耳鼻咽喉科・頭頸部外科がおすすめです。平成23年3月　山形大学卒業耳鼻咽喉科　医員　三國谷由貴私は山形大学を卒業後、八戸市立市民病院で2年間の初期研修と1年間の外科研修を終え、平成26年4月に弘前大学耳鼻咽喉科学講座に入りました。消化器外科医か頭頸部外科医かのどちらかで迷いましたが、より特化した耳鼻咽喉科・頭頸部外科医として生きていくことを決め、出身県の青森に貢献するべく、出身大学とは違う弘前大学に入ることにしました。ほぼ知り合いがいない弘前大学ですが、医局の先生方は大変フレンドリーにしてくださり、ストレスなく新生活をスタートすることができました。頭頸部外科の再建手術や耳科手術は大学病院でしか行っておらず、大変勉強になります。先生方も解説をしながら手術を進めてくださいますので、ちんぷんかんぷんのまま手術が終了することはありません。また、耳鼻咽喉科では新入局員が執刀する手術もたくさんあり、他の病院よりは医師の数が多いため、きちんと指導してもらいながら安全に手技を学ぶことができます。最初は手間取り時間がかかっていた手術も、回数を重ねるごとに改善すべきポイントが見え、自分でも少しずつですが上達できていると感じられます。他の病院よりは医師の数が多いとはいえ、青森県全体としては耳鼻咽喉科医の数はまだまだ不足しています。それゆえ、耳鼻咽喉科医1年目の私でも戦力として頼ってもらえ、やりがいを感じる毎日を過ごすことができています。手術や内服・局所治療で症状がよくなり、喜ぶ患者さんを見ると、私も一緒に万歳三唱をしたくなる程うれしくなります。耳鼻咽喉科・頭頸部外科に少しでも興味のある方は、一度弘前大学耳鼻咽喉科へ見学にいらしてください。皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。 98