まちかどリポート[PDFファイル/567KB] - 桑折町

まちかどリポート
地区の話題や行事などがあれば、情報をお寄せください。
連絡先:まちづくり課☎ 582-2115 まで
節目迎え母校に恩返し 卒業生が醸芳中に記念品贈呈
忘れられない思い出のひとつに 〝トニー先生〟初めての山車引き
醸芳中学校の昭和 52 年度卒業生の代表5人が4月
22 日母校を訪れ、先だって開催された同級会参加者
一同からの記念品を贈呈しました。
卒業生らは中学校卒業から 35 年、年齢にして 50
歳を迎えたことから、節目として同級会を開催。その
席上で母校に何か恩返しをしようと話し合い、プロ
ジェクターを贈呈することに決めました。
発起人の松浦俊充さんは「卒業以来中学校に何もし
ていなかった。同級生の中には、現在子どもが在校し
ている人もおり、何か役立つものを贈りたかった。」
とあいさつ。
蓬田吉穂校長は「生徒のプレゼンテーション力を伸
ばすため大いに活用したい。」とお礼を述べました。
前列左から大室光子さん・帆苅聖子さん・目録を手にす
る松浦さんと蓬田校長、後列左から後藤茂さん・菅野正
樹さん
満開の枝垂れ桜と桃の花をバックに 常称寺枝垂れ桜コンサート
今年は満開の枝垂桜を背にしての演奏
夏の再会願い うぶかの郷でホタルの幼虫放流会
フルート・髙野雅文さんと電子ピアノ・熊井深雪さ
んのユニット(Takano & Miyuki)が素敵なアンサ
ンブルを届ける「枝垂れ桜コンサート」が4月 20 日、
今回で7回目を数える、夢ほたる・こおり(石幡政
子会長)主催のホタルの幼虫放流会が4月 29 日、う
ぶかの郷で開かれ、親子連れなど約 50 人が参加しま
常称寺本堂で行われました。
今年で7回目を迎え、ファンにとっては春の風物詩
としてすっかりおなじみとなったこのコンサート。今
年は八重紅枝垂と桃が見事に満開で、これを愛でなが
らの素晴らしいひとときとなりました。
ステージは、多様なジャンルの日本の美しい曲を中
心に構成され、
フルートと電子ピアノの優しい音色が、
聴く人の心に、曲をより美しく響かせました。
また、満開の八重紅枝垂に合わせ、NHK大河ドラ
マ「八重の桜」の演奏もありました。
した。
写真パネルを使って行われたホタルの説明コーナー
では、子どもたちはパネルを食い入るように見つめ、
ホタルの不思議な生態のお話しに、真剣に耳を傾けて
いました。
その後子どもたちは、半田醸芳小やうぶかの郷など
安心・安全な地域づくりのために 女性防火クラブが「女性消防団員」について学ぶ
一般家庭における防火体制・防火思想の普及啓発の
ため、様々な活動を行っている女性防火クラブの総会
が4月 18 日、桑折公民館で行われました。
総会終了後には、現在消防団で募集している「女性
消防団員」について理解を深めるため、「女性消防団
員の必要性と方向性」をテーマに、役場総務課職員を
講師に迎えた研修会を開催。出席者からは「なぜ今、
女性消防団員が求められているのか?」
「入団したら
どのような活動をするのか?」といった質問が出るな
ど、活発な意見交換が行われました。
で大切に育てられた幼虫たちを、元気に育った姿で再
会できること願いながら、産ヶ沢川にそっと放ちまし
た。
興味のある方・詳細を知りたい方は担当までお問い合わせください。
総務課危機管理係☎ 582-2111
初めて知るホタルの生態に真剣な表情の子どもたち
功績しのび霊慰める 寛延三義民供養祭
女性消防団員について考える女性防火クラブの皆さん
桑折町消防団では男女を問わず消防団員を募集しています!
15 広報こおり 平成 25 年5月号
法被に鉢巻姿のトニー先生が引手で参加した、下半田町
内会の山車
北半田の益子神社例大祭が 4 月 13 日行われ、町教
育委員会の英語指導助手アンソニー・ギラン先生(通
称:トニー先生)が下半田町内会の山車の引手として
参加しました。
トニー先生はこれまで、見物客としてお祭りを楽し
むことはありましたが、祭りそのものに参加したこと
はありませんでした。今回の山車引きで「日本にいる
間に日本のお祭りにぜひ参加したい。」という以前か
らの念願がかないました。
桃の花も咲き始めた青空の下、法被に鉢巻姿で子ど
もたちと一緒に山車を引いて歩いたトニー先生は「日
本の祭りを楽しむことができた。忘れられない思い出
としていつまでも大切にしたい。」と話しました。
慰霊碑の前で手を合わせ功績をしのびました
寛延2年(1749 年)の農民一揆の首謀者として産ヶ
沢で処刑され、のちに寛延三義民と称された3人の第
264 回忌供養祭が4月 17 日、顕彰碑前(字田植)で
行われました。
この供養祭は、当時、一揆に参加した農民への厳し
い取り調べを見かね、自ら首謀者として手を挙げた3
人(斎藤彦内〔旧長倉村・現伊達市〕
・猪狩源七〔旧
鎌田村・現福島市〕・蓬田半左衛門〔旧伊達崎村・現
桑折町〕)の功績を後世に語り継いでいくことを目的
に、寛延三義民顕彰会(冨田健一郎会長)の主催で、
処刑日に合わせ毎年行われているものです。
同会では、来年度にも、顕彰碑脇に三義民の説明板
を設置する予定だということです。
広報こおり 平成 25 年5月号 14