第4回 - 旭川医科大学

倫理委員会議事要旨
日 時:平成 26 年 7 月 22 日(火) 15:30~17:05
場 所:病院長室 旭川医科大学病院 2 階
出席者:松野委員長、若宮委員、大崎委員、西條委員、東委員、黒田委員、中村委員、松倉委員
欠席者:藤尾委員、芝木委員、寺尾委員
陪席者:加藤研究支援課長、清水研究協力課係長、金児研究協力係主任、横山研究企画係員
No.14009「MRI または FDG-PET を用いた先天性心疾患の右心機能評価」
主任研究者:小児科学講座 助教 杉本 昌也
審査結果:承認
No.14021「上肢運動障害に対する BMI 訓練の効果」
主任研究者:リハビリテーション科 教授 大田 哲生
審査結果:再審議
No.14022「脊椎損傷患者に対するブレイン・コンピューターインターフェイスを用いた訓練」
主任研究者:リハビリテーション科 助教 吉田 直樹
審査結果:承認
No.14029「乳癌・肺癌患者末梢血中に存在する自己腫瘍成分と反応するリンパ球の検討」
主任研究者:病理学講座免疫病理分野 教授 小林 博也
審査結果:承認
No.14031「血清中 microRNA および messengerRNA を用いた新規消化器癌血清診断法の評価研究」
主任研究者:内科学講座消化器(血液腫瘍制御内科学分野) 教授 高後 裕
審査結果:承認
No.14038「計画手術を受ける子どもの心を支える看護支援プログラムの作成」
主任研究者:看護学講座 准教授 森 浩美
審査結果:承認
No.14043「原発性リンパ浮腫ガイドライン改訂のための患者評価票の開発と複合的理学療法評価に
関する研究」
主任研究者:外科学講座(循環呼吸腫瘍病態外科学分野) 講師 齊藤 幸裕
審査結果:承認
No.14044「胸腔鏡下肺葉切除術における傍脊椎ブロック薬剤投与法の検討」
主任研究者:麻酔科蘇生科 助教 高橋 桂哉
審査結果:承認
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No.14025「森林ウォーキングの認知機能への影響の検討」
主任研究者:循環・呼吸医療再生フロンティア講座 特任講師 住友 和弘
審査結果:修正後承認
・所属の長または指導教員の欄を確認し修正すること
迅速審査報告
松野委員長から、迅速審査が 28 件ありすべて承認された旨の報告があった。
議題 2.倫理委員会<臨時>開催の審議課題の報告について
平成 26 年 6 月 26 日(木)開催した倫理委員会で審議、承認された案件の報告があった。
本学の役割の明確化、受託研究契約を締結すること、有害事象などの被験者に対する補償につ
いて責任の所在を明記すること等の修正内容を確認した。
議題 3.第49回医学系大学倫理委員会連絡会議の報告について
若宮委員と西條委員から平成 26 年 7 月 4 日、5 日に岐阜で開催された「第49回医学系大学倫
理委員会連絡会議」についての報告があった。
まず、若宮委員より、
「包括同意や検体の二次利用について「包括同意」という言葉は、白紙
委任という印象を与え、誤解を生む可能性があるので使うべきではない」という意見についての
報告があった。
その後、西條委員より現在改正が進められている「疫学研究・臨床研究倫理指針の統合指針
(案)
」について、現時点での改正の進捗状況、改正内容についての報告があった。
「統合指針(案)
」には、倫理委員会委員及びその事務に従事する者に対する教育・研修を求め
る事項が盛り込まれているため、その対応として、次回の倫理委員会から委員会の中で 10 分程
度、西條委員が改正倫理指針や問題事項を取り上げて教育・研修を行うこととし、開催の頻度は
2 ヶ月に 1 回を目処とすることとした。
その他
松野倫理委員会委員長から、他施設共同研究の「日本小児白血病リンパ腫研究ブループ(JP
LSG)における小児血液腫瘍性疾患を対象とした前方視的疫学研究」についての報告があった。
日本小児白血病リンパ腫研究ブループ(JPLSG)により本学における自主点検が行われ、点
検結果に基づき「改善状況報告書」を提出するよう求められている。研究グループ内の自主点検
ではあるが、研究データの信頼性の確保という観点から、大学においても研究データのモニタリ
ングが必要であり、臨床研究を承認した倫理委員会としても、改善状況を把握することが必要で
あることから、担当医師がJPLSGに提出する「改善状況報告書」を倫理委員会にも提出して
もらう旨の報告があった。
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