第 13 回危険物事故防止対策論文募集で 危険物

第 13 回危険物事故防止対策論文募集で
危険物保安技術協会理事長賞を受賞
串木野事業所 満冨庸祐がヒヤリハット活動事業所間活用推進
チ-ムを代表して危険物保安技術協会理事長賞を受賞
総務省消防庁・危険物保安技術協会が共催する「第 13 回危険物事故防止対策
論文募集(平成 25 年 10 月から平成 26 年 1 月)」に、当社ヒヤリハット活動事
業所間活用推進チ-ムを代表して串木野事業所 満冨庸祐が応募したところ、全
国から応募された 31 編の論文の中から、学識経験者、関係行政機関等の職員で
構成された論文審査委員会による厳正な審査の結果、栄えある危険物保安技術
協会理事長賞(2 編中の 1 編)に選出されました。
★危険物保安技術協会理事長賞受賞テーマ
「複数事業所におけるヒヤリハット情報の効果的な活用に向けて
~全社一体での実践活動及びその教育的効果~」
概要: 日本地下石油備蓄(株)の全国 3 事業所の無災害・無公害を目標とし、各事業所
で日々運用しているヒヤリハット(以下、HH) 活動の改善を試み、重要な HH 情
報を事業所間で共有することを狙いとしている。
5 ヶ月間の実践の結果、「自らの事業所で見つけられなかった重要ヒヤリの早
期発見」や「潜在ヒヤリの段階での早期発見・早期対応」等の効果を期待出来
ることが明らかになった。更に実践直後及び 5 ヶ月後に 3 事業所員を対象に安
全意識の変化をアンケ-ト調査したところ、重要な HH 情報の事業所間での共
有が、事業所員の安全意識の改善に大きく寄与したことが示唆された。統計分
析による結果に依っても、HH 活動に対する意識向上が、他の安全意識を向上さ
せる可能性があること、また、一見すると個別の安全活動面で異なるように見
える 3 事業所は、所員レベルの安全意識という面で同質であることを示してい
た。
これらの実践・分析結果は、HH 活動に対する意識向上が、複数事業所を有す
る企業の安全活動の一層の改善、並びに所員の安全意識の全般的なレベルアッ
プに繋がる可能性を示唆するものと考えられる。
★危険物保安技術協会理事長賞の受賞
平成 26 年 6 月 9 日に開催された「平成 26 年度危険物安全大会」
において「危険物保安技術協会」長谷川理事長から理事長賞を
授与されました