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(1)
ひだまり
第64号
第48
第64号
ひだまり
仲間がいれば乗り越えていける!!
岡山ひだまりの里病院
第64号
2014年 7月発行
発行責任者 藤田文博
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広報紙
(4)
~外来家族教室の取り組みより~
認知症についての理解が社会で進む中、当院の外来に治療を求めて
来られる患者さんも年々増えてきています。認知症の場合、患者さんだ
けでなく、患者さんを支える介護者も悩みや戸惑いを抱えながら生活され
ています。介護者も支えられる認知症医療を行いたいとの思いから、この
度、外来スタッフで新たな取り組みとして家族教室を行いました。
この家族教室では、心理教育という手法を使い、毎回同じ方が集まり、
「病気について正しく理解する」「今抱える問題や悩みに向けて共に対応
策を考える」事を目的の中心に置き取り組んでいきます。会を重ねるごと
に、参加者もスタッフも気軽に色々な事をお互い話せるような場に変化し
ていき、最終回では、参加者みんなが一つになった会となりました。介護
は一人だけで抱えられるものではありません。でも、「仲間がいれば、仲
間と寄り添い合えれば乗り越えていける!」と私たちスタッフも実感した
家族教室でした。
【ひだまりほっとサロン】(家族教室)
・全5回、同じ参加者で開催
・内容:講義とグループでの語り合い
・目的:必要な情報を得る、悩みや問題
に取り組みやすくなる、気持ち
が楽になる
毎回、病気につ いて学
習
悩みは皆で相談し解決
策へ
スタッフも心理教育を
学習
今後、良くなることはないかもしれないけれど、先生の話を聴いたり、スタッフの方々の話を聴いてとても勉強になりま
した。夫からもイキイキとしてきたと言われました。自分としても参加して本当に良かったと思います。質問をしやすい
雰囲気で、先生のお話だけでなく、他のスタッフの講義でも繰り返しわかりやすく話をしてもらえたことがよかったで
す。毎回他のご家族の経験を聴き、自分もがんばろうと思って帰れていました。~参加家族の感想より~
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接遇向上委員会では、
病院を利用される全て
の方々に対する自分た
ちの日頃の姿勢や関わ
り方を振り返り、見直
す取り組みを進めてき
ています。
2014年度の
接遇向上委員会の目標
●ひだまりの小箱の利用UP
●接遇マニュアルの見直し
●学習会の開催
の3点にをあげています。
この他にも自分のできる第一歩!を探るため、接遇委員
会が発足してから、ひだまりの里病院内で良くなったこ
と・まだできていないことについて自由に意見を出し合いま
した。ひとつふたつ紹介します。
良くなったこと:利用者の声に短時間であっても職員が耳
を傾けようとしている・接遇のことが話題として取り上げ
られるようになった
まだできていないこと:職員のハキハキとした明るい挨拶
は今ひとつ・職員の紹介写真が更新されていない etc
いろんな意見が出ました。KJ法を用いて直感で出された
意見をグループ分けしましたが、時間切れになりました。
来月の委員会で目標を絞り込んでいきます。皆さんのご
意見をお待ちしています。是非、ご意見箱をご利用くださ
い。
(2014年6月 接遇委員会)
岡山ひだまりの里病院
〒702-8012
岡山市南区北浦822-2
電話 086-267-2011
FAX 086-267-2013
ホームページhttp://hidamari.hayashidorin.or.jp/
≪外来≫
診療日時:月曜~金曜
9:00~12:00
*予約制です。まずはお電話でご予約
ください。
≪重度認知症デイケア≫
実施時間:月曜~土曜
9:30~15:30(日曜・年末年始はお休み)
ソーシャルワーカー、看護師、作業療法
士による訪問看護をおこなっています
くわしくはお電話ください
・無料低額診療事業を実施しています。
医療費でお困りの方はご相談ください
・入院時の差額ベッド料はいただいてお
りません
(3)
ひだまり
本田 肇先生の
第64号
⑧身体的な不調が原
因なこともあります
認知症あれこれ
認知症が広く知られることで、「もしかして認知症ではないか」とうたがっ
て早い時期に病院を受診される方は増えています。何か不調があるときに認知
症を疑うこと自体は必要なことですが、実際は身体的な不調が原因であること
も少なくありません。その実例をご紹介します(*)。
一人目は70歳代女性、数年前から有料老人ホームで生活されている方です。
1、2か月前から、ぼんやりして元気がない、物忘れが目立つようになりまし
た。かかりつけの病院はありましたが、もしかして認知症では、とご家族が心
配して、当院を受診されました。確かにものわすれの検査でも記憶力の低下や
野菜の名前がすぐ出てこないという認知症でみられる症状が確認され、頭部CTでは、軽い萎縮が
みられました。この半年は血液検査をしていないとのことで、検査をしたところ、数日後の結果
を見てびっくり、ひどい貧血で正常の半分以下という値でした。内科で胃カメラをしてもらい、
食道に出血が見つかり、貧血の薬と胃酸を抑える薬を飲むことになりました。
もう一人の方は80歳代の男性です。1週間前から家族の言ったことを忘れていたり、会話の理解
がわるく、今までできていた作業がうまくできなくなったそうです。この方も診察時の検査で、
たしかに記憶や計算の障害がみられましたが、頭のCTをとると一部に黒っぽい脳梗塞の跡があり
ました。これまで脳卒中は起こしたことはないそうです。最近ときどき脈が飛ぶことを感じてい
ましたが、かかりつけの内科では相談していなかったようです。この方は脳神経外科に紹介し、
結果、脳梗塞はそれほど古いものではないということがわかり、また不整脈が脳梗塞のきっかけ
になっているかもしれないとのことで、今度は内科を受診し脳梗塞の予防のために薬を飲むこと
になりました。
認知症ではと疑ったときに、まず気をつけることは、急な変化ではないか、体調の問題ではな
いかと考えてみることです。急な変化である場合、たしかに認知症といえるような状態であって
も、優先すべきは脳梗塞や原因となる体の治療です。急な変化や元気がないようなときは、まず
は体の病気をうたがい、かかりつけの診療所や病院で相談してみてください。それから通院され
ている方なら最近変わった薬がないか確認してください。薬の影響で認知症のように記憶が悪く
なったり、ちぐはぐな言動がみられたりすることがあります。風邪薬や頻尿の薬など、一見、記
憶など脳の働きと関係がないような薬が原因となることがあるのです。認知症の診断や治療の開
始はそれからでも遅くはありません。
(*実際の状況に基づき、年齢や状況など一部改変して記載しています。)
作業療法でこんなことやっています
元気っ子保育園の訪問がありました!!
第64号
さあ!こども達がやってきました!「わあ、よう来たなあ」「ここへお
いで。かわいらしい」
一斉に歓声があがります。普段は厳格な雰囲気を醸し出している方も、
こども達の愛くるしい自己紹介に目を細め、自分の頭を触らせてあげた
り、いつの間にやら膝の上に抱っこしていたり。
一生懸命、鉄棒をみせてくれるこども達の姿に「がんばれがんばれ」
と手拍子や拍手の嵐でした。あっという間の訪問でしたが、文字通り元気なこども達の姿や笑顔に癒され、
梅雨のうっとうしささえ吹き飛ばされた時間でした。
「また、来てね!!」
作業療法士 中浜 暢子
(2)
ふじた傳三郎太鼓コンサート
6月14日(土)、岡山ひだまりの里病院 2階病棟デイ
ルームにて昨年大変好評でした『和太鼓コンサート』を行い
ました。
ふじた傳三郎太鼓保存会の方(大人4人・子ども5人)が
出演して下さいました。他病棟・デイケアやグループホーム
からも大勢参加され総勢100人の参加で盛大に開催できま
した。
一番小さな小学1年生の子どもさんのかわいらしいしぐさや大人の気迫のこもった演奏は、みなさまの
心にも身体にも響き涙される方も多くみられました。今回はご家族の参加もあり、患者さんとともに感動
的なひとときを過ごされました。演奏終了後にはみなさま「よかった」「よかった」と話され、太鼓を叩
かせてもらいました。それぞれ思い思いのリズムをとられ、すてきな笑顔とポーズで笑顔あふれる場とな
りました。これからも患者さんとご家族がともに楽しめる企画を行いたいと思います。
(ソーシャルワーカー
職場紹介
私たちは、日頃より命の重みを感じな
がら仕事をしています。憲法9条が変
わると一人ひとりの命の重みはどうな
るのか、を学ぶため藤井嘉子弁護士を
お招きし学習会を5月に開催しまし
た。藤井先生からは、改正草案と照ら
しながら、今私たちに保障されている
当たり前の自由が奪われる可能性があ
る事、戦前のように国民が戦争に反対
できない体制作りにつながっていく可
能性がある事等、わかりやすくお話し
頂きました。
~職員の感想より~
6 月 6 日。しとしとと雨の降る中、約 1 年ぶりに元気っ子保育園が2階病棟にやってきてくれました。こ
ども達がくることを待ちわびて場所をとってスタンバイ。
ひだまり
国民の大半は深く知らな
いうちに憲法を変えられ、
気付くと戦争に行かされ
て い た り、好 き な 職 業 に
つけなくなったり国に対し
ての不満も言えない環境
になったりするのだろうなと
思うと、とても怖く多くの人
に憲法が変わることで自
分たちの生活がどう変わ
るのか知ってもらう必要が
あると思った。
憲法を変えてほしくな
いと心底思った。知
らないところで勝手
に決まってしまわな
いようにしっか りとア
ンテナをはって学ん
でいきたいと思った。
職員一人
ひとりに
憲法手帳
も配られ
ました。
塚元 恭子)
事務部
岡山ひだまりの里病院 事務部は、病院の顔である受
付・窓口業務を始め、医療費の計算をする医事業務、
病院の会計を担う経理業務、医療スタッフに必要な物
品を届ける用度業務など病院の裏方として多岐にわた
る業務を担っています。また、建物竣工から15年を迎
え施設管理・保清の役割も重要になってきました。
最近では社会保障の職場学習会に取り組んでいま
す。私たちが提供する医療サービスは、人権といのち
を守る社会保障制度の一部でもあるとの認識のもと、
月に1回担当者が持ち寄った新聞記事などについて意
見交換し情勢学習をおこなっています。知識・技術だ
けでなく人権について豊かな感度を持った事務職員と
なるよう取り組みを続けていきます。
この間事務職員の異動、入退職もありました。ス
タッフの顔ぶれは変わっていますが、引き続き患者さ
ま、ご家族さまが安心してお声かけいただける事務と
して頑張りますのでよろしくお願い致します。
(事務長 黒瀬 健弘)
事 務 部 総 勢 7 名で
業務を行っていま
す。いつでもお声か
けください。