(未来医学事典)植物との融合に

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(未来医学事典)植物との融合による人工的な人類進化へ
の挑戦
藤谷, 拓視
未来医学, 未来医学(19):82-85, 2004
http://hdl.handle.net/10470/28345
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
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を 最 小 限 に 抑 麦 るこ
二と が で 慧 る か で あ る。
そ の 他 光 含 成 関 連 遼 伝 子 と し て は、 以、下 の も の
が 挙 げ ら れ る (義 婁)。
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、
光 含 成 に よ る 炭 素固 定 の 方 法 か ら 殖 物 は 3 種
べ養遺伝子と紺関する
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。
、 光 含 成 灘 云子 は
3 種 の ■党 合 成 効 率 は
葉 緑 体 だ け で な く、 核 に も 分 か れ て 存 在 し、 鰯
に 分 類 さ れ る
(嚢 1一
)。
C3 < C堪 < CA 泌 と
= な る が、
ヒ ト ヘ の 導 人 し や す
奏 約 に 機 饒 発 現 す る 亀 の と 考 え ら れ て い る。
さ の 点 か ら 単 純 な 系 で あ るC3櫨 物 を 選 択 す る の
…
、
が 妥 為 で あ る と= 考 麦 ら れ る。
) ピ 伽遠柾午むの融合条件
葉緑 体で の電 子伝 逮皮 応 によ って発 成 した
本 研 究 で は、 植 物 の 党 合 威 遺 伝 子 を 導 入 し、
NADP思 や AγPを 遼 元 力 と エ ネ ル ギ ー 源 に し て
二 酸 化 炭■素 は 鰯 定
、
遼 元 さ れ る。
こ の カ ル ビン
光含 威 機 能 を付 与 す る こと を扇 的と
=し て い る が、
ヒ 1
・ が 巨 視 的 に “ と ト” で あ る こ と が 維 持 さ れ
固 路 は 二 酸 化 炭 索 固 定 段 階、 固 定 炭 薬 遼 元 段 階、
リ ブ ロ ー ス ビ ス リ ン 酸 蒋 生 段 階 に 区 分 さ れ る。
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る と い う 前 提 条 件 が あ る。 つ 豪 り 鼻 体 的 に は 鰯
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植 物 との 融合 に よる 人工 的 な人 類 進化 への 挑 戦鶴
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ヒ トの 既 存 の 機能 に 影 饗 を 与 え ず 付 棚 機 能 と
し て 獲 縄 す る こ と。
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ヒ ト の 選 伝 子 は そ の 泰 蒙 残 し、 光 合 成 遺
灘 生 殖 綴 鰍 こ導 入 が 緊 た さ れ て い る こ と。
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3 の 条 件 を 満 た す 必 要 が あ る。
入 す る と、 葉 緑 体 に よ る 緑 化 人 間 と な っ て し 豪
う 可 能 性 が あ る。 よ っ て 毛 髪 組 織 に 発 現 の 標 的
虹 細麓振平紀構鞠遼儀平の
4 融禽方溝
を 絞 っ た ブ ロ モ ー タ ー を 付 与 す る。
元々ひとつの受精卵から様々な形態や機能を
(一) C3 植 物 の 光 合 成 機 能 発 現 遺 伝 子 の 特 定
新たに遺伝子を操作することで
新 し い機 能
、
も つ 繍 胞 に 分 化 す る わ け で あ る が、 そ れ を 決 定
し て い る の が 転 写 制 御 因 子 で あ る。 さ ら に 体 の
を 発 現 さ ぜ る た め に は、 標 的 と な る 遺 伝 予 を 報
ど の 粒 置 (頭 部、 胸 部、 腹 都 な ど) で 作 用 す る
独 で 切 り 鮎 り す る よ り、
か と い う こ と を 決 定 し て い る Hox 遺 伝 子 が 存 在
イ ン ト ワ ン、 エ ク ソ ン
等を含めてまるごと導入するぽうが効柴 的であ
し て い る こ と が わ か っ て い る。 頭 部 に 特 異 的 に
る と い う 研 究 報 告 が あ る3〕。
作 用 す る よ う な 転 写 因 子 を 導 入 す る こ二 と で、
よ っ て、
光 含 成 遺
頭
伝乎として残す部分と
1、 餓 除 す る こ と で そ の 機
都 の 毛 髪 組 織 の み に 局 蕨 的 な 光 合 成 機 能発 現 が
能 が 失 わ れ な いこ
1と が 確 認 さ れ た 不 要 部 分 を マ
実 現 で 慧 る の で は な い か と 考 え ら れ る。
ツ ピ ン グ し、 ヒ ト 遺 伝 子 と 接 続 す る 植 物 遺 伝 子
を 確定 す 乱
(4) 楯 物 の 光 合 成 機 能 発 現 遺 伝 子 の
ウィル スヘ の組 み込 み
(2) イ 系 等 の 光 合 威 機 能 発 現 遺 伝 子 の 取 り 蟹 し
祷 定 し た 光 合 成 機 錐 発 現 遺伝 子 を 制 限 酵 素 を
用 い て 切 り 拙 し、 m ㎜ Aを 取 得 す る こ と で ク ロ
ー ニ ン グ を 行 う。
ヒ ト に 感 染 す る ウ ィ ル ス に プロ モー タ ー を 付
与 し た 光 含 成 機 能 発 現 遺 伝 子 を 導 入 す る。
(5) ヒ ト 精 子 と 卵 子 の 人 工 授 精
夫 婦 の 精 子、
(3) プ ロ モ ー タ ー の 選 択 と 付 与
イ ネ 等 の 光 合 成 機 能 発 現 遺伝 子 を 全 身 樫 に 導
灘
雛
兼来獲 撚 旺三9 2嘗0僻
譲
麟
曲
・
嚢
鱗
灘
葦
灘
嚢
鱗
・
…
,
卵 子 を 試 験 管 内 で 人…I1 授 精 し、
初 期 胚 の 段 階 ま で 培 養 す る。
轡婚
(6) ヒ ト 受 構 卵 へ の 光 合 威 機 能 発 現 遺 伝 子 の 導 入
兜 に プ ロモ ータ ー付 与 し た 光 合 成 機 能 発 現 遺
伝 子 を 導 入 し た ウ ィ ル ス を 受 精 卵 に 感 染 さ せ る。
の 移 植 と も 言 麦 るよ う な 全 体 的 遺 伝 子 操 作 で あ
る。 そ の た め、
昌 的 の機 能 を 発 現 で き る か ど う
か と い う孝箆点 と、 既 存 の 機 能 が ど の よ う に 影 響
を 受 け る か と いう こ と は 必 ず セ ッ ト で 考 慮 さ れ
(7) 樋 物 光 合 成 機 能 遺 伝 子 発 現 受 精 卵 の 選 択
適 切 な マ ー カ ー を用 いて
境合成機能発現遺
、
な け れ ば な ら な い 課 題 で あ る。
なお
、
本 研 究 に お いて は
自由な発想を妨げ
、
伝 子が 意 図 ど おり 組み 込 ま れ た 受 精 卵 を 選 択 す
る と 考 え、 倫 理 面
る
行 わ な か っ た。
。
( 法 律 面 含 む)
の 考 察 は一一一切
(8) 除 核 卵 子 へ の 導 入
揖 親 の 別 の 卵 乎 か ら 核 を 抜 き 取 り、 そ こ に 光
合成機能発現遺伝子 が導入された核を電気刺激
に よ り 融 合 さ せ る。
(9) 子 筥 へ の 着 床 か ら 出 産
母 親 の 子 宮 へ 戻 し、 着 床 さ せ る。
6 雛蛛
本 研 究 の 蟹 的 は、 あ る 特 定 の 機 能 不 全 を 補 う
よ う な 遺f云子 操 作 で は な く、 生 き 物 の 生 命 装 撰
釆燦腿 榊 。
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9 童鰍 擦
総