コンポジット残存型枠工法

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コンポジット残存型枠工法
コンポジット擁壁工事
概
要
コンポジット残存型枠工法は、小型軽量パネルを使用した
重機不要の残存型枠工法である。施工の省力化と工期短縮、
そして建設発生材の削減に貢献する。
特
長
●優れた施工性
■重機不要の合理化施工
「コンポジットパネル」は、3
0
0×9
0
0×(3
5)
mm(基本型)
のプレキャスト製パネルである。1枚の重量が2
1kg 程度と
軽量なため、パネルの設置に重機は不要である。
■ボルト締め不要のパネル組立作業
専用連結金具(かすがい金具)の開発により、パネルの組
立にボルトナットの締め付け作業も無く、全てパネル背面側
からの組立作業で施工性と安全性に優れている。
■複雑なカーブ施工に追従
パネル埋設アンカーと連結金具、セパレーターとはピンジ
ョイントの可変構造となっているため、カーブや目地調整等
が簡単である。
・カーブ施工状況
・側面
・平面
コンポジットパネル組積み状況
特
長
●優れた安全性
■安全で確実なパネル固定技術
打設コンクリートが目地部および連結金具の周囲に回り込
むように設計されており、従って目地からの雨水の浸入抑止
と金具が直接外気に触れることがないため耐食性と躯体との
一体性を確保する。
■腐食破断の心配がない
パネル背面のフックアンカーは、運搬や組立過程で傷つき
腐食要因となることからステンレス(SUS‐
3
0
4※1)となっ
ている。そして FCB 工法(気泡混合軽量土)における構造
部材は溶融亜鉛めっき(HDZ3
5※2)または、同等以上の
犠牲防食性能を有するものとなっている。
※1「JASS.9」標準仕様書の遵守 ※2「FCB 工法設計・施工要領」の遵守
■耐候性・耐久性に優れた壁面パネル
「コンポジットパネル」は天然石を主原料としたステンレ
スフック付きプレキャスト板で3
0年以上にわたる実績を有す
る製品である。
■耐火認定を取得したパネル
国土交通省耐火認定(FP1
2
0BE‐
9
0
5
9)を取得している製
品である。
●天然石を主原料にした景観パネル
天然石と無機顔料を主原料としたプレキャスト無垢製品で
あるため、塗装品とは違い傷や汚れに強く、長期的に安定し
た景観を維持することが可能。
■切断加工が容易
板厚が3
5mm 程度なので
ベビーサンダーで切断加工
が容易である。
防火防草壁工事