第91号 汐入

第91号
平成20年
恵美子さんのがん闘病記
恵美子さん(
歳 )が 2年 ぶ りに 受け
ている)で胃がんが深く まで す すん でい
深達度T3(漿膜を超え て胃 の 表面 にで
検査だけです。
群が時々起きますが、今は半年に一度 の
てもリンパ節に転移 して いな い 状態 でし 「自分の身体を
仕事人間だったけど、今は自分の時 間
た 。 脾 臓 の 摘 出 は リ ン パ 節 へ の 転 移 を 防 もっといたわらないといけない」
ぐ為に行われました。
たものの橋本病の せ い だ ろ う と 思 っ て
り、吐き気や腰の痛みの自覚症状はあっ
7月。ストレスか ら 橋 本 病 に な っ て お
潰瘍の跡がある」 と 言わ れた の が昨 年の
胃を補う。胃がなくなったことで消化 液
がゆになったのは1週間後でした。口 で
を飲むことから始まり、おもゆから七 分
事はまずは1日1本のミネラルウォーター
術後の翌日から歩くように言われ、 食
(リンパ球)が退治していますが、年 齢
がん細胞 が で き る と そ の つ ど 免 疫 細 胞
1日5千個のがん細胞が発生しています。
「がん細胞」になり、実は健康な人で も
がんは細胞のなかのDNAが傷つく と
を大切にしてストレスを抱えないよう に
いたそうです。埼 玉 の 地 元 の 病 院 で 胃
は唾液と腸液だけになるので、消化を 助
を重ねたり生活習慣などによりがん細 胞
た会社の健康診断 の バリ ウム 検 査で 「胃 「歩くことが一番のリハビリ」
カメラ検査により 胃 が ん が 発 見 さ れ ま
けるためにもよく噛み唾液と混ぜて消 化
の発生が増え免疫細胞の機能が落ちて き
日まで1日
ンター中央病院に入院し た の が 8 月
日~8月
している恵美子さん。
した。知人の紹介 で 築 地 の 国 立 ガ ン セ
を助けなければなりません。よく噛ん で
てがんになります。日本人の
月
人に1 人
食べる習慣がなかったので、これは慣 れ
日です。
はがんで亡くなっており、将来は2人 に
「お医者さんとの出会いが大切」
るまで大変だったようです。
日に手術し
万円でした。
1人はがんで亡くなると予想されてい ま
院費
手術から2週間後に退院、4人部屋( 差
を全摘致しました。
がんには「ステ ー ジ 」 と い う も の が
胞が染み込んでおらず、抗がん剤も放 射
恵美子さんの場合は、全く他にがん 細
て運命も分かれます。がんになったら 入
をしてくれるお医者さんとの出会いによっ
います。とっさの判断が早く適切な処 置
がんは開けて見ないと人それぞれに 違
あります。がんの 進 行 具 合 や 深 さ 、 転
線治療もせずに済みました。術後は傷 口
「盲腸とるようなものだった」
・Ⅰ
・Ⅲ
すすんでいるか示しています。 (深達度)
恵美子さんの手 術 前 の 所 見 は ス テ ー
いはめまいを引き起こすダンピング症 候
ないのが現状です。
どうか、ご自愛下さい。
め に 、 食 事 後 に 腹 痛 、 吐 き 気 、 下 痢 あ る 「自分の身は自分で守る。」
食物や飲料が小腸に急激に流れ込む た
後には痛みも取れ職場復帰しました。
3
A
・ Ⅳ が き ま り ま す。 を 塞 い で い た テ ー プ は
B
移の状態でステー ジ ( 病 期 ) Ⅰ
院費がいくらかかるか、病院によって も
・Ⅱ・Ⅲ
A
は胃がんが胃の 壁 の ど こ ま で の 深 さ
B
T
ジⅠでしたが、手 術 後 は ス テ ー ジ Ⅱ で
違います。情報は口コミだけでしか入 ら
ヶ月で取れ半 年
「開けてみないとわからない」
48
置きに日帰り検査、8月
10
て(手術所要時間 は 3 時 間 半 ) み ぞ お
13 10
す。
26
額ベッドでない)で検査費6~7万+ 入
7
ちからヘソの手前 ま で 切 り 、 胃 と 脾 臓
3
汐入
12月13日
50
「まさか、自分が」
発行元
東京新聞
南千住東口専売所
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発行責任者
鬼塚 佳代子
℡090-2657-0300
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