ or 昭 ノ巳 ㎎15 1,63±7,,,5.92±5,905.雛7,弼12,6土9,製L鍋 0鵬 士00匹200肚001200肚0鳴0鳴 土L35 土0仰0口 吐0010 0.05 20 o.oa ⊃ L に めo.03 io o.oz 0,0, 0 50rumo訓c解o噺 辮r鵬l prO5旛t80脚5蹴 幡 重15馴 嘘 豊6駅 湾 0 gr㎝"05也tヒ 豊国隅 じ8r鴎MOLLSnα 胃回 μ05b鵬705域 ユ ゆ 馴幽 隔 ヒ μ05隠腱 幽 TUR・P totalprostatectomy TUR-P totalprostatectomy 5酬㎝ B A ㎎1㎡ Of 0.04釦027肚4,156雛2740脚 、凹4.6雪 士2断 ㎎ ノ・ io U 9 ⊃ 5 0 urvmGMNOanOlmdIMumpaltlic pu4t鴎pro5回 tl55鳴tl5鯉 に 鵬槻 totalprostatectomyTUR-P C Fig.1.ConcentrationofFT,5-FUanduracilinserumandprostatictissue. 体 ク ロ マ トグ ラ フ ィ(HPLC)法 対 象 お よび 方 法 岐阜 大 学 医 学 部 附属 病 院 泌 尿器 科 お よび そ の関 連 施 設 に て,前 立 腺 癌 の ため に 前 立腺 全 摘 除 術 を施 行 した 4例 とTUR._pを 施 行 した7例 を対 象 と した.手 前5日 以 上前 か らUFT600mg/日 お よび ガス ク ロマ ト グ ラ フ ィ ー マ ス フ ラ グ メ ン ト グ ラ フ ィ(GC-MF)法 術 を 分3に て連 日経 口投与 し手 術 前 まで服 用 させ た,前 立 腺 摘 出 時 に採 血 を 行 い,前 立 腺 摘 出直 後 に 組 織 を採 取 した.測 定 は大 鵬 薬 品研 究 所 に 依 頼 し,丸 中 らの方 法5)に よ り高 速 液 に て 行 わ れ た, な お,UFT服 用 後 検 体 採 取 ま で の 時 間 は,全 で290±60分,TUR-P群 P群 の 方 がt検 0.005). で は189±32分 摘 群 で あ りTUR' 定 に て 有 意 に 短 い 結 果 で あ っ た(pく 篠 田,ほ か'UFT・ 結 果 前 立 腺 全 摘 除 症 例4例 正常 前立腺 組 織 前 立 腺 腫 瘍 組 織 内5-FU濃 e 4d で は,UFT投 施 行 し た7例 で はUFT投 与 立 腺 組 織 内 のFT,5-FU,uraci1の v 血 清 中 のFT濃 μg/mlで あ った.全 TUR.-P群 m 7 摘群では 7 0y 櫨 v 摘 群 で の 腫 瘍 組 織/ 三 た.全 摘 群 で は0・008±0.002 で はo・023±0.020ug/mlで b 璽 C 40 v 7y m m ・2 で あ っ た,ま で1.46,全 た, あ り,各 3)Uracil濃 v V C cd V "d 縮 §り Gコロ C U 誉 血 清 中 のuracil濃 度 は,全 た.全 e お ぎ 摘 群 で は0.044±0.023 で は0・082±0.038μ9/mlで E U N L. O m m 摘 群 で の 腫 瘍 組 織 内 濃 度 は7・785±4.151ug/g, 正 常 組 織 内 濃 度 は6.382±2.741μg/g,TUR-P群 の 組 織 内 濃 度 は4・614±2.848μ9/9で 全 摘 群 で のT/sは191.5,正 あ っ た.ま で 0⊂Vσ 一 一 〇 〇 UFT投 与 後 の 腫 瘍 内5-FU濃 度 に つ い て はす で 癌 で は,有 馬 ら の 報 告6)で w T/sは7.1,前 T-Sは8.18で 田 ら に よれ ば7) ,o.090±o.061ug/gで あ り,大 0.130ug/gでT/sは5.oと あ る.ま た,肺 腸 癌 で の 有 馬 ら の 報 告6)で は, 消 化器 癌 では 移 行 が 良 好 で 癌 で は8),o.iol±0.107でT/Sは8.41, 肝 細 胞 癌9)で は,o.11±o.073でT/sは17.19で 子 宮 癌 に つ い て は 谷 村 ら の 報 告io)で agls,山 ag/g,膀 下 ら の 報 告 匙Dで は400mg/日 胱 癌12)で あ り, は,0.087±0,059 で0.llO±0.079 は 高 山 ら に よ れ ば600mg/日 で, 日 2 名 翁 0 0 Nm 砲0 覇 靖 N§ 昭 卜 嶋 ご 專 お CnN ・H嗣 oM 腕 ま Muう ONnNNd'r M め0 N ao u 縮 C・L U 98 出 ぜ ・H十l 鍵 一 oお 廼M MtO のr申 宕 《 '募e { a O U l義ii 〇 卜 O z n穴 a P は0.177±0.131deg/gで 自 0 y 旨 に 種 々 の 臓 器 の 腫 瘍 で 検 討 さ れ て い る(Table1).胃 §NMnnOO 〇》 窟 巨 薯 察 o卜r串 十i十1十 Nuう'一 一NN o監 ◎ くつ くラ 寺 十{十i 琴s§ 〇 〇 〇 十1十{十1 「きOD⊂N C圃 一 〇〇 〇 〇 〇 写 お くつ ●o十{十 ・葺 と な っ た. 考 ひ{ごV くnロ H w た, 常 組 織/血 清 濃 度 は184,1 8震 0000 OOOOOO N卜 一 C あ っ Orき のONのOoo 一 OOOOO 暮M斜 oり トo 度(Fig.1C) μ9!m1,TUR-P群 お 00 00 O z 群間に 有意差 を 認 め な か っ た. ト OO 十1十l M団5 -「 き 〇 の 正 常 組 織/血 清 濃 度 は1.63で 周N OOOO OOOO 十1十1-H十[ Oコ の orOO 巨 摘群で MtOnoo '- OOOOO A w ゐ 岩 正 常 組 織 内 濃 度 はo.ol3±o.oo8μg/g,TuR-P群 全 摘 群 で2.20,TuR-P群 NNNN躊2 0000 あ っ 摘 群 で の 種 瘍 組 織 内 濃 度 は0・ois±0.012ug/g, T/sは § 蔑d'N 卜 。。 。。 ro-0 0000 茗 の 組 織 内 濃 度 は0・024±0・OlOμg/gで 刑 刊 覇M覇 000 十1十i-H v 8 度(Fig.iB) μ9/ml,TUR-P群 の OCMONO 000 E 讐 .ヨ 有 意 差 を 認 め な か っ た. 度 は,全 くnロ や の あ 常 組 織/血 清 濃 度 はo.84で 血 清 中 の5-FU濃 塗§ こ 守 ニ 2)5-FU濃 器§§ 碁 遡 U 乙 で の 組 織 内 濃 度 は1.934±1・355μg/gで 血 清 濃 度(T/s)はo,77,正 P 届 常 組 織 内 濃 度 は8.20牡7・983ug/g, ll奏 轟 O z E 摘 群 で の 腫 瘍 組 織 内 濃 度 は5.920 た,全 AE N6 智 で は12.612±9.344 り,全 摘 群 で 高 か っ た.ま ・ 誓 ζ V C 度(mean±SD・)は,全 ±5.902ug/g,正 m で 琶 度(Fig.IA) 7,625±7.713μg/m1,TUR-P群 §Nd'O v 4 N 濃 度 を 検 討 し た. 1)FT濃 § § 馨 lil§MOOO+IQIOOOiin<!'OO 宿 窓 後 の 血 清,前 713 与 後 の 血 清, 腫 瘍 組 織 内 のFT,5-FU,uracil の 濃 度 を,TUR-Pを 度 鞭 緕 00く 卜 寸 つOく 寸 。弓 コ 卜 。りM卜 0 卜 0く コ 880933iBOOcoO專 V ヒ 『舅 彦8 ぎ 碧 卜 守9。 り 守 税. 七㍉ ヨ 量 コ ロ 慧 鴛 首= 罷窮 のM NN2=2 蟻轟 泌 尿紀 要37巻7号1991年 714 o.ls2±o・169μg/g,T/sは10.フ といず れ も良 好 な移 行 例 で,CRl例,NC2例,PDl例 と奏 効 率25.o/0, を 示 して い る.し か し,甲 状 腺 癌13)では 最 終 投 与後3 ∼6時 間 でo.ol95μg/gでT/sは2 .29,最 終 投 与 後 300mg/日 12∼15時 間 でo.ollμg/gでT/sは1.96で 他 の 抗癌 剤単 剤 での成 績 と比 較 して 同等 以 上 の 成 績 で あ り,他 で0.024±0.010,ug/g, あ り,T/Sの 上o%,MR以 討19)では 投与 量300∼600mg/日 今 回の 前立 腺 癌 の検 討 で は全 摘 群 で0.024±o.oio T/Sは1.46で と奏 効 率0%(PR以 み で 抗 腫瘍 効 果 を 評価 で 奏 効X18.2%0(PR以 であ り, 上18.2%,MR以 とや や 高 い成 績 で あ った.CR症 に 関す る報 告 は 少 ない が,松 浦 ら のTUR例 る こ とか ら,T/sの で の報 組 織 内 有効 濃 度 はo.05μg/g以 上22.7%) 例 が 報告 され て い み で は単 純 に は 効 腫 瘍 効 果 は 論 じられ な い と考xら れ た.投 与 期 間 が短 い な どの 問 題 でo・041±o・026μ9/9,T/sは 2.16と 同様 の 値 で あ った.下Wら15)は5-FUの 検 で22例 中CR1例, PR3例,MRl例,NCl5例,PD2例 きない もの の,甲 状 腺 癌 と同程 度 で あ った.前 立腺 癌 告14)で も400mg/日 上25%)と, あ った 報告 して い る.内 藤 らのPhaseIIStudyの 臓 器 癌 と比較 して 低 濃 度 で あ る. μ/gでT/sは2.zo,TuR._p群 群8例 で,MR2例,Nc5例,PD1例 腫瘍 上 と報 告 してお り,多 点 は あ る もの の,今 回 の 検 討 か ら考 え て,前 立 腺 癌 に 対 してUFTの 単 剤 に よ る治 療 で は 限 界が あ る もの くの腫 瘍 で この 値 を 越 え て い る.腫 瘍 組 織 内濃 度 が と考 え られ た.し か し,わ れ わ れ の 前立 腺 癌 に対 す る 0.05μg/g未 内分 泌 化 学療 法 の検 討20)では,内 分 泌療 法単 独 群 と比 満 で あ るの は 甲 状腺 癌,前 立 腺 癌 で あ り, なん らか のバ リア ーの存 在 が 予 想 され る. また,5-FU濃 較 してUFTを 度 の腫 瘍 組織/正 常 組 織 に つい て 検 討 した と ころ,今 回 の 全摘 症 例 で の検 討 で は,4例 と (P〈0.05)に 含 むFU剤 長 期投 与 例 で の 検 討 が 必要 か と考 え られ た. 少 数 の 検 討 で あ った た めか 有 意 差 を認 めな か ったが, 小林 らのFT-207坐 度 と 異 な ってい た. 前 立 腺 癌11例(前 7例)を また前 立 腺 組 織 の採 取 法 に つい て で あ るが,高 崎 ら の 抗 生 剤 の前 立 腺組 織 への 移 行 の検 討 且7)で は,TURPに 結 薬 で の検 討16)で も同 様 の結 果 で あ り,他 臓 器 癌 で の腫 瘍 組 織 で の高 い5-FU濃 始直 後 の 組織 採 取 が よい と報 告 し DUFT服 P群 0.005). りTUR-P開 P群 では 腫 瘍組 織 と正 常 組 織 とを 完 全に 区 別 して 測 お よ び 組 織 内FT, 度 を 測 定 し た. 用 後 検 体 採 取 ま で の 時 間 は,全 の 方 がt検 2)腫 始 早期 の 組 織 を採 取 した.ま た,TUR- 口投 与 後 の 血 清,尿 290±60分,TUR-P群 てい る.こ の原 因 と しては 切 除片 表 面 と灌 流液 と の接 今 回の 検 討 では 以 上 の こ とを 考 慮 にい れ 可 能 なか ぎ 立 腺 全 摘 除 術;4例,TUR・P; よ びuracil濃 触,切 除電 流 に伴 う熱 に よる組 織 へ の影 響 とい った 要 因が 考 え られ てい る. 語 対 象 と し て 術 前uFT(600mg/日,分3, 5日 以 上)経 5-FUお よ る採 取法 で は値 が 実 際 よ り低 値 とな る可 能 性 が あ り,TUR-P開 の 併 用 群 の ほ うが 有 意 予 後 良 好 で あ り,今 後 併 用療 法 に お け る で は189±32分 定 に て 有 意 に 短 い 結 果 で あ っ た(p< 瘍 組 織 内5-FU濃 μg/g,TUR-P群 度 は 全 摘 群 でo.ois±o.oi2 で0.024±0.010オgigで た 全 摘 群 で,腫 組 織 内 濃 度 が0.Ol8±0.012μg/gで あ る のo`対 常 組 織 内 濃 度 はo.013±o.oo8μ9/9で,有 な い と考 え られ る 。 しか し,前 立 腺 全 摘 群 での 各 薬 剤 な か っ た. 3)血 清 中5-FU濃 め,あ え て検 討 の 対 象 と し た。 前立 腺 組 織 内5-FU z.ao,1.46で 濃 度 に つ い て前 立 腺 全摘 群 とTUR-P群 た. との比 較 検 あ り,他 器 癌 で の 値 に 比 べ 低 値 で あ っ た.ま 定 で きなか った ため,正 確 な腫 瘍 組 織 内濃 度 とは い え 濃 度 に お いて,両 組 織 の 間 に 有意 差 を 認 め なか った た 摘群 で で あ りTUR・- 臓 瘍 し,正 意差を認め 度 との 比 で も同 様 に そ れ ぞ れ あ り,両 群 の間 に 有 意 差 を 認 め な か っ 討 を した が,全 摘 群 で は最 終 投 与 後組 織 採 取 まで の時 間 がTUR-P群 め,5-FU濃 文 と比 較 して 有 意 に長 い(pく0.005)た 度 はTUR-P群 た ものの,5-FUのT/sで で や や高 い 結果 とな っ は そ れ ぞれ2.20と1.46で 両 群 問 に 有 意 差 を認 め な か った.し か し,TUR-P群 1)藤 井 節 郎,北 野 静 雄i,池 お よ び5-FU誘 に 関 す る 研 究.癌 で低 い傾 向に あ り,前 述 の様 な影 響 を 受 け てい る可 能 献 導 体 中 一 裕,ほ とUraci1と と 化 学 療 法6:377-384,1979 2)FujiiS,IkenakaK,FukushimaM,etal.: )affectofUracilanditsderivativesonanti- 性 が示 唆 され た. UFTの tumoractivityof5-fluorouraciland1-(2- 前 立腺 癌 に対 す る有 用 性 に つ い ては,志 田 らのPhaseIIStudyの 成 績18)では,600mg/日 群4 tetrahydrofuryl)-5-fluorouracil.Gann69二 763-772,1978 か:FT-207 の 同 時 併 用 療 法 篠 田,ほ か:UFT・ 3)福 井 好 彦,今 村 信 康,西 正 晴,ほ 前 立 腺 腫 瘍 組織 内5・FU濃 か:UFTに 12)高 山 秀 則,神 よる腫瘍 組 織 内 へ の 浸達 性 増 強 に 関す る 臨床 的 研 究.癌 と化 学 療 法7=2124-2129,1980 4)UnemiN,TakedaS,TajimaK,etal..Stud- nyl)-5-fluorouracilandthelevelof5-fluoro- 度 の 検 討.第27回 1989 ixracilinAH130bearingrats.Chemotherapy 29:164-175,1981 15)下 町 正 弘,ほ か:生 体試料 レ(tetrahydro-2-furanyl)-5-fluorouracil (FT-207)お よび5-Fluorouracil(5-FU)の 定 量 法.医 薬 品 研 究11=307-313,1980 6)有 馬 純 孝,二 見 喜 太 郎,重 田 正i義,ほ furお よびUFT投 中,組 織 内5-FU濃 田 迫 郎,泉 山 正 徳:抗 癌 剤 の 殺 細 胞 作 用 の 様 式 とcellつ い て 一 培 養 吉 田 肉腫 細 胞 与 に よ る 膀 胱 腫 瘍,前 か:Tcga・ と化 学療 法 内5-FU濃 2154,1986 17)高 崎 度 の 検 討.癌 登 ,羅 成 奎,岡 副 隆 一,ほ か:FT-207 同 時 併 用(UFT)に 化 学 療 法11:1307-1314,1984 19)内 藤 克 輔,久 住 治 男,三 経 口投 与 に よ る 組 織 内5-FU濃 と化 学 療 法13:525-530,1986 信,酒 井 謙 次,佐 藤 隆 次,ほ 併 肝 細 胞 癌 症 例 に お け るUFT投 207,5-FU,Uracilの 血 中,胆 度 の検 か:肝 汁,組 硬変合 与 時 のFT織 内 濃 度. 癌 と 化 学 療 法14:1122-1128,1987 10)谷 村 豊 海,金 重 恵 美 子,藤 原 恵 一 ,ほ か:子 癌 に お け るUFTの か=化 学療 法 患 者 に お け るUFT,5-FU投 組 織 内5-fluorouracil濃 血中 お よび 組 織 内 移 行 に 関 中 英 寿 ,伊 藤 善 一,ほ か:泌 尿器 悪 性 腫 瘍 に 対 す るUFTのPhaseIIStudy.癌 崎 俊 光,ほ に 対 す るUFTのPhasellStudy・ と か:前 立腺癌 癌 と化 学 療 法12:1440-1444,1985 20)TakahashiY,KuriyamaM,YamamotoN, vancedprostatecancer.In:Prostatecancer: TheSecondTokyoSymposium.Editedby JamesP.KarrandHidetoshiYamanaka, 宮頸 癌 与 後 の 血 中 お よび 度 の 検 討.癌 田 圭 三,山 尿 紀 要32:969 etal.:Chemo-endocrinetherapyforad宮頸 と 化 学 療 法13=349-355,1986 谷 清 森 下 義 夫 ,ほ か:子 法is:767-773,1989 田 茂 樹,ほ 術 に よ る 組 織 採 取 法 の 検 討 一.泌 -975 ,1986 よる腫 瘍 UFTの す る 検 討.癌 11)山 下 和 彦,三 織 と 化 学 療 法13:2147- 剤 の 前立 腺 組 織 内移 行 に 関す る研 究一 経 尿 道 切 除 18)志 討.癌 9)小 熊 薬投 立 腺 腫 瘍 患 者 の 血 清,組 内5-FU濃 度.医 学 の あ ゆ み116:97-100,1981 岩 孝 司,斉 藤 博 明:原 発性 肺癌患 老に おける 8)大 名古 屋 を 中 心 に 一.日 癌 治10:195-201,1975 16)小 林 弘 明,佐 橋 正 文,小 幡 浩 司=FT-207坐 与 に よ る消 化 器癌 患 者 の血 度 の 比 較.癌 明 夫,浜 お よ びuracilの か:UFT経 日本 癌 治 療 学 会 総 会 killingkineticsに 13:2618-2624,1986 7)前 平,ほ 14)松 antitumoractivityof1-(tetrahydro-2-fura- 中の 西 泌 外 科2:217-220,1985 浦 治 ,竹 内 宣 久,服 部 良 平,ほ か ・UFT経 口投 与 に よ る 血 中 及 び 前 立 腺 癌 組 織 内5-FU濃 Effectofcoadministrationofuracilonthe 野 達 彦,長 波 照 夫,小 濃 度 の 検 討,泌 尿 紀 要32:1449-1453,1986 本 治 夫,武 市宣雄 伊 藤 利 夫 ,ほ か ・甲 状 腺 癌 に お け るUFTの 腫 瘍 組 織 内 濃 度 の 検 討.内 分 13)松 dro-2-furanyl)-5-fluorouracilplusuracil.I 中 照 義,梅 715 口投 与 に よ る 血 中 お よ び 膀 胱 腫 瘍 組 織 内5-FU iesoncombinationtherapywith1-(tetrahy- 5)丸 度 と化 学 療 pp.328-330,ElsevierSciencePublishingCo., 1989 (ReceivedonJuly31,19901¥ AcceptedonSeptember26,1990/
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