KAPA HiFi HotStart Uracil + ReadyMix/日本語

シークエンシングワークフロー
研究用
ライブラリー調製
サンプル
調製
末端修復
エンドポイントライブラリー増幅
A-TAILING
アダプター
ライゲーション
サイズセレクション
& サイズ確認
または
リアルタイムライブラリー増幅
ライブラリー
定量
クラスター
増幅
シーク
エンシング
KAPA HiFi HotStart Uracil + Ready Mix
メチル化解析用 バイサルファイト処理済DNAのPCR増幅用
次世代シーケンスにおけるバイサルファイト処理済ライブラリー(WGBSライブラリー)を高い正確性で高効率に増幅できます。
• ハイフィデリティーエンジニア酵素(KAPA HiFi HotStart酵素)をさらに進化させました。
• 増幅困難な「ウラシルを含むDNA」を高効率&高正確性で増幅可能です。
• GCリッチ/ATリッチな領域の増幅時のバイアスも低減できます。
Cat.No. 包装単位
価格(税抜)
KK2801
2×マスターミックス
1.25ml(50回用/50μl反応)
¥79,700
KK2802
2×マスターミックス
6.25ml(250回用/50μl反応)
¥318,800
保存条件
−20℃で1年間
*独自の酵素安定化剤により、凍結融解の影響はほとんどありません。
ATリッチな真核寄生生物ゲノム(∼ 65%AT)のバイサルファイト処理済(WGBS)ライブラリーの事例
A社製品P
A社製品P
A社製品P
Bioanalyzer 2100 High Sensitivity DNA chip.
真核寄生生物のゲノムDNAから調製したバイサルファイト処理済(WGBS)ライブ
ラリーを、それぞれKAPA HiFi Uracil+とA社製品Pで増幅しました。
KAPA HiFi Uracil+では幅広いサイズの断片が増幅できたのに対し、A社製品Pで
はより短いサイズの断片のみが増幅されました。
また、KAPA HiFi Uracil+では8サイクルめで、A社製品Pを用い12サイクルで増幅
した場合と同量のライブラリー収量が得られました。
より少ないサイクルで効率良く増幅できることから、増幅時のバイアス低減が期待
できます。
増幅したそれぞれのライブラリーをillumina GAIIxシーケンサーを用い
て解析しました。
KAPA HiFi Uracil+では、より均一なCoverage depthが得られました。
Data kindly provided by: M Berriman² , J Burton², RC Clark², AJ Coffey², NE Holroyd², A Palotie², 4, CE Scott², JI Tsar², KK Geyer³, KF Hoffmann³, MT Swain³ and C Nicolet 5
2 Wellcome Trust Sanger Institute, Welcome Trust Genome Campus, Hinxton, United Kingdom.
3 Institute of Biological, Environmental and Rural Sciences (IBERS), Aberystwyth University, Penglais Campus, Aberystwyth SY23 3DA, UK.
4 Institute for Molecular Medicine Finland (FIMM), University of Helsinki, Helsinki, Finland.
5 Epigenome Center Data Production Facility, University of Southern California, Los Angeles, USA.
KAPA HiFi HotStart Uracil + Ready Mix
ヒトゲノムバイサルファイト処理済(WGBS)ライブラリーの事例
A社製品P
A社製品P
ヒトゲノムDNA100ngからNEXTERATMキットで調製したライブラリー
をバイサルファイトで処理しました。
2つのWGBSライブラリーを良く混合してから、等量に分けた同一サンプ
ルを用い、それぞれKAPA HiFi Uracil+とA社製品Pで増幅しました。
illumina社シーケンサーで解析したところ、KAPA HiFi Uracil+で増幅し
KAPA HiFi Uracil+
KAPA HiFi Uracil+
たWGBSライブラリーでは、GC含量やCpG領域の密度にかかわらず、均
一なカバレッジが示されました。
Data courtesy of Andrew Adey, Jacob Kitzman, Charlie Lee,
and Jay Shendure at The University of Washington.
お客様からの製品フィードバック ①
N.C.
Sample 4
Sample 3
Sample 2
Sample 1
N.C.
Sample 4
Sample 3
Sample 2
結果
Sample 1
アプリケーション:ヒトのゲノムインプリンティングの解析におけるバイサルファイト処理済みゲノムDNAの効果的なPCR増幅
KAPA HiFi Hotstart Uracil+ ReadyMixでは、4サンプル全てでより効果的
に増幅することが可能でした。
このことから、KAPA HiFi Hotstart Uracil+ ReadyMixでは、より少ないサイ
クル数でも十分に増幅できる可能性が示唆されました。
この後、PCR産物をサブクローニング、シーケンスによりメチル化を定量します。
PCRサイクル数を極力少なくすることで増幅バイアスを軽減できるため、KAPA
HiFi Hotstart Uracil+ ReadyMixにより正確なメチル化解析が可能となるこ
とが期待されます。
100bp
<お客様のコメント>
メチル化解析にあたり、ウラシルを含むバイサルファイト処理したサンプル
を効果的に増幅したかった。想像以上の効果でした。
バイサルファイト処理DNA増幅のスタンダードとなり得ると思いました。
KAPA HiFi HotStart Uracil+
T社 製品
お客様からの製品フィードバック ②
アプリケーション:バイサルファイト処理済みDNAからの安定的なPCR増幅
結果
推奨アニーリング温度条件での再現性の確認
A社製品 KAPA HiFi Uracil+
M
F
E
F
E
M
M : DNA size Marker (φx174/Hinc II digested)
F : Human Diploid Fibroblasts
E : Human Retinal Pigment Epithelial Cells
推奨温度条件で比較評価したところ、KAPAHiFi Uracil+ は、
特異性も高く、高収量で増幅できることが確認されました。
651bp
A 社製品
:アニーリング温度 55℃
KAPA HiFi Uracil+
:アニーリング温度 60℃
<お客様のコメント>
プロトコール記載の条件にて増幅を行った結果、これまで増幅が困難であ
った試料から、目的のバンドが安定的かつ高収量で得られました。
価格は2015年6月現在のものです。製品は改良のため予告なく変更する場合があります。
http://www.n-genetics.com
本
社:〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目4番14号 後楽森ビル18F
Tel. 03(3813)0961・ Fax. 03(3813)0962
西日本営業所:〒604-8277 京都府京都市中京区西洞院通御池下ル565番地 ラフィーネ御池3F
Tel. 075(257)5421・ Fax. 075(257)5422
10PR1506E1K