コンポジット残存型枠工法

土木工事/コンクリート工/商F‐109
コンクリート工その他
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コンポジット残存型枠工法
コンポジット擁壁工事
概
コンポジットパネル組積み状況
要
特
コンポジット残存型枠工法は、もたれ、FCB、EPS 等さ
まざまな擁壁に採用されている小型軽量パネルを使用した重
機不要の残存型枠工法。施工の省力化と工期短縮、そして建
設発生材の削減に貢献する。
特
長
●優れた施工性
1.重機不要の合理化施工
「コンポジットパネル」は、3
0
0×9
0
0×(3
5)
㎜(基本型)
のプレキャスト製パネル。1枚の重量が2
1kg 程度と軽
量なため、パネルの設置に重機は不要である。
2.ボルト締め不要のパネル組立作業
専用連結金具(かすがい金具)の開発により、パネルの
組立にボルトナットの締め付け作業もなく、全てパネル
背面側からの組立作業で施工性と安全性に優れている。
3.複雑なカーブ施工に追従
パネル埋設アンカーと連結金具、セパレーターとはピン
ジョイントの可変構造となっているため、カーブや目地
調整等が簡単である。
カーブ施工状況
側面
平面
長
●優れた安全性
1.安全で確実なパネル固定技術
打設コンクリートが目地部および連結金具の周囲に回り
込むように設計されており、従って目地からの雨水の浸
入抑止と金具が直接外気に触れることがないため耐食性
と躯体との一体性を確保する。
2.腐食破断の心配がない
パネル背面のフックアンカーは、運搬や組立過程で傷付
き腐食要因となることからステンレス(SUS‐
3
0
4※1)と
なっている。そして FCB 工法(気泡混合軽量土)にお
ける構造部材は溶融亜鉛めっき(HDZ3
5※2)または、
同等以上の犠牲防食性能を有するものとなっている。
※1「JASS.9」標準仕様書の遵守 ※2「FCB 工法設計・施工要領」の遵守
3.耐候性・耐久性に優れた壁面パネル
「コンポジットパネル」は天然石を主原料としたステン
レスフック付きプレキャスト板で3
0年以上にわたる実績
を有する製品である。
4.耐火認定を取得したパネル
国土交通省耐火認定(FP1
2
0BE‐
9
0
5
9)を取得している
製品である。
●天然石を主原料にした景観パネル
天然石と無機顔料を主原料としたプレキャスト無垢製品で
あるため、塗装品とは違い傷や汚れに強く、長期的に安定
した景観を維持することが可能。
4.切断加工が容易
板厚が2
5∼3
5㎜程度な
のでベビーサンダーで
切断加工が容易であ
る。
防火防草壁工事