事 例 1 笘 第一表の 所得から差し引かれる金額 の箇所を書きます。 笙 第三表の分離課税の 収入金額 や 所得金額 などの箇所を書きます。 ○ 所得から差し引かれる金額 は、「平成 14 年分所得税の確定申告の手引き∼確定申告 ○ 作成に当たっては、「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」から転記します。 書B∼」の 16 ページから 23 ページで計算できます。 申告年分と空白部分を左のよ うに書いてください。 ☞ 「給与所得の源泉徴収票」からの転記 申告書B第一表(左下部) この事例では、各種控除額が既に年末調整によ り給与所得から控除されていますので、該当する 所得控除額を「給与所得の源泉徴収票」から転記 することができます。 平 成 14年 分 給与所得の源泉徴収票 (受給者番号) 支 払 住 所 を受け 又 は る 者 居 所 氏 (フリガナ) (役職名) 名 H市○○町1−1 種 別 支 払 金 額 内 百万 千 給与所得控除後の金額 円 百万 千 コクセ゛イ タロウ 国税 太郎 所得控除の額の合計額 円 百万 給料・賞与 10 400 000 8 180 000 千 源 泉 徴 収 税 額 円 内 百万 2 155 000 千 有 ○ (摘要) 従 無 円 千 人 従人 内 380 000 年調定率控除額 175,000 人 従人 人 従人 内 人 人 内 千 円 未 成 年 者 乙 欄 本人が障害者 特 別 住所(居所) 支 又は所在地 払 氏名又は 者 名 称 そ の 他 老 年 者 円 千 円 婦 特 別 寡 夫 特別控除の額 円 千 円 勤 労 学 生 死 亡 退 職 災 害 者 外 国 人 中 途 就職 退職 I市△△町4−2−3 株式会社 ○○産業 就 ・ 年 退 月 千 個人年金保険料の金額 120 千 73 14 (電話) 職 日 0 配偶者の合計所得 受 明 給 大 者 昭 生 平 ○ ×××−○○○○ 年 年 所 得 か ら 差 し 引 か れ る 金 額 損 控 除 医 療 費 控 除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 生命保険料控除 損害保険料控除 寄 付 金 控 除 申告書第三表(分離課税用) (上部) 10 ○ 11 ○ 12 ○ 13 ○ 14 ○ 15 ○ 16 ○ 受付印 住 月 月 日 日 平成 年分の所得税の 所 氏 19 ○ 勤労学生、障害者控除 ∼○ 20 扶 養 控 除 21 ○ 22 ○ 23 ○ 基 礎 控 除 24 ○ 計 25 ○ 配偶者特別控除 合 名 索 引 番 号 番 号 (単位は円) 短 期 譲 渡 収 入 金 第三表澪へ (10 ページ) 額 20 1 12 この事例の場合、合計所得金額が 1,000 万円を超え ていますので、 「配偶者特別控除」は適用できません。 所 得 シ ○ ス 軽減分 ○ 分 セ 長 一般分 ○ 離 期 特定分 ソ ○ 譲 タ 課 渡 軽課分 ○ 株 譲 事業 譲渡 一般分 チ ○ 式 税 等渡 新 規 ツ の等 雑 公開分 ○ 商品先物 事業 雑 ○ テ 取 引 山 林 ト ○ 退 職 ナ ○ 短 一般分 ○ 54 期 分 譲 渡 長 期 離 譲 渡 一般分 特定分 55 ○ 56 ○ 57 ○ 軽課分 58 ○ 軽減分 一般分 税 金 の 計 算 濂 老年者控除 あなたが老年者に該当する場合に控除します。控除額は 50 万円です。 ただし、合計所得金額 (6、9ページ参照) が 1,000 万円を超えている場合には、老年者控除の適用は受けられ ません。 ○ 老年者とは・・・昭和 13 年1月1日以前に生まれた方 (年齢 65 歳以上の方) で、合計所得金額が 1,000 万円 以下の方です。 (配偶者控除額) 澡 配偶者控除 あなたに控除対象配偶者がある場合に、一定の金 同居特別障害者 左記以外の人 額が控除されます。 730,000 円 380,000 円 一般の控除対象配偶者 控除対象配偶者(青色事業専従者として給与の支 830,000 円 480,000 円 老人控除対象配偶者 払いを受ける人及び白色事業専従者を除きます。) とは、あなたと生計を一にする配偶者で、合計所得金額が 38 万円以下である人のことです。 控除額は右のとおりです。 ○ 老人控除対象配偶者とは・・・控除対象配偶者のうち、昭和8年1月1日以前に生まれた人(年齢 70 歳以 上の人) のことです。 ○ 同居特別障害者とは・・・特別障害者 ( 「平成 14 年分所得税の確定申告の手引き∼確定申告書 B ∼」の 21 ペー ジ「障害者控除」を参照) である控除対象配偶者で、あなたや生計を一にする親族のどなたかと同居を常とし ている人のことです。 (配偶者特別控除額) 澤 配偶者特別控除 配偶者の合計所得金額 控除額 配偶者の合計所得金額 控除額 あなたの合計所得金額が 1,000 万円以下で、あな 控 0円∼ 49,999円 38万円 除 380,001円∼399,999円 38万円 たと生計を一にする配偶者(青色事業専従者として 控 対 400,000円∼449,999円 36万円 50,000円∼ 99,999円 33万円 給与の支払いを受ける人及び白色事業専従者を除き 除 対 象 ます。)の合計所得金額が 76 万円未満の場合には、 象 100,000円∼149,999円 28万円 配 450,000円∼499,999円 31万円 偶 500,000円∼549,999円 26万円 150,000円∼199,999円 23万円 その配偶者の合計所得金額に応じて、所定の金額 (最 配 者 偶 者 200,000円∼249,999円 18万円 に 550,000円∼599,999円 21万円 高 38 万円) の配偶者特別控除が受けられます。 当 600,000円∼649,999円 16万円 250,000円∼299,999円 13万円 この事例では、合計所得金額が 1,000 万円を超 に 当 た えているため、配偶者特別控除の適用は受けられ た 300,000円∼349,999円 8万円 ら 650,000円∼699,999円 11万円 る 350,000円∼379,999円 3万円 な 700,000円∼749,999円 6万円 ません。 場 い 合 場 750,000円∼759,999円 3万円 濆 基礎控除 0円 合 380,000円 760,000円∼ 0円 基礎控除の金額は、38 万円です。 金 等 の 雑 額 商品先物 取 引 山 退 対応分 ○ 72 対応分 ○ 73 67 ○ 対応分 ○ 74 68 ○ 対応分 ○ 75 69 ○ 対応分 ○ 76 額 ○ 70 対応分 ○ 77 71 ○ 対応分 ○ 78 72 から○ 78 までの合計 ○ 79 ○ 27 ※申告書B第一表の○欄に金額を転記してください。 特 例 適 用 条 文 80 ○ 条 法 所法 措法 所法 措法 号 項 条 の 条 の 条 の 所法 措法 の の の 項 号 項 号 項 号 ○ 分離課税の短期・長期譲渡所得に関する事項 新 規 公開分 60 計 渡 61 等 ○ 59 + 60 ×1 / 2) (○ 税 譲 65 ○ 66 税 ○ 翌年以後に繰り越される 特定投資株式の譲渡損失の金額 課 株 事業 譲渡 一般分 59 ○ 式 8 第 三 表 住所・氏名を書いてください。 なお、税務署で記載した住所、 氏名などに誤りがありましたら、 お手数ですが訂正をお願いします。 ○ この表は、「分離課税の所得」、「山林所得」又は「退職 所得」がある場合に、その所得金額や所得税額を計算する ために使用するものです。 17 ○ (分離課税用) フリガナ ( ) 老年者、寡婦、寡夫控除 ∼○ 18 配 偶 者 控 除 申告書 又 は 事業所 事務所 居所など 円 0 円 000 円 500 千 長期損害保険料の金額 寡 一 般 住宅借入金等 900 000 100 000 15 000 春子 夫 あ り 千 円 700 000 扶 養 親 族 の 数 障害者の数 控除対象配偶者 配偶者特別 (本人を除く) 社会保険料 生命保険料 損害保険料 (配偶者を除く) の有無等 老人 控 除 の 額 特 定 老 人 その他 特 別 その他 等 の 金 額 の 控 除 額 の 控 除 額 従 無 有 雑 事 例 1 ○ 区 分 所得の生ずる場所 ○ 事業 雑 ○ 62 林 63 ○ 職 64 ○ 必要経費 差引金額 ( 収− 入必 金要 額経 費 ) 円 特別控除額 円 円 第 三 表 は 、 申 告 書 B の 第 一 表 ・ 第 二 表 と 一 緒 に 提 出 し て く だ さ い 。 収入金額 所得金額 所得の区分を○で囲んでくだ さい。この事例では、「譲渡」を 「○」で囲んでいます。 また、「株式等の譲渡等」欄の 金額は、それぞれ左のように転 記してください。 特例適用条文を書いてください。 この事例では、長期所有上場 株式等の 100 万円特別控除の特例 を適用していますので、「措法」 を「○」で囲み、左のように書 いてください。 ☞ 合計所得金額(6ページ参照) 株式等に係る譲渡所得等の金 額がある場合の合計所得金額は、 下のAとBの合計額です。 A 第一表の 所得金額「合計潛」欄 の金額 「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」 B 「株式等に係る譲渡所得等の金 額の計算明細書」の #の「所得 金額の合計額笙」欄の金額(又は 第三表の「株式等の譲渡等の計烋」 欄の金額) 2 面 1 株式等の譲渡内容等について記載してください。 これらの所得が2以上あるときは、 それぞれの所得の区分ごとにこの明細 書を作成します。 (A一般分)【事業所得・譲渡所得・雑所得】 いずれか当てはまるものを○で囲んでください。 2 所得金額の計算 (「特定権利行使株式分」及び「特定投資株式分」がある場合には 4面 に記載してください。) ① 区 A 一 分 収 入 金 額 円 般 ② 必要経費又は譲渡 に要した費用等 ③ 差 引 金 額 ( ① − ② ) 円 ④ 特 別 控 除 額 (最高100万円) 円 円 分 円 B 長期所有分 小 計 A + B ⑤ 所 得 金 額 ( ③ − ④ ) 1 ● 3 ● 2 C ● 新規公開分 【株式譲渡の場合】 長期所有上場株式等の 100 万円特 別控除の特例の適用を受ける場合には、 特別控除後の金額が合計所得金額の 算定の基礎となります。 この事例では、次のようにな ります。 4 ● (注) 特別控除額は、100万円を限度として「C新規公開分」、「B長期所有分」の順に控除します。 (Aの金額) 所 得 金 額 の 合 計 額 (Bの金額) 8,180,000 円 + 4,200,000 円 3 面 3+ 4 ( ×1/2) ● ● 特例適用条文 61へ 5 申告書第三表の⃝ ● (合計所得金額) 円 = 12,380,000 円 措法 条の 9
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