(雑誌抄録)眼窩内に穿孔せる慢

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(雑誌抄録)眼窩内に穿孔せる慢性前額竇炎治験例
橋本
東京女医学会雑誌, 11(2):246-246, 1941
http://hdl.handle.net/10470/18142
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
246
津田武雄
溶液(「ズパグリン」)の効果
耳鼻咽喉科14巷2號92頁
山 本 善 濟
徽毒を有する53歳の女子が喉頭腫蕩によη狭窄を
眠し,長期に亙る張力な駆徽療法により,血液「ワ」氏
耳鼻咽喉科14巻4號232頁
著者は硫酸「マグネシウム」の血管蓮動神輕緊張真
面懸は弱陽性に移行したるま製書止朕態にとS“まり,
常に封ずる鎭痙作用を慮翻して種々の耳鳴患者14例に
その間喉頭狭窄による呼吸困難を招來して氣管切開を 美し「スパグリン」欝脈内注射を行ひたり。初回注射
施行せり。更に其の後園徽療法を画けて6ヶ月鯨に及ぶ
は5.%溶液20c.aを極く徐々に行ひ,其後は10%乃
も症歌減退せざるを以て人工喉頭裂開術を施行,一時
輕邉良好なりしも後に喉頭痩を作Yx創面の二次的感
至25%の溶液を毎同店は隔日に使用す。多くは2∼3
同目より効果を現はし,先づ耳鳴張度が弱まると共K:
染よV喉頭軟骨膜炎並に軟骨炎を惹起,卍この部の軟骨 笛聲或はC5乃至C4 1(近き高調督並に簿動感が減弱
竣疸を來し,更.に配管軟骨壊疸にまで進行し,一時呼 或は演失し,択で良好なるものに於ては6∼7同乃至
吸困難の再獲作を起せり。又後方に向ひては:食道壁を
10同前後で蝉鳴が溝失し,低調書は可成刀後まで残る
破壊して脊柱の一部を露禺し,該病臥は周壁軟部組織
ものあり。成績は耳鳴の漂失を見たる者6例、可成η
に移行せり。依て鼻孔より持績的に「カテーテル」を
の著効を得たるもの2例,眩牽,頭痛,耳閉塞感は全
挿入し人工榮養を行ふ。適々患者が咳漱に際し氣管套・く溝失し,一程度迄輕快せるもの4例,聴力は多少に
管内よD小指頭大の壊死組織片を喀欝し,直後細面と
共に大出血を來し其儘死亡せり。局所剖槍によ)頸回
拘らず恢復を見たるも燦然効果なきもの2例あb。傲
化筈狭窄あるものに於ては効なきが如し。(国代抄)
脈の露:出部に栗粒大の壁鮫損を謹明せりQ後日組織學
眼窩内に穿孔せる慢性前額聲炎治瞼
的検査により 一一部上皮癌を検出せるも,之が護生は長
例
期に亙る砒素剤投與,氣管套管の四温的挿入,或は綾
大 野 武
欝の鍛生可能咽るによるならんと・(仁木抄)
異常経過をとntる雛謹尖eePt起炎の
一例
耳鼻咽喉科14巻4號244頁
60歳男,30年來鼻閉塞を訴ふ。4∼5ケ月前よη左
側眼窩内皆部腫脹,頭痛を訴へ,4∼狙前よ號側上
山 田 喜 郎
眼瞼淳腫及複覗を訴ふ。瀕:面は左側上眼瞼淳腫高度に
耳鼻咽喉科14巻4號223頁
て眼球の突出を見,瞳孔散大し封光反慮遅鈍なVo眼
愚者は2職男,輕変瞬邪に面して突然右瀬頭 底に黙な翻動旦購輕全曲あり。鼻輪を診るに鼻
痛を訴へ,次で右鮒耳痛,耳鳴,薗痛並に複親,籠明,
中隔左方心曲,国側鼻腔に鼻茸ありて左側中霜道に濃
流涙を訴ふ。診るに,著明なる右側面戸性加答見性中
厚膿汁を見る。法内試掘:脹部を歴迫すれば鼻腔に濃厚
耳炎及右側外旋榊経扇頭ありb勿って鼓膜切開を富鉱
膿汁の流出を見る。慢性宿町蜂婁炎の眼窩内穿破の診
せしも,諸氏輕治せざるのみならず,鼓膜切開後3日
臨の下に根治手術施行せり。キリアン氏皮膚切線を施
目、の朝突然に甚しく耳痛及偏頭痛を訴へ來たる。診る
すに前額竃前壁は既に破捜され,眼窩内骨膜下に一大
に加答児性中耳炎は」曾悪して急性化膿性中耳炎となり
膿瘍を形成し,内下方は簿骨出鉱と融合し前額實下腕
輪に急性乳勢突起炎を併益して居るのみならず,更に
も一部歓損せり。ジャック氏法によb前額竃下訳を其
進んで化油性謄膜炎を縫獲せηQ直ちにシュワルツ.術 の最側端迄完全に難除し,叛骨蜂漿を開放し粘膜を剥
式に依る乳嚇突起馨開術並に根治手術・を施行せるに,
乳鵬突起並に鼓室内に著攣を認めざるも,迷路周目上
離除去す。俗醐蝶竃の罹患せるを登漏し憲粘膜除去せ
り。手術後創面治癒不良なηしも手術腔無「タンポン」
箪殊に上隅角細胞が一般よりも特…に侵され其慮より炎 腔内洗魔法を行ひて引過良好となり術後40日にて全
症は更に錐纏尖端部に向ひ侵襲せると同時に他方深部
治せり。(橋本抄)
に於て硬拶膜に波表せる所見を認めたり。然るに手術
慢性副鼻腔応手射創の後療法に就て
の翌日海綿静脈竃血栓に依る雨眼殊に右眼の白球突出
を起し,中耳炎」曾悪後僅かに3目にして化膿性謄膜炎
の爲に鬼籍に入れ恥(田代抄)
耳鳴に謝する硫駿「マグネシウム」
橋 爪 正 男
耳鼻咽喉科)4巻4號253頁
慢性副鼻腔炎手術成績向上の爲には鯖骨蜂案を中心
として完全なる綜合的手術を行ふを要す。
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