!特別展叫展 - 山形県立博物館

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夜
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第2の大海牛化石の発掘
展
!特別展叫
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i11形の文化財 一 上杉藩遺宝展一
10月 31日 仕)�11月 15
0洋ラン展
0古代の遺跡を探る
一 県内の発掘調査から-
室:
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11
圭
同問凶�2 月28日 (日)
「郷土と歴史」講座
0 近世の村
11月28日 出
o天狗騒動からワッパー授へ
12月11日 樹
高等学校クラブ(冊研究発表会
11月20日 樹
0科学クラブ(部)
o郷土クラブ(部)
11月27日 幽
�iii;:持:尚..',宥;泌"明:砧m.:骨・i.m:..,:;尚,i::胃:i,mii:
議
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雪
53
本館では、大江町字用地内の最上川河床の岩盤
で発見された "第二の大海牛H ではないかと話題
になった骨格化石を発掘しました。
8 月22日 午後 から、親子 博物館教室の参加者や
地元の方々の見守るなか、大型削岩機をつかった
発掘でしたが、二度のしゅう雨に見舞われ、一部
分の発掘しかできませんでした。
8月23日 は、台風15号による増水で発掘作業は
延期せざるを得ませんでした。 水位が下るのを待
ち、 9 月 8 日比 発掘を再開し前固に 掘り残した部
分を全部発掘することができました。
10月18日 、第3 回の親子 博物館教室を聞き、発
掘した化石のクリーニング作業をはじめましTこが、
1/大海牛μ であるという決め手が出ず、 今後の作
業が期待されています。
第64 号
山 形 県 立 博 物 館ニ ュ ース
(2)
*刻駐車*本*割院本事
山形の文化財一上杉藩遺宝展-
:特別展:
事事*測隊第本*説本
江戸時 代を通じて置賜地方を支配した米沢藩主
上杉家は、もともと越後(新潟 県 ) にお乙り、長
期間
10月31日〈土)
尾氏と称していました。 春日山域にあって北陸地
(1)武家の名門
方を支配下におさめた藩祖謙信(輝虎 ) は、 関東
(3)景勝公と文化財
�
11月15日(日)
(2)謙信公と文化財
上杉家
(4)鷹山公と文化財
管領上杉家を譲られて上杉氏を称し、 第2 代景勝
主な展示資料には、 豊臣秀吉朱印状など数通の
は、 豊臣政権の五大老に列して会津120 万石を領
上杉家文書く童文>をはじめ、 「紺紙金字後奈良
し、徳川家康と対決後、 慶長 6 年(1601)、米沢
天皇震翰般若心経」 く重文>、 稲富流砲術隊で今
に移りました。 その後、 藩は財政難に苦しみまし
も使用されている三十匁筒火縄銃、 謙信が出陣の
たが、 第10 代鷹山 (治憲 ) の改革政治でよみがえ
儀式で用いた「褐祭剣」く童文>、 織問信長から
り、 東北の雄藩として幕末まで続きました。
贈られたという「紙本著色厩図六曲昇風」く 県文〉、
このたびの特別展は、名門上杉家や米沢藩にか
かわる 資料をたくさん所蔵している 上杉家や上杉
景勝が、 朝鮮出陣の後、明(中国 ) の皇帝から贈
られた「赤地雲文椴子育政刻糸飾付明服Jく重文〉、
神社、宮坂考古館のと協力を得て、武具・絵画・
鷹山が着用したと伝えられる 「素懸水浅葱糸威腹
文書等、 重要 文化財を含む貴重な文化財を展示し、
巻Jく 県文>などがあります。
上杉家や米沢藩の歴史と文化を さぐり、山形の文
化を考えようとする ものです。
展示内容は次の通りです。
三十匁筒
宮坂考古館蔵
この機会に是非と観
覧下さいますよう、 ご
案内いたします。
赤地雲文鍛子龍文刻糸飾付明服く童文>
上杉神社蔵
紙本著色厩図六曲昇風
素壁、水浅葱糸威腹巻
く 県文>
伝狩野永徳筆(右双)上杉隆憲民蔵
上杉神社蔵
第64号
山 形 県 立 博 物館ニ ュ ー ス
(3)
開館10周年記念座談会
山形県立博物館
10年のあゆみと課題
前号l乙引続いて、去る 7 月10日(金)、山形グラ
見直し、町づくりにも影響をおよぼすほどにな
ンドホテルで、行われた、開館10周年記念座談会の
れば、その行政上に果す役割は非常に大きいも
模様をお知らせします。
のになると思います。 従って、県立博物館は、
山形県の郷土づくり、発展にどう寄与して行く
阿部金蔵氏
山形県立博物館協議会会長
吉村敏夫氏
山形県出納長
か、また、各 市町村の郷土館、資料館とどのよ
相馬健一氏
山形新聞論説主幹
うに連携して行く かが課題だと思います。
結城嘉美氏
山形県立博物館初 代館長
佐藤信一氏
東北福祉大学教授
佐
藤
山形県立博物館を見ると、今、 2 つの問
題点を上げることができます。 1 つは、展示資
三宅高子氏
山形県教育委員
料が少ないことです。 13 万 5干点の収蔵資料の
大竹正治氏
山形県教育長
うち、 展示されているのは 6干点程度で、山形
浜田清明氏
山形県文化課長
県の特徴を表現しきっているかは疑問です。 も
の 8氏の出席をいただき、鈴木 幹雄館長の司会で、
約 2 時聞にわたって、10年のあゆみをふりかえり、
う 1 つは、スペースが小さいことです。 収蔵庫
今後の課題について論じていただきました。 今回
も、分類展示室がない乙とは大きな問題です。
博物館は、 子どもから学術専門家にまで応える
は課題編です。 なお、阿部金 蔵氏は、去る 9 月 2
は満杯、 機器の充実した研究室はなく、なかで、
必要がありますが、専門家に応えるには、学術
日急逝されました。
的、系統的な分類展示室がどうしても必要です。
司
会
最近、大規模な県立博物館が次々と開館
結 城 山形県立博物館が建設
し、県内でも市町村立の郷土館、資料館がどん
された当時 は、そういう点に
どん出来ているなど、博物館に対する関心が全
国的に高ま って来ています。 乙のような中で、
ついての配慮はありませんで
山形県立博物館は、今後どのような方向に進む
とは程遠いものです。
した。 収蔵庫など、今の理想、
学界 の動向ですが、動植物
べきかということについてお願いします。
吉
村
現在、行政の文化化とか、地万の時 代と
の分野で考えると、分類学の
かいわれていますが、 人間性
分野は、世界的に、博物館の
の復活、心の重視、足もとを
仕 事になっているようで、大学ではほと んどや
結城氏
見なおすといったことが、一
っていません。 山形でも同様です。 だから、県
つの流れとなっています。 そ
立博物館に、電話その他での問合せ、相談が非
ういう中で博物館をどう位置
常に多いです。 学問的な乙とから、山菜やきの
づけるかというと、まず、山
この食えるかどうかまでー-一..一。
形の 博物館は山形の博物館で
佐
藤
実物資料がなし1から、大学ではできませ
あるという立場にたって、県
ん。 分類学は、実物資料を大量に収蔵している
内の資料の収集・展示に、より一層力を入れる
ことが 1 つです。 次l乙、足もとを見るという観
博物館しかで、きません。
相 馬 私どもも、珍しいものが見つかると、博
点から、博物館のレベ‘ルは、県民が山形を理解
物館にすぐ聞きます。 そうでないと、うっかり
吉 村氏
記事に したりできません。
するのに役立つことを目標とする乙と、乙れが
2 つです。
三 宅 観覧する時、学芸員の
今、本館・教育資料館・自然学習園があり、
説明が一言でもあると、全く
旧県庁に山形県郷土館ができます。 そういう中
ちがった目で見られるもので
で、県立博物館本館の役割を考えた上で、増築
すね。 人件費の問題でしょう
等、現在かかえている問題点の解決策をさぐる
が、よく理解してもらうため
必要があると思います。
に は、解説があると効果的だ
と感じました。
相 馬 博物館の役割として大事な乙とは、専門
分野の知識を一般化する乙と、地域から遊離し
ないことだと思います。 博物館が、深く郷土を
佐
藤
東北の県立博物館で、
だ
三宅氏
解説員がいないのは山形だけです。 スケールの
第64号
山 形 県 立 博 物 館ニ ュ ー ス
(4)
ちがいもありますが、学芸員も、秋田や岩手の
形県を理解するには博物館が最適という発想、か
半数です。
らのようです。 とすると、たくさんの客を迎え
大
竹
山形県立博物館は、自然・ 人文系が整っ
る67国体をひかえて、博物館のあり方が課題に
なってくると思います。
て いますが、全体的にみると
課題が色々あります。 旧県庁
また、市町村にどんどんで
の県郷土館とか、考古 関係と
きている資料館等との関係の
あり万が課題だと思います。
かです。 乙れまでの県のあゆ
A
ふ、‘
大 竹氏
佐
藤
みから、総合した形で 1 か所
さらに、県立博物館は、総
に集中するより、特色ある場
合博物館として 1 館あればよ
所I乙設置する、分散方式を と
いのか、部門毎に分散してい
る万がよいのか、あるいは、
鈴木館長
中心になる総合博物館があって、その上で専門
らざるを得ないと思います。
山形県の県政の当事者は、諸般の事情に
より色々難かしいことがあるようです。 なんで
的な部門毎の資料館を分散配置するのがよいの
か、乙の点なども課題fごと思います。
も、小さなものをいくつか作る必要があり、 1
つに結集できないようです。 他県では、 1 つ、
吉
村
立派なものを作っていますが。
大
竹
相
山形の県立博物館は、教育委員会が所管
する博物館ですから、教育施設として、県民の
総合方式は本当によいものでしょうか。
教育的レベル、文化的レベルを上げる博物館で、
なければなりません。 観光 コース に入ってはよ
馬 県郷土館の展示内容が課題fごと思います。
政治とくらし、生活のかかわりとした場合、議
いけれども、観光物産課管轄でないですから、
会関係等だけでは展示資料も少ないでしょう。
単なる観光のためのものであってはならないと
くらしゃ生活関係を現在の県立博物館にそのま
思います。
ま置くのか、県郷土館に移すのかなど、組み合
佐
藤
せが問題です。
県立博物館は、市町村立の資料館等との
かかわりあいで役割を果すことが大きな任務で
また、県立博物館や教育資料館、県郷土館等
す。 そこで、県立博物館としては、最低限、市
を組み込んだ、修学旅行や土・日 曜日 の循環パ
町村立の資料館、郷土館等が収蔵している資料
ス 等、見学 コ ース の整備も必要だと思います。
と事業とをきちっと把握することが必要です。
米沢市では、上杉神社や上杉家御廟所など、き
また、県内の資料をどんどん収集して、市町村
の希望に応じて貸出す体制を作り上 げる。 さら
ち んとした コース がありますが、山形市ではは
佐
っきりしていません。 歴史的、文化的伝統がち
に、大学等も含めて、調査研究の情報を把握し、
がうのかもしれません。
山形県の歴史、民俗、動植物、地学の調査研究
藤
資料と研究者がわかる、いわゆ る情報 センター
最近市町村にできている歴史民俗資料館
であるべきだと思います。
が、どこでも県立博物館のミニチュア的なもの
を作っているのは問題だと思います。 その土地、
地域の特性を打ち出す必要があると思います。
吉
村
他県の場合は、すべての施設が集中して
大
竹
か所lζ全部集めるというス タイルは、山形県で
はとれないと感じています。
いる感のある中心都市以外は、過疎化が急速に
進行しています。 山形県の場合は、4つのブロ
ック毎に、文化的にも行政的にもレベ、ルアップ
そういう意味での総合化は、非常に大事
な乙とだと思います。 しかし、建物として、 1
佐
藤
とりあえず、山形県立
博物館をどうするかですが、
を考えています。 文化や教育的分野では、全体
教育関係は、教育資料館を充
的なレベルアップをはかるために、たとえば、
実すればよい。 旧県庁につく
ミニ県立博物館的なもの、地域の 人々がわかる、
られる県郷土館は、資料保管
郷土の博物館でよいと思うのです。
上の制約 などもあり、県政 の
佐
司
藤
市町村K郷土館や資料館ができることは
近 代化のあゆみと、県民生活
‘
/
佐 藤氏
望ましい乙とだと思います。 さらに、その地域、
の近 代化をテー マに展開する。
その地域の個性的な資料館がたくさんできなけ
とすると、現在の県立博物館から民俗部門を移
ればならないと思うのです。
す乙とができますので、公園法などで困難もあ
会
最近、県民来たお客 さんがよく博物館に
みえます。 外国の万もそうです。 いちはやく山
りますが、収蔵庫と展示室を増築できれば、県
立博物館として十分やって行けると思います。
第64号
大きな役割を果してきた山形美術館があります
が、県出身の美術家の作品を収集する必要があ
阿 部 これからは、歴史的・伝統的な、文化に
根ざした、地方独自の 、個性
ある町づくりをして行く必要
があります。 そして、福祉と
ると思うのですけれども、山形美術館だけにま
かせておいてよいのかどうか。 全国的K美術館
並行し て、文化の町づくりと
の建設を求める声が大きいようですし……。
大
竹
(5)
山 形県立 博 物 館ニ ュ ース
いうことが課題となってきま
もし、県立美術館を建てるとしたら、乙
れまで大きな役割を果してきた美術館等と競合
す。 天童市では、まず図書館
するものではなく、補い合う形でなければなら
の建設を計画していますが、
ないと思っています。
佐
藤
阿部氏
将棋会館など、資料館建設の
声も上っています。
行政として、県出身美術家の作品を、計
画的に収集する必要があるのではないでしょう
カ〉 。
資料館となると、内容が問題で、県の中心施
設としての県立博物館には、指導、助言の機能
相 馬 当初、山形美術博物館
を果すよう希望したいと思います。 また、資料
という名称でしたが、県立博
館が出来た 場合、将来共、活力を失わないよう
物館ができ、充実してきまし
にす るために、展示物の巡回など、県立博物館
が相互交流の 中核になってほしいと思います。
たので、山形美術館と変更し
たわけです。 博物的な分野は
県立博物館が担当し、残りの
機能を山形美術館が果すとい
うことで、県や市からと協力
をいただいております。
吉
村
rl
!汐
は
三 宅 人づくりの中で、心の面が重視されるよ
\
嘉
い
I
うになった今、研修の場として、文化を伝承す
る博物館乙そふさわしいものと思います。
佐
ある県立博物館を観覧しての感じですが、
吉
県郷土館には、今の県立博物館では扱え
村
郷土館ですから、当然、山形の産業とい
うテーマの中で扱うことになります。 方法は、
美術部門と博物部門とは違和感があります。 県
色々あると思いますが。
としては、従来からの美術館は、それぞれの歴
史があるわけですから、必要がある時に助成を
藤
ない、地場産業を是非入れて ほしいと思います。
相 馬氏
浜 田
最近、博物館あるいは
博物館類似施設が、文部行政
するという形でょいと思うのです。
相 馬 今、県でも、県内で活躍中の美術家の作
のほか、 農林行政など、色々
品を買上げていますが、それは将来を見越した
な行政の中でとり上げられ、
もので、過去の作品を全部集めるのは非常に困
社会教育課扱いの博物館、文
難です。 既設の美術館がそれをおぎない、県民
の美術に対する関心を高めるのに 役 立つという、
史民俗資料館、また、定住圏
それぞれの役割を果して行く必要があります。
構想の中でも郷土芸能伝習館
化庁無形民俗文化課扱いの歴
博物館については、県立博物館は、センター
というように色々の系列があります。
的な、全般的な分野を扱い、各論については、
市町村では、これら を上手に利用して、住民
それぞれの地域の博物館、郷土館を建設する。
大
福祉に役立てているわけで、これらを有機的に
その際、博物館連絡協議会の指導性が問題にな
結ひ、つ けるのは非常に難しいです。 今、博物館
りますが、どの市町村も同一内容ではだめでし
連絡協議会が発足し、すでに開館した資料館、
ょう。 また、民間の類似施設とのかねあいも問
博物館が加入していますが、連絡協議会を通し
題で、役割分担を考える必要があります。
て、県立博物館が指導性を発揮するよう期待し
竹
たいと思います。
文化圏は必ずしも行政区画と一致しませ
ん。 色々な施設を、広域の市町村を 1 つの単位
なお、開館10周年記念特別展の準備が進めら
にした形で、互に相談してつくるという、 博物
れていますが、他県では、相当の予算をかけて
館なら、連絡協議会の中でまとめあげるとい う
特別展を実施していますので、将来の特別展を
考える契機になればと思っています。
構想だとょいと思うのですが。
司
浜田氏
会
去年、県内の博物館連絡協議会を発足さ
司
会
貴重な提言やはげましをいただ台、どう
せ、展示のあり方などを研修し、互に競合しな
もありがとうございました。 今後の運営に資し
い、特徴が発揮できる博物館、資料館をめざす
て、努力してまいりたいと思います。 本当にあ
乙となどが話題に上っています。
りカ3とうございました。
第64号
山 形 県 立 博 物 館ニ ュ ース
(6)
カモシ力調査はじまる
英国大使ご来館
本館の調査研究の一環として、文化庁の補助を
受け、昭和55年度を初年度として4か年計画で実
施している「ニホンカモシカの生態と食害防止の
調査」 は、昨年度に引き続いて今年度も調査がは
じめられています。
今年度は、特に、文化庁の要請と指導により、
昨年度調査を完了した残りの県内各 山系の生息状
況調査を急ぐことになっています。
6 月10日 、56年度第 一回目の調査委員会が開催
され、その後予備調査をおこない、今年度は次の
ような日程、調査地で実施されています。
さる 9 月29日(火)、英国大使サ・ ヒュー・ コー
タッチ大使がと来館されました。
10月17日�19日
朝 日 山系・ 月 山山系
10月24日�26日
鳥海 山系・飯豊 山系
大使は、宮城・ 山形・ 福島の東北 3 県の視察に
11月 7 日� 9 日
吾妻 山系・豪士 山系
訪ずれたもので、29日来県し、県庁などを訪問し
調査は各 地区の地元の協力を受けながら順調に
進められていますが、鳥海 山系・飯豊 山系の調査
時 には雨や雪のため困難を極めましたn
地域調査が終了すれば、西蔵王地区の生態調査
本館では、大使が日本の民芸品に深い興味をお
もちとのことで、船だんす・鉄瓶を特別に展示し
お待ち申し上 げました。 大使は、館職員の案内で
館内を熱心にと観覧し、特に、船だんすの前では
がはじめられる 予定です。
なお、昨年度の調査の成果は、 「ニホンカモシ
カの生態と食害防止の調査
た後、本館に午後4時30分到着いたしました。
昭和55年度報告書J
K収録されています。
長時間立ち止まり、製作年 代や特徴などについて
専門的な質問をなされていました。 ご 観覧の後、
館職員全員と記念撮影に収まり、 5 時20分本館を
はなれられました。
生涯教育県民大会で巡回展
教育資料館で英語教科書展
教育資料館はこの10月 で開館1 周年をむかえ、
より一層充実してまいりました。
本展は、教育資料館の初めての催しとして、伊
藤寛氏所蔵の英語教科書・辞書などを中心として
10月1 5日(木)から10月25日(日)まで開催したもの
です。
出品資料は、 明治初年から戦後のものまで128
点で、その中には英語教育の歩みを知る 上で貴重
な資料が多数見られました。
文明開化以後の 日本人と英語とのかかわり合い
は、観覧者に深い興味をあたえていたようです。
生控教育県民大会は、 きる10月23 日(金)、寒河
江市市民文化センタ ーで開催されましたが、本館
では、主催者側からの依頼により、特別に巡回展
を開催いたしました。
「目で見る 山形の百年展」と「子 どもの遊び展」
を2 会場で行いましたが、約1,300人の大会参加者
が、昼 時間などを利用して観覧し、非常に盛況で
した。 特に、 「目で見る 山形の百年展」では、 メ
モをとりながら熱心に観覧する姿が目立ちましたc
本館刊行物のお知らせ
0ニホンカモシカの 生態と食害防止の調査(1)
間和55年度報告書
B5版 28ページ 図版 8ページ
山形県立博物館ニュース 第64号 @
昭和 5 6 年 11 月 5 日発行
山 形市霞城町1番8号(〒990 )
山形県立博物館 (TEL 4 5 - 11 1 1 )