平成 23 年 6 月厚生年金基金加入事業所様日本鉄リサイクル工業厚生年金基金理事長山内正克東日本大震災の被災事業所に対する「掛金の免除」等についてこのたびの東日本大震災による被災者の皆様、及びご関係者の皆様には謹んで心よりお見舞い申し上げます。さて、「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律」の施行に伴い、特定被災区域（注）に所在する事業所の本・支店等が、震災（原子力発電所の事故を含む）により会社の事業が被害を受けた場合について、下記①、②の特例措置が講じられることとなりました。日本年金機構への申出により、特例措置が適用された加入事業所様におきましては、当基金宛ご連絡頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。記特例措置の内容（要旨） ①「標準報酬月額の改定の特例（機動的改定）」震災の影響により、特定被災区域に所在していた会社の事業が東日本大震災による被害を受けたことにより、その会社に使用される被保険者の本年 3 月から平成 24 年 2 月までのいずれかの月に受けた報酬の額が、標準報酬月額の計算基礎となる報酬月額よりも著しく低下したときは、その低下した月から、低下した報酬の額に基づいて標準報酬月額を改定することができます。なお、その後著しく上昇した場合、その月に受けた報酬の額を報酬月額として、その著しく上昇した月から標準報酬月額を改定することができることとなっています。 ②「保険料の免除の特例」震災の影響で被保険者に対する報酬の支払について著しい支障が生じている場合、納付すべき保険料の額を免除することができます。免除する期間については、最長 1 年間（平成 24 年 2 月末日納付分の保険料まで）とされています。（注）特定被災区域、及び厚生年金保険における手続き、要件等詳細につきましては、日本年金機構のホームページをご参照ください。（ http://www.nenkin.go.jp/new/topics/shinsai.html ）以上日本鉄リサイクル工業厚生年金基金事務局０３－５６８７－８９５６