目 水理学Ⅱ

授
業
科
目
開 設 学 科 学 系
受講年科・学期
キ ー ワ ー ド
関
連
科
目
担
当
教
員
連絡先(オフィス・アワー)
教
科
書
補 助 教 科 書 等
参
考
図
書
プログラム目標
水理学Ⅱ
環境都市工学科
区 分 ・ 単 位 数 必修・3単位
4年・通年
授
業
形
態 講義
流れ,流体力学,開水路,管水路,河川
水理学Ⅰ,水理実験,生態環境工学
石川雅朗
[email protected] (事前にメール等により調整を行った上で質問に応ずる)
岩佐・金丸編『水理学Ⅰ』朝倉書店,1987年,3605円(+税)
岩佐・金丸編『水理学Ⅱ』朝倉書店,1993年,3500円(+税)
Potter, Wiggert. Mechanics of Fluids, 1991, Prentice Hall Inc.
達 成 目 標 (合格点)
各達成目標の評価方法 (評価の割合/重み)
・ 開水路流れにおけるエネルギー,運動量の概念につい 前期中間試験(20%)で評価する.
て説明できる.
・ 水の波の基本的な諸元について説明できる.簡単な管 前期定期試験(20%),および課題レポート(10%)で評価
水路網の計算ができる.
する.
・ 計測方法の基本原理を説明することができる.掃流砂 後期中間試験(20%)で評価する.
量,浮遊砂量の計算ができる.簡単な流体力を算定で
きる.
・ ソフトウエアを操作して,数値計算を行うことができ 後期定期試験(20%),および課題レポート(10%)で評価
る.簡単な流出計算を行うことができる.
する.
履 修 上 の 注 意 水理学Ⅰの内容を十分に理解しておくことが肝要である.
授
業
計
画
項
目
学
習
内
容
等
時間数
・ 履修方法について
・ 履修方法,ガイダンス
2
・ 基礎水理学
・ 水理学Ⅰで取り扱った水理学の基本事項の確認
2
・ 開水路の流れ
・ 開水路流れにおけるエネルギー,運動量の概念について
10
学ぶ.流れの分類について学び,その流体力学的な特性
について理解する.さらに不等流漸変流流れについて学
び,その数値計算方法を理解する.
前期中間試験
前期中間試験までの学習内容
2
・ 水の波
・ 波の定義と分類について学び,微小振幅波の理論的な展
8
開を理解する.
・ 管水路網の流れ
・ 管水路網流れの基本について学び,ポンプ等によるエネ
6
ルギー損失の取扱を理解し,水工学分野の設計を行う基
礎力をつける.
前期定期試験
前期中間試験以降の学習内容
-
・ 流体力学における計測
・ 水理実験における各種測定装置に関係する基本理論を学
び,装置の仕組みを理解する.
4
・ 土砂の輸送
・ 掃流砂,浮遊砂など解析の基本について学ぶ.
4
・ 外部流れ
・ 物体周りの流れを対象に流体力学の基本を学ぶ.
6
後期中間試験
前期定期試験以降の学習内容
2
・ 数値計算概説
・ 不等流計算(HEC-RAS),二次元流計算(River2D)などのソ
フトウエアの特徴と使用方法を学ぶ.
4
・ 河川工学概説
・ 水文学,流出計算方法,河川計画の基本事項を学ぶ.
4
・ 水産資源学概説
・ 魚資源の情報とモデル化について水理学との関連を学ぶ
4
・ 自己達成度評価
・ 学生自身による自己の達成度の評価
2
後期定期試験
後期中間試験以降の学習内容
-
合計授業時間数(前期および後期の定期試験は除く)
60
成績の
前・後期ともに中間試験および定期試験を実施して,試験成績を80%,課題レポート等の提出状況や
算出方法
その内容を20%として総合的に評価する.