初期研修プログラム紹介(PDF:533KB) - 磐田市立総合病院

磐田市立総合病院
初期臨床研修プログラム紹介
磐田市立総合
病院
磐田病院周辺の風景
磐田病院周辺の風景
磐田病院周辺の風景
施設の紹介(地域ニーズ、特性)
„
„
„
„
„
„
„
平成10年に新築・移転(21診療科、病床500)
診療圏は約17万人で中東遠地区の中核病院
平成21年母子周産期センター完成
平成21年救急救命センター認可
常勤医師数122名(H22.4現在)
平成22年度から静岡家庭医養成プログラムを
スタート
平成23年度腫瘍センター完成予定
診療科目
„
„
30科
内科、精神科、神経内科、呼吸器内科、消化器
内科、循環器内科、リウマチ科、小児科、血液内
科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、外科、消化
器外科、血管外科、呼吸器外科、形成外科、整
形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦
人科、眼科、耳鼻いんこう科、放射線診断科、放
射線治療科、麻酔科、救急科、緩和医療科、病
理診断科、歯科口腔外科
診療実績(平成21年度)
„
„
„
„
1日平均外来患者数 1,113人
1日平均入院患者数
428人
救急患者数
23,011人
救急車受け入れ件数 5,090件
„
„
„
„
心肺停止症例
手術件数
分娩件数
平均在院日数
198件
3,857件
1,251件
12.4日
最新の医療機器
„
„
„
3.0テスラMRI
ヘリカルCT(2台)
インテリジェントCT(256列、心臓CT)
„
„
日本で3台目
前立腺癌の小線源治療器
研修プログラムのモットー
„
厳しいけれど、楽しく。研修医たちが共に
育つことができる研修環境を提供する。
研修のゴール
„
「ひとり立ちできる臨床医」になる
„
„
初期研修終了後、どこに行っても恥ずかしくな
い(グローバルスタンダードを身につけた)臨
床医になる
“Teaching is Learning”を実践できる医師
になる
特に身につけてほしい内容
„
„
„
„
„
„
„
症例プレゼンテーション
コミュニケーションスキル
身体診察
臨床推論
EBM
救急医療
感染症診療
研修プログラムの特徴
„
研修医教育専任の医師がいる
„
„
指導医が2年間継続的に研修医の成長を見
守る
効率的な学習体制
„
„
臨床推論に重点をおいた新患カンファレンス
(3回/週)
教育専任医師による必須事項のミニレク
チャー(100回以上/年)
研修プログラムの特徴
„
豊富な学習機会(耳学問)
„
„
„
„
„
„
„
„
専門医によるプライマリケアレクチャー(1∼2回/月)
英語ケースブックの輪読会または2,3年目研修医に
よるレクチャー(1回/週)
ERピットフォールカンファレンス(1回/週)
放射線科医師による読影カンファレンス(1回/2ヶ月)
検査技師による少人数制エコー勉強会
救急症例検討会
CPC
院内BLS講習会、ICLSコースの開催
研修プログラムの特徴
„
研修医の研修希望を研修に反映
„
„
3回/年の教育専任医師による個別面接
研修スケジュールの自由度が高い
„
„
„
„
研修スケジュールは本人の希望を元に作成し、研
修半ばでの変更も可能な限り許可する
エコー検査、臨床病理、放射線診断部門、放射線
治療部門、検査部門(細菌検査室など)の選択も
可能
家庭医療の選択が可能
ローテーション期間は週単位で選択可能
研修プログラムの特徴
„
ERに救急専門医(内科系・外科系)を配置
し、教育の場としての救急外来の充実
„
屋根瓦方式(ER、時間外診療)
„
„
1年目研修医14名、2年目研修医10名
一般内科ローテーション期間中(1ヵ月)に
初診外来を担当
„
„
医療面接・臨床推論のトレーニングの場
社会心理学的背景を有する患者への対応
研修プログラムの特徴
„
研修プログラムの評価・改善
„
„
„
研修医代表が臨床研修管理委員会に出席
研修医による各科指導の評価とフィードバック
地域の公立病院と協力して地域医療研修を充実
„
„
„
公立森町病院で在宅医療、小規模病院での救急医
療を経験する機会を提供
菊川病院で精神科救急と内科疾患を合併する精神科
患者の診療を経験する機会を提供
森町家庭医療センター、菊川家庭医療センターで家
庭医療の研修を受けることができる
研修プログラムの特徴
„
良好な研修環境
„
„
広くて明るい研修医ルームに一人に1つの机
と書架
コメディカルが研修医教育に協力的
„
„
„
„
„
„
採血、点滴(看護師)
グラム染色(検査技師)
超音波検査(生理検査技師)
臨床検査技師主催の勉強会
文献検索環境と二次資料の充実
初期研修修了時に研修修了式を開催
研修プログラムの特徴
„
„
„
ミシガン大学家庭医療学科から外国人医
師の招聘
ミシガン大学家庭医療学科への研修医短
期留学制度の導入
ミシガン大学から医学生の短期留学を受
け入れている
平成21年度ミニレクチャー
内容
1
症例のプレゼンテーション
2
診療録の書き方・正しいコンサルテーションの方法
3
ER勤務の心得
4
臨床診断へのアプローチ
5
感染症診療の基礎
6
血液培養のとり方
7
抗菌薬の正しい使い方
8
身体診察1
9
身体診察2
10
身体診察3
11
かぜ症候群の診療
12
内科医のための小児科診療
13
妊婦の内科診療
14
水・電解質異常へのアプローチ1
15
水・電解質異常へのアプローチ2
16
水・電解質異常へのアプローチ3
17
酸・塩基平衡異常へのアプローチ1
18
酸・塩基平衡異常へのアプローチ2
*平成21年度は全100
回以上のミニレクチャーを
施行。ミニレクチャーの内
容はすべてパワーポイント
ファイルの形式で、CDに
して研修医に渡す
平成21年度研修医向けレクチャー
ERにおける小児科診療の基礎
初診外来における医療面接
悪い知らせの伝え方
研修医のためのミニマムEBM
臨床倫理の実践
健康行動理論の基礎
抗菌薬の正しい選択方法
EBMスタイルのカンファレンスの進め方
臨床推論の基礎
ERでの見逃しをふせぐために
読影の基礎6回シリーズ
研修医年間ローテーション
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
オリ
エン
テー
ション
血液
内科
腎内
科
消化
器内
科
神経
内科
循環
器内
科
呼吸
器内
科
内科
(糖
尿病、
感染
症)
1月
外科
2月
3月
麻酔
総合内科(研修医教育部門)
4月
5月
小児科
6月
7月
8月
9月
産婦
人科
救急
地域
精神
科
10月 11月 12月
1月
選択
2月
3月
研修医年間ローテーション
„
„
„
„
救急は1ヶ月の救急専従・専任と2年間を通じて
の副直、時間内ER担当でトータル3ヶ月とする
地域医療は公立森町病院にて在宅医療、地域
小規模病院での救急医療を研修
精神科ローテーションは菊川市立総合病院にて
精神科救急、内科疾患を有する患者の精神科診
療を研修
選択として森町家庭医療センター、菊川家庭医
療センターで家庭医療の研修を受けることがで
きる
研修医週間スケジュール
月
採血当番(4月)
AM7:00∼
火
○
輪読会・勉強会
AM7:30∼8:00
水
木
○
○
○
ERピットフォール
カンファレンス
AM7:30∼8:00
新患カンファランス
ミニレクチャー
AM9:00∼10:30
○
○
外来研修指導
AM8:30∼12:00
ER担当
AMまたはPM
○
○
○
○
エコー勉強会
PM6:00∼
プライマリケアレクチャー
PM5:30∼6:30
金
○
○
○
○
○
○
副直・ER担当
„
„
月4回(平・休日の宿直3
回、休日の日直1回)
体制
„
„
„
„
„
内科系当直医
1名
外科系当直医
1名
2年目研修医副直 1名
1年目研修医副直 1名
業務:2年目研修医、指
導医とともに内科系また
は外科系の救急車・
walk-in来院患者の診療
にあたる
„
„
1年目は1ヶ月の選任・専
従、2年目は半日を1単位
とし、1単位/週の担当
体制
„
„
„
„
„
„
ER専任医師
2年目研修医
1年目研修医
内科系セカンド
外科系セカンド
2名
1名
1名
1名
1名
業務:2年目研修医、ER
医師とともに内科、外科を
問わずすべての救急車来
院患者の診療にあたる
給料・宿舎・休暇
„
給料
„
„
„
„
„
宿舎
„
„
„
„
1年目基本給:335、000円
2年目基本給:344、600円
ボーナスあり:年に基本給1ヵ月分
時間外手当てあり
敷地内に研修医様アパート(2K)8部屋
病院が市内に研修医アパート(2K)を借り入れ
自己負担は一律月額17,000円
休暇
„
夏季休暇連続9日間取得可能
初期研修医受け入れ実績
„
„
H16∼23年の期間に、76名の初期研修
医を受け入れた(浜医からのたすきがけも
含む)
出身大学
„
浜松医大、金沢大学、昭和大学、金沢医大、
福井大学、大分大学、島根大学、岩手医大、
慶応大学、滋賀医大、信州大学、藤田保健衛
生大学、山梨大学、三重大学、東京大学、北
里大学、岐阜大学、群馬大学、山形大学、東
北大学、愛媛大学
後期研修プログラム
„
„
内科 循環器内科
呼吸器内科
消化器内科
腎臓内科
神経内科
血液内科
家庭医療
2名
2名
2名
2名
1名
„
„
„
„
„
„
一般・消化器外科
小児科
3名
産婦人科
整形外科
1名
脳神経外科
放射線科
1名
*:人数は現在までに当院の初期研修医から後期研修プログラムに進
んだ研修医の数
**:後期研修プログラム2年目から、適当と判断された場合はスタッフ
として採用される機会を有する。
先輩研修医の感想
„
„
„
„
„
„
„
素晴らしい仲間、頼りがいのある先輩医師がいる
研修医同士が知識・経験をシェアーし合おうという
雰囲気がある
教育専任医師がいて気軽に相談ができる
Common disease、基本手技、救急症例を数多
く経験できる
コメディカルが研修医教育に協力的である
カンファランス、レクチャーが充実している
宿舎、研修医室が快適
研修医の毎日:カンファレンス
外国人医師による講義
外国人指導医を囲んで
ミシガン大学からの留学生
研修医の毎日:当直明け
研修医の生活
研修医の毎日:BBQパーティー
研修医の毎日:サプライズパー
ティー(誕生日)
クリスマスコンサート
クリスマスコンサート
修了証書授与式
我々はチーム!!
最後に
„
„
„
„
„
私たちが責任を持って、あなたを「ひとり立ちできる
臨床医」に育てます
個々の研修医のニーズに沿った、柔軟性に富んだ
研修プログラムを提供します
私たちは研修医教育を臨床の片手間の仕事とは
思っていません
厳しくかつ多忙ですが、自らが成長を実感できる楽
しく・達成感のある研修プログラムをめざします
まだまだ新しい成長過程の研修プログラムです。
私達と一緒により良い研修プログラムを作っていき
ましょう
是非病院見学に来てください。
お問い合わせは下記まで
TEL:0538-38-5000
担当:医療支援課 松山
E-mail: [email protected]