第2回浦幌町議会臨時会会議録

平 成 2 5 年
第2回浦幌町議会臨時会会議録
平成25年
平成25年
浦
幌
2月15日
2月15日
町
議
開会
閉会
会
平成25年第2回浦幌町議会臨時会
平成25年
2月15日(金曜日)
開会
午前10時00分
閉会
午前11時40分
○議事日程
日程第
1
議会運営委員長報告
日程第
2
会議録署名議員の指名
日程第
3
会期の決定
日程第
4
諸般の報告(議長)
日程第
5
行政報告(町長)
日程第
6
報告第
1号
専決処分の報告について
(損害賠償の額の決定)
日程第
7
承認第
2号
専決処分の承認を求めることについて
(平成24年度浦幌町浦幌町立診療所特別会計補正予算)
日程第
8
承認第
3号
専決処分の承認を求めることについて
(平成24年度浦幌町一般会計補正予算)
日程第
9
議案第
2号
財産の取得について
日程第10
発委第
1号
TPP交渉参加を行わないことを求める意見書の提出につ
いて
○出席議員(12名)
2番
差
間
正
樹
3番
安
藤
4番
中
尾
光
昭
5番
二
瓶
6番
福
原
仁
子
7番
森
8番
杉
江
博
9番
河
10番
阿
部
優
11番
12番
野
村
俊
博
13番
井
雅
明
水
澤
○欠席議員(1名)
1番
関
○出席説明員
特
別
町
職
長
一
-1-
廣
忠
司
隆
秀
幸
内
富
喜
髙
橋
利
一
田
村
寛
邦
副
長
門
馬
孝
敬
総 務 課 長
鈴
木
宏
昌
まちづくり政策課長
大
山
則
幸
町 民 課 長
小 路 谷
守
昌
保健福祉課長
横
田
孝
志
産 業 課 長
亀
山
施 設 課 長
新
川
寿
雄
上浦幌支所長
佐
藤
勇
人
診療所事務長
菅
原
会計管理者
永
澤
厚
志
教育委員長
松
田
泰
一
教
長
久
門
好
行
教 育 次 長
山
本
輝
男
長
山
本
和
義
事 務 局 長
賀
下
利
幸
神
谷
敏
昭
長
前
田
勇
議 事 係 長
中
田
進
町
部
町
局
昇
敏
教育委員会
育
農業委員会
会
監
査
代表監査委員
○出席議会事務局職員
局
-2-
開会
午前10時00分
◎開会の宣告
○田村議長
本日 1 番、関井雅明議員は、私事都合のため欠席する旨通知を受けておりま
す。
ただいまの出席議員は、12 名です。
定足数に達しておりますので、本日をもって招集されました平成 25 年第 2 回浦幌町議
会臨時会を開会いたします。
◎開議の宣告
○田村議長
直ちに会議を開きます。
議事については、配付しております日程表により進めますので、よろしくお願いいたし
ます。
◎日程第1
○田村議長
議会運営委員長報告
日程第 1、議会運営委員長報告を許します。
杉江委員長。
○杉江議会運営委員長
議会運営委員会報告をいたします。
平成 25 年第 2 回浦幌町議会臨時会の運営について、去る 2 月 12 日午前、委員全員出席
のもと議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので報告いたします。
本臨時会は、諸般の報告、行政報告に続いて、審議案件は、報告 1 件、承認 2 件、一般
議案 1 件、あわせて 4 件、次に、常任委員会発委 1 件であります。
以上を踏まえ、会期は本日 1 日でお願いいたします。
次に、議事録署名議員につきましては、順番に指名されるよう議長に申し入れておりま
す。
以上、議会運営委員会において協議をした結果であります。
議員各位のご協賛賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長報告といたしま
す。
○田村議長
これで、議会運営委員長報告を終わります。
◎日程第2
○田村議長
会議録署名議員の指名
日程第 2、会議録署名議員の指名を行います。
今期、会議録の署名議員は、会議規則第 125 条の規定により、6 番、福原仁子議員、7
番、森秀幸議員を指名いたします。
◎日程第3
○田村議長
会期の決定
日程第 3、会期の決定を議題といたします。
-3-
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日 1 日にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔
「異議なし」の声あり〕
○田村議長
異議なしと認めます。
よって、会期は本日 1 日と決定いたしました。
◎日程第4
○田村議長
諸般の報告
日程第 4、諸般の報告を事務局長より行わせます。
○前田議会事務局長
報告いたします。
今期議会の説明員につきましては、平成 25 年 2 月 5 日付で、町長並びに教育委員会委員
長、農業委員会会長、代表監査委員に出席の要求をいたしております。
次に、平成 25 年 1 月 22 日から平成 25 年 2 月 14 日までの議長等の動静につきまして
は、お手元に配付のとおりでありますので、ごらんおきを願います。
以上で報告を終わります。
○田村議長
これで諸般の報告を終わります。
◎日程第5
○田村議長
行政報告
日程第 5、行政報告を許します。
町長。
○水澤町長
行政報告を行います。
平成 25 年 1 月 22 日から平成 25 年 2 月 14 日までの町長等の動静につきましては、お
手元に配付のとおりでありますので、ごらんおき願いたいと思います。
2 の建設工事入札結果につきましては、住吉 0 号通舗装その 2 工事であります。
その他につきましては、十勝地方中部を震源とする地震発生に伴う対応並びに被害につ
いて報告いたします。
平成 25 年 2 月 2 日午後 11 時 17 分頃、十勝地方中部を震源とするマグニチュード 6.5
の地震が発生し、本町において震度 5 強を観測いたしました。
地震発生後、町職員 68 名、消防署職員 8 名、合計 76 名により、道路、橋梁、公共施設
等の被害状況調査及び情報収集並びに要援護者に対する安否確認を実施いたしました。そ
の結果、負傷された方など人的被害はありませんでしたが、町営住宅温水器配管、スイミ
ングプール天井、しらかば保育園暖房用ボイラーが破損するなど、一部公共施設において
被害が発生いたしました。被害額については現在調査中であります。
また、地震発生直後から厚内・上厚内・直別地区の約 160 世帯で停電いたしました。停
電が長期化した場合に備え、避難所への暖房器具、発電機等の配備を進めてまいりました
が、2 月 3 日午前 3 時 50 分に全面復旧いたしました。
なお、公共施設の応急費用につきましては、平成 25 年第 1 回町議会定例会に補正予算
-4-
の計上を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、十勝地方中部を震源とする地震発生に伴う対応並びに被害についての報告といた
します。
以上で行政報告を終わります。
○田村議長
これで行政報告を終わります。
◎日程第6
○田村議長
報告第1号
日程第 6、報告第 1 号
専決処分の報告についてを議題といたします。
提出者からの報告の説明を求めます。
副町長。
○門馬副町長
報告第 1 号 専決処分の報告について。
地方自治法第 180 条第 1 項の規定により、浦幌町立診療所における医療過誤に係る損害
賠償の額を定めることについて、次のとおり専決処分をしたので、同条第 2 項の規定によ
り報告する。
平成 25 年 2 月 15 日提出、浦幌町長。
1、損害賠償の額 4 万 890 円、これにつきましては、相手方ご本人が治療に要した経費
であります。
2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。3、過誤の発生年月日、平成 24 年 6
月 1 日、4、過誤の発生場所、十勝郡浦幌町字幸町 73 番地 1、5、過誤の概要、定期受診
した患者様に薬を処方する際、パソコン画面で誤入力した薬を処方したことによる医療過
誤であります。6、専決処分日、平成 25 年 1 月 21 日。
この日につきましては、専決処分により相手方と合意書を取り交わした日であります。
この件に関しましては、このようなことが起こったことに対しまして、深くお詫びを申
し上げますとともに、今後、このようなことがないよう、町立診療所をあげて取り組んで
参る所存であります。
以上、報告とさせていただきます。
○田村議長
説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。
6 番、福原議員。
○福原議員
昨年の 4 月 1 日から、すばらしい診療所の先生がお見えになって、私ども町
民もほっとしているところでございます。たまたま、この過誤の発生が 6 月 1 日、少し町
の状況に長年離れていたこともありまして、慣れたかなと思うような時期に、このような
過誤が発生したということで、非常に私どもも心を痛めておりました。
過誤に対するですね、町の理事者側から説明がありましたが、やはり信頼して命を預け
ているという町民側にすれば、本当にこういう過誤が起きるということは、不安が非常に
伴います。年齢的にもこれからますます円熟した年齢の先生ということで、町民も安心し
て、この先生に命を預けていると思います。
-5-
それでこのようなことが、今の説明ではちょっと不十分ですので、先生ご自身がどのよ
うなことを感じていたかということをお聞きして、これで町民の皆さんに公になるという
ことですので、もう少し丁寧な説明をお願いしたいと思います。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
ただいま医療過誤について説明をさせていただいたとおりであります。先生
につきましても、大変このようなことが起きたということについては、心を痛めておられ
まして、患者様にも十分説明をし、またお詫びを申し上げて和解に至ったということであ
ります。
まさにパソコン誤入力ということでありますので、当然このようなことのないように、
十分今後気をつけてまいりたいと。またこのようなことがあってはいけませんので、診療
所全体で今後こういう事故を防ぐように、今後とも行ってまいりたいということを申し上
げたところであります。
○田村議長
6 番、福原議員。
○福原議員
賠償額が 4 万何がしということで、このことについては何かを言うつもりは
ないんですが、免許証を持ってない方で、汽車若しくは親戚の方というか、子どもさんに
車に乗せてもらって、遠方の病院へ出向いたということも聞いております。
それで、精神的に、肉体的にももちろん変化があって、このようなことが発生したんで
すが、精神的にも非常に不安を覚えて、自分は死ぬかもしれないというとこまでいってい
るんじゃないかと私は推測いたします。
それで、医療費の補助というか、この 4 万 890 円だけじゃなく、私は当然見舞金等も精
神的な部分、それから通院した部分も含めて、保険の対象にはならないんでしょうけど、
私は見てあげる必要があるのではないかというふうに思いますが、町の考えをお伺いして
おきます。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
この損害賠償の額につきましては、十分相手の方とお話をさせていただきま
した。相手の方は当初この金額についてもご辞退するというお話をされておりましたけれ
ども、そのようなことにはならないということで、十分相手の方とお話をさせていただい
て、交通費というよりは、その医療費についてお支払いをさせていただいて示談を結んだ
ということであります。十分相手の方にも納得していただいたものというふうに思ってお
ります。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
質疑なしと認めます。
これで、報告第 1 号を終わります。
-6-
◎日程第7
○田村議長
承認第2号
日程第 7、承認第 2 号
専決処分の承認を求めることについてを議題といた
します。
提出者からの説明を求めます。
診療所事務長。
○菅原診療所事務長
承認第 2 号
専決処分の承認を求めることについて。
地方自治法第 179 条第 1 項の規定により、平成 24 年度浦幌町浦幌町立診療所特別会計
補正予算について、次のとおり専決処分をしたので、同条第 3 項の規定によりこれを報告
し、承認を求める。
平成 25 年 2 月 15 日提出、浦幌町長。
次のページをごらん願います。
専決処分書。
地方自治法第 179 条第 1 項の規定により、次のとおり専決処分する。
平成 25 年 1 月 21 日、浦幌町長。
記、平成 24 年度浦幌町浦幌町立診療所特別会計補正予算、別紙のとおり。
平成 24 年度浦幌町浦幌町立診療所特別会計補正予算。
平成 24 年度浦幌町の浦幌町立診療所特別会計補正予算(第 4 回)は次に定めるところ
による。
(歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 4 万 1,000 円を追加し、歳入歳出の総
額を歳入歳出それぞれ 2 億 4,523 万 2,000 円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出
予算の金額は「第 1 表
歳入歳出予算補正」による。
次のページをごらん願います。
第 1 表、歳入歳出予算補正は省略させていただきます。
また、次のページの歳入歳出補正予算事項別明細書、1 総括につきましても省略させて
いただきます。
次のページをごらん願います。
2、歳入、3 款 1 項諸収入、1 目診療報酬収入 4 万 1,000 円を追加し、1 億 7,357 万 1,000
円、5 節健康診査収入 4 万 1,000 円の追加。
3、歳出、1 款 1 項診療所費、1 目診療所管理費 4 万 1,000 円を追加し、4,559 万 1,000
円、22 節補償、補填及び賠償金 4 万 1,000 円の追加、賠償金の追加であります。
今回の専決処分につきましては、前段報告第 1 号で専決処分報告をいたしました、医療
過誤にかかわる合意に伴う損害賠償金を増額補正した内容でございます。
以上で、説明を終わらせていただきます。ご承認賜りますようお願い申し上げます。
-7-
○田村議長
説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
質疑なしと認めます。
討論はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
討論なしと認めます。
これより承認第 2 号を採決いたします。
本件を承認することに賛成の方は、起立願います。
〔賛成者起立〕
○田村議長
起立全員であります。
よって承認第 2 号は、承認することに決定いたしました。
◎日程第8
承認第3号
日程第 8、承認第 3 号
○田村議長
専決処分の承認を求めることについてを議題といた
します。
提出者からの説明を求めます。
総務課長。
○鈴木総務課長
承認第 3 号 専決処分の承認を求めることについて。
地方自治法第 179 条第 1 項の規定により、平成 24 年度浦幌町一般会計補正予算につい
て、次のとおり専決処分をしたので、同条第 3 項の規定によりこれを報告し、承認を求め
る。
平成 25 年 2 月 15 日提出、浦幌町長。
専決処分書。
地方自治法第 179 条第 1 項の規定により、次のとおり専決処分する。
平成 25 年 1 月 25 日、浦幌町長。
記、平成 24 年度浦幌町一般会計補正予算、別紙のとおり。
別紙の補正予算をごらんおき願います。
平成 24 年度浦幌町一般会計補正予算。
平成 24 年度浦幌町の一般会計補正予算(第 11 回)は次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 270 万円を追加し、歳入歳出の総額を
歳入歳出それぞれ 64 億 2,054 万 5,000 円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出
予算の金額は「第 1 表
歳入歳出予算補正」による。
次のページをごらんおき願います。
第 1 表歳入歳出予算補正及び、次のページの歳入歳出補正予算事項別明細書、1 総括に
-8-
つきましては、それぞれ省略させていただきます。
本補正の内容につきましては、原油価格の高騰による、灯油価格の値上がりを受け、高
齢者や障がい者などの低所得者世帯の経済的負担軽減を図ることを目的とした、灯油購入
費用の一部助成を行う事業の内容のものでございます。
次のページをごらんおき願います。
2、歳入、14 款道支出金、2 項補助金、2 目民生費道補助金 50 万円を追加し、1,357 万
円、1 節社会福祉費補助金 50 万円の追加でございますけれども、地域づくり総合交付金で
説明資料 1 ページに記載のとおり、北海道の補助の内容でございます。
17 款繰入金、2 項 1 目基金繰入金 220 万円を追加し、5,563 万 7,000 円、1 節基金繰入
金 220 万円は、財政調整基金繰入金でございます。
3、歳出、3 款民生費、1 項社会福祉費、1 目社会福祉総務費 270 万円を追加し、2 億 8,235
万 7,000 円、20 節扶助費 270 万円の追加は、福祉灯油給付事業給付費の内容でございま
すけれども、説明資料 1 ページに記載のとおり、4 世帯区分 450 世帯に対します灯油給付
事業の内容でございます。
以上で、専決処分の報告書について説明を終了させていただきますので、ご承認を賜り
ますようよろしくお願いいたします。
○田村議長
説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。
5 番、二瓶議員。
○二瓶議員
福祉灯油のことについて、伺っておきたいと思いますが、確かに灯油の価格
がかなり高騰し、大変な思いをしている人方もたくさんいると思いますけれども、中には
薪ストーブとか、
そういう方も多くいらっしゃるんですが、灯油にという限定というのは、
何か元にしてこういうことになったのかどうか、ちょっとその辺を伺っておきたいと思い
ます。
○田村議長
答弁願います。
副町長。
○門馬副町長
先ほどご説明いたしましたように、原油の価格の高騰ということで、それ
に伴う低所得者の世帯に対する、今回は支援ということであります。
今、二瓶議員の方からお話ありましたように、薪ストーブ、あるいは石炭ストーブ、あ
るいはオール電化というような方もいらっしゃるかというふうに思うわけでございますけ
れども、なんせこちらにつきましては、ご案内のようにこの 1 月の末に 100 円を超えると、
灯油が 100 円を超えるというような状況になりました。したがいまして、24 年度におけ
る、その差額でいきますと、灯油単価 20 円近い差額が出るような状況になりましたので、
そういった意味では、灯油に対する支援ということで限定をさせていただきまして、今回
こういう形で支給をさせていただくということになりましたので、よろしくお願いしたい
というふうに思います。
○田村議長
5 番、二瓶議員。
-9-
○二瓶議員
お話を聞くにあたっては、そのことも含めて理解できる部分もあるわけです
けれども、いかんせん灯油すら高い、そういった中で、薪をたきながら、我慢をしている
という世帯があるのも事実なわけです。
そういったことを考える時にですね、かつては本町においてもペレットがよろしいだろ
うということの中で、産炭で基金までつぎ込んで、地元ということまでやった経緯もござ
います。そういったことも全く無視されたといいますか、何かその辺も全然考えなかった
のかどうなのか。
せめて、本当に日常の生活の中で苦労されてる方がまだまだたくさんいる中で、どうし
ても今の説明だけではちょっと納得いかない部分もあるわけですけれども、もうちょっと
広く考えられなかったのかどうなのか。再度伺っておきます。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
ただいまの話をさせていただいたとおり、このたびは円安等々によりまして、
原油とか、また灯油が急騰したということでありまして、急騰の影響を受ける家庭につい
て、補助をさせていただいたということであります。
そのほか、今言われるように薪をたいている方もいらっしゃるというふうに思いますけ
れども、いかんせん灯油の原因による大変厳しい状況ということでありまして、灯油をた
いている家庭に限って、このたびの福祉灯油の補助をさせていただいたということであり
ます。あくまでも、灯油の影響を受けた家庭ということでありますので、ご理解をいただ
きたいと思います。
○田村議長
5 番、二瓶議員。
○二瓶議員
一つお聞きしておきたいことがあるんですけど、例えば薪、その他が高騰し
た時もやっぱりそれなりに考慮しながら判断をしていただけるということでよろしいかど
うか、聞いておきます。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
状況にもよるだろうというふうに思いますけれども、当然それが急激な高騰
を招いたということになれば、その部分についても、考慮しなければならないだろうとい
うふうに思います。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
6 番、福原議員。
○福原議員
灯油のみという答弁でした。寒さは全町民同じ、マイナス 15 度以下なら感
じますよね。燃料もその分はかがいくのです。薪にしてもペレットにしても、灯油にして
も、いつもの年より燃料代はかかるというのは、全町民が感じていることだろうと思いま
す。
今、同僚議員からいろいろと質問がありましたが、浦幌町はこういう形でということで
- 10 -
ありますが、私は一考を要する事柄ではないかなというふうに感じております。
それと質問なんですが、この配布、給付する、方法ですよね。方法をどのようになさっ
ているか、お聞きいたします。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
ただいまのご質問ですけれども、給付方法につきましては、まず住
民周知ということで、行政区回覧に福祉灯油の実施ということで周知させていただいた中
で、上浦幌公民館、厚内公民館、吉野公民館、そして保健福祉課は保健福祉センターにご
ざいますので、役場の 1 階ロビーで臨時の福祉灯油の給付受付窓口を開設して、給付の申
請受付を行っております。
給付方法につきましては、申請と同時に、所得状況は本人のご同意がなければ税務情報
わかり得ませんので、同意書をいただいた中で、給付決定という行為を、その後取り組み、
郵送により給付券を該当される世帯に郵送するというところでございます。以上でござい
ます。
○田村議長
6 番、福原議員。
○福原議員
二、三日前に役場に用事足しに来ましたら、たしかに 1 階のロビーでやって
おりました。初め何なのかなというふうに思ったんですが、何か灯油の申請をするための
場所だというふうに聞きまして、私は、ふと疑問に思ったのです。単身高齢者世帯、それ
から高齢者世帯、それから障がい者世帯、この方々、もしこの冬の寒い滑る道を車もなく、
一人でお住まいの方はどのような配慮をしてあげているのかな、申請にこなかったら配付
しないということなんでしょうか。確認しておきます。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
申請の窓口は、各地区に公民館ごとにですね、申請の窓口を臨時的
に開設しまして、その際来られない方につきましてはですね、各担当区の民生委員さんの
ご協力をいただいて、該当すると思われる方、その中では、課税非課税というところがわ
かりませんので、民生委員さんには、ご案内していただきたいということでご協力をいた
だいて、申請漏れのないような形で取り組んでおりますので、ご理解のほどよろしくお願
いします。
○田村議長
6 番、福原議員。
○福原議員
本当に親切なやり方ではないと私は思います。もし、本当にこういう世帯が、
毎年実施されていることにも、よらないのかもしれませんが、何か弱者に対して、もっと
やり方があるんじゃないかなというふうに、ふっと窓口に入った時、玄関口入った時に、
思ったのです。民生委員の同意を得ながら、いろいろな調査をしているというけど、何か
もっと心のこもったやり方がないのかなと、いつも思うんですが、福祉って本当に物やお
金じゃなくて、ハートが必要だと私は思うんですよね。
- 11 -
それであの実施する方も、戸数も 450 世帯ということで大変でしょうけど、何かもっと
いい方法がないかなということで、いろいろな地区によりまして、町内の配付券というも
のを出しているようですが、これは町内の灯油の使い方として、あの商品券というか、何
かそういったものでも、希望する方にはあげてもいいのではないかなというふうに思いま
す。
ということは、
灯油は使っているけど、もう満杯に入ってるから今はすぐに使えないし、
何か別な形で温かいものをあれするとか、よその町ではそういうふうに、融通の利くよう
なこういう福祉灯油の支給の仕方をしているようにも聞いておりますけど、そういうよう
な考えは全くあるかないか、お伺いしておきます。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
現在の申請の取りまとめと言いますか、灯油の急騰ということで、
厳寒期であります 1 月、2 月、3 月、一番灯油の使う時期に、100 円を超えるというよう
な急騰の時期にですね、それから、手続きを踏んでという中身では、ちょっと時間がない
ということもございました。ただ、申請の中身ではですね、予算上では 450 世帯、前回実
施しました平成 20 年度実績を踏まえてですね、450 世帯合わせてですね、対象世帯、た
だ所得情報やなんかは掴めませんので、現実、窓口を開設しないで、その親切ではない対
応と言いますか、受付という表現がされましたけれども、福祉サイドで個別で一戸一戸回
るということになればですね、そういった受付も、手段としてはあるかと思いますけれど
も、課税非課税問わず、対象になると思われる世帯は 450 ではございません。750 余の世
帯の方が、対象になるかと思います。
そのうち、非課税世帯、そしてひとり親世帯、高齢者のみの世帯というようなことで、
あわせて予算上では 450 世帯ぐらいが給付されるであろうということで、今回見込んでお
ります。
そういった中身で、
親切ではない受付だというふうに思われるかもしれませんけれども、
申請をされて、その方が町民税の申請をなされているか、いないかの確認だとか、そして
課税非課税というのがわかりませんので、税務情報の調査の同意書をいただくだとか、福
祉灯油の給付券の取り扱い、灯油の業者さんにいつ渡せばいいのかだとか、そういった細
かなですね、お話も受付の窓口では説明させていただいているところでございます。
今後においてもですね、毎年実施するというわけではございません。灯油の急騰という
ことで、過去に平成 19 年度、平成 20 年度に実施しておりますけれども、今回緊急対応と
いうことでの期間が短い中での対応ということで、個別訪問をして、そういった受付をで
きない事情だったということでご理解をいただきたいと思います。
また、給付券ということではなくて、商品券でも良いのではというお話でございますけ
れども、あくまでも灯油の値上がりに対する一部助成ということでの灯油に限っての給付
でございますので、これが給付券で交付するということになりますと、灯油ではなく、あ
- 12 -
るいは日常品、食料品だとか、そういうものに購入の手段、方法が広がってしまうという
こともありますので、この福祉灯油給付事業につきましては、灯油に限定した用途という
ことで、灯油の引きかえに伴う給付券の交付という形で、この事業を実施させていただき
ますので、ご理解いただきたいと思います。
○田村議長
福原議員、よろしいですか。
○福原議員
はい。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
2 番、差間議員。
○差間議員
何点か質問いたします。ただいま課長の答弁では、申請者の設定、数の予想
というのはね、このぐらいの申請があるんじゃないかということで 450 という数字を出し
たって、今お伺いしたんですけれども、実際に非課税世帯がどのぐらいの方がいらっしゃ
るとか、そういった点で、決めたわけではないのか。まず 1 点ですね。
それと、非課税世帯の方には、いろんな世帯があると思うんですけれども、これは年齢
制限はあるのか。この点について、ちょっとお伺いいたします。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
このたびの福祉灯油の給付事業におきましては、課税非課税は事前
には把握できませんので、65 歳以上の独居高齢者、高齢者のみの世帯、ひとり親世帯、障
がい者のいる世帯という形で広く課税非課税問わずですね、拾うことしか私どもできませ
ん。
ただ、申請の中で、こういった町民税の非課税世帯というのは、本人のご同意がなけれ
ば税務情報を把握することはできませんので、平成 20 年度の実績を踏まえた形でですね、
大体 450 世帯ぐらいは、対象者がいるのではないかということで予算計上をさせていただ
いております。
また年齢制限ということでございますけれども、65 歳以上の独居高齢者の方っていうよ
うなことで、年齢制限はございますけれども、要介護 4、要介護 5、あるいは障がい者の
いる世帯ということで、年齢に限っている、全てを年齢で制限しているものではございま
せんので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
○田村議長
2 番、差間議員。
○差間議員
わかりました。それでですね、今の年齢制限の部分なのですけれども、私は
町内のいろいろな方から相談を受けておりまして、この点についてですね。また、私自身
も積極的に町民の方々についてどうだろう、自分の方からもちょっとお尋ねしたんですけ
れども、この福祉灯油についてなかなか皆さん理解していないのです。
私は、具体的な例を申し上げます。私たちはこうやって暮らしているけども、実は息子
の扶養になってるんだ。また、私たちはこうやっているんだけれども、遠くにいる方から
息子からお金をもらって生活をしているんだ、いろんな方がおります。
- 13 -
皆さんすべてというわけではないんですけれども、やはり、北海道自体もですね、その
電力の関係から厚着をしてこの冬を乗り切ろうじゃないかとか、いろんなことを言ってキ
ャンペーンもしております。やはりこれを気にされますと、低温状態の部屋の中で暮らし
ている高齢者の方がおります。じっと横になっていて、ストーブをつけるのも、本当に夕
方になるまで我慢しているのだということでございます。
実は私は、やってみたのです。我慢できるかどうか。今、確定時期で事務仕事が大変私
もやっているものですから、その中でやってみますとね、やはりある程度の体温を超えて
しまいますと、ベットに入ってもなかなか寝れないんです。本当に寝れないのです。朝の
4 時半頃までじっと布団の中で我慢していたのですけれども、やはりね、大げさではなく、
お年寄りの方たちは、我慢しております。
それとですね、先ほどお聞きした年齢制限のことなんですけれども、生活保護を受ける
ような状態の中で、極めて低収入の中で生活している人もございます。いろいろ話をして
ですね、いや申請してみなさいと、申請してみたら、向こうからはねられるかもしれない
けども、その時はまた相談しましょうということで、私は言ってるんですけれども、私ま
だ 65 前だから、ちょっと行きたくない。私まだ子どもたちの扶養になっているから行き
たくない、こういった方たちもたくさんおります。
実は、保健福祉課に相談へ行ってみますと、例え子どもたちの扶養になっていても世帯
として独立してるんであれば、これは十分受けられる資格があるよと。そういう人たちは
どんどん申請するように言ってくださいと、言ってくれるのです。
ところが、こういった情報はね、なかなか町民の間に伝わっていないんですね。この制
度が始まることについては、私たち、緊急要望ということで町にも要望いたしましたが、
その時には既に町はこの福祉灯油の実施するという決定しておりまして、大変安堵しまし
た。しかし、町民の方から見たら、だれがこの申請をして認めてくれることができるのか
非常にわかりにくいです。年齢制限のこととそれから収入、これが町民税の非課税世帯で
あっても、本当に申請すれば、特別な条件として認めていただけるのかどうか、この点に
ついてもう一度お伺いいたします。
。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
ただいまのご質問の趣旨ですけれども、年齢制限ということでのお
話がまずあったかと思いますけれども、まず第一に町民税非課税世帯、ご自分が町民税課
税されているか、されていないかということがおわかりになっている方となっていない方
と言ったら、町民税が課税されていれば納めないとならない。納めていない人は非課税世
帯というふうにおさえていただければいいかと思うんです。そのご本人でなければ、わか
らないです。
私ども保健福祉課の方では、一人一人町民税を納めているか、納めていないか、その課
税世帯か非課税世帯かわからないということで、広く周知させていただいているところで
- 14 -
す。その中で、条件として 65 歳以上の独居高齢者、または高齢者のみの世帯というよう
なところで、周知させていただいているところです。
これでわからないという方についてはですね、保健福祉課の方に問い合わせをいただき
たいというのが、もちろんなんですけれども、説明が足りないというところで、この趣旨
がわからないということであれば、保健福祉課の方に随時受付しておりますので、ご相談
いただきたいと思います。
本人が非課税か課税かというのがわからないということであれば、私どももわかりませ
んけれども、まずは同意書をいただいた中身で、税務情報の所得調査を行っていただき、
そこで非課税であれば、そして要件に該当してくればですね、その中で給付対象となる場
合もあれば、現実は課税されているのであれば、その方については対象外ということにな
ろうかと思います。
また、生活保護を受けるような低所得者世帯というようなところの方も我慢して冬期間
ですね、我慢しておられるというお話もございましたが、保健福祉課としましても、少な
い年金の中で生活を切り盛りしている方、たくさんいらっしゃるかと思います。ただその
中で、保健福祉課としては、各担当区の民生委員さんからの情報も踏まえてですね、生活
保護の申請をする権利は皆さんお持ちでございますので、そういった状況のお話を聞いた
ときにはですね、保健福祉課の方に連絡をいただき、ご足労いただかなければ、こちらの
方から出向いて、まず生活相談というところからお話を聞かせていただき、生活保護が必
要であれば、そちらの方に結びつけていきたいというふうに考えております。以上でござ
います。
○田村議長
2 番、差間議員。
○差間議員
話が少し長くなっておりますんで、手身近に質問いたします。町民税の非課
税の世帯ということで、これは何とか町の方で福祉課の方でつかむ方法がないかどうか。
これをもとに町の方から数をある程度設定して、それで町民の方に向かうという手段はな
いかどうか。これともう一点、現在の時点でどのくらいの方が申請に来ておられるのか、
2 点についてお伺いしたいと思います。
○田村議長
答弁願います。
総務課長。
○鈴木総務課長
ただいまのご質問の中で、最初の 1 点目について、私の方から説明させ
ていただきたいと思います。非課税世帯のですね、いわゆる課税非課税世帯の調査につい
て、保健福祉課の方でできないかというご質問だったと思います。このことにつきまして
は、役場職員につきましては、地方公務員法、この法に基づいた中での事務従事を行って
いるわけでありますけれども、ただ税に関しましては、いわゆる課税にかかわります事務
処理を行う担当職員につきましては、地方税法の適用になるということで、その部分とし
ての守秘義務といわゆる知り得た情報の守秘義務等も含めまして、地方税法が大きく優先
するというような条項がございます。
- 15 -
したがって、その法律に基づいた中で、課税の事務を行う担当職員につきましては、税
務吏員という発令も含めてですね、
行っている状況でございますので、他の課においては、
課税の情報ということは、地方税法上知り得る状況にはない。その部分がないということ
で、先ほど来、担当課長が説明していますとおり、住民の皆さんの方からの同意書を得た
中での調査と、いわゆる同意を得た中でないと、その調査ができないという法的な根拠が
ございますので、このことについてはご理解いただきたいと思います。
○田村議長
保健福祉課長。
○横田保健福祉課
2 点目の現時点での申請受付状況ということでのご質問だと思います。
昨日現在で 196 世帯の方から申請をいただき決定し、給付券を送付してございます。以上
でございます。
○田村議長
差間議員の発言は、3 回を超えておりますけれども、55 条を運用しないで発
言を許します。
○差間議員
最初の回答につきまして、総務課長からいただいた回答ですけれども、やは
りせっかくこういった住民のための温かい政策を町は発表したのですから、これが対象と
なる町民に、全町民に行き渡るように努力してほしいと思います。
2 点目については、こういった数字かなという印象を持っております。もう少したくさ
んの方が申請に来てもいいんじゃないかな。やはりこれは町民の方たちが、この福祉灯油
について、どういった人たちが該当になるのだろうということが、あまり行き渡っていな
い。そういったことを表しているんじゃないかなというふうに感じております。
もう一度質問いたします。やはり住民税の非課税課税という部分について、何か役場と
してとる方法はないかどうか、その点についてお聞きいたします。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
課税非課税の税情報を入手する方法はないのかということでありますけれど
も、
今総務課長からお話したとおり、
地方税法に基づいてやるということでありますから、
これを逸脱するということについては、役場としてはできるものでありませんし、またし
てはいけないものだというふうに思っています。
周知ということに関しましては、本当にわからない方がいらっしゃるというお話があり
ました。この専決処分にさせていただいたということは、灯油が 100 円を超えるという事
態になった、それを待ってたわけじゃありませんけれども、そういうことで 20 円の差額
が出たということで、すぐしなければならないと、今日の議会を待っていたんでは、周知
が遅くなるということもありまして、専決処分をさせていただき、町民の皆さん全員行き
渡るように、わかるように、早目に周知をさせていただいたと。
1 月 25 日の広報でありましたけれども、そこで周知をさせていただいたということであ
ります。できるだけ、本来であれば議会の中で議決をいただいた中でやるべきだというふ
うに思いますけれども、これについては 3 月までの期間が限定されておりますので、そう
- 16 -
いう意味で早期にさせていただいたということであります。
周知まだ 200 名に満たないというふうに言われておりますけれども、これが早めに町民
の皆さんにとっては、本当に行き渡るように、これからもいろんな場面で周知をしていき
たいというふうに思っております。そういう意味では、税情報についてはどうしてもそう
いう関係があるということは、ご理解をいただかなければならないと思います。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
10 番、阿部議員。
○阿部議員
今の件、同僚議員の方がるる町民の方のためにいろいろな質問をしていただ
いています。私からもちょっとお願い、本当はお願いしたくないのでありますが、一つあ
ります。
実はですね、これを機会にですね、やはり納税と言いますか、そういうことに関しての
アピールもちょっとしていただきたいと思います。常にしとくと、恐らく今回の所得の件
につきましては、前々年度のものを過程に私はくると思うんですよね。去年のものは今年
の 7 月ぐらいにならないと、そのきちっと出てこないものだと思うのですね。
ですから、恐らく去年の収入があったら、恐らくないと思われる今回の人もおられると
思うんですよね。その辺の絡みも含めましてですね、やはりあのアピールをきちっと収入
のことはこういうことだ、納税のことについては、こういうことで、例えば今回は、調査
ですよということをはっきりした方が私は、よろしいんじゃないのかなということをちょ
っとお願いと、ちょっとその辺の気持ちはどうなのかお聞きしたいなと思います。
○田村議長
答弁願います。
副町長。
○門馬副町長
それぞれ町民の方がですね、納税の関係について、本来的には一番わかっ
ているのかなと思うんですけど、ただ、なかなか税務情報の関係では、すべてお年寄りの
方は特にわからないという部分があるというふうには思っています。
今、言われた課税の関係については、1 月 1 日ということで当然かかわってくるわけで
ございますけれども、そういう部分についてはですね、わからない分については、今、先
ほど 196 件ということで申請の方がいらっしゃるということでありますけども、今、民生
委員の方のご協力をいただいてですね、対象になるであろう家庭にですね、電話等お話を
しながら、今、改めて周知徹底を図っている最中でございますので、今言われた税務情報
の関係については、あくまでもご本人がわからないのであれば、同意書を町に提出してい
ただいて、町の方が保健福祉課から税務課に問い合わせをして、確認をしていくという形
をとりますので、
そういう意味では、
改めて今周知徹底を図っているという最中ですので、
その中で、いろいろとそういう問題についても、解消されるんではないかというふうに思
っております。以上です。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
4 番、中尾議員。
- 17 -
○中尾議員
私の方からも質問いたします。
今回の金額 270 万のうち、50 万については道からの補助金が出ているということでご
ざいます。要するに道の方も福祉の部分に、灯油という形の中で出るということは、道も
ある一定の基準を超えるとこういった部分をですね、給付するというような形があると思
うんですよ。
今まで答弁聞いていますとね、浦幌町もね、要するに灯油が 100 円を超えたら福祉灯油
を実施していこうということであるならば、でも今回の中でも、道から 50 万円出るとい
うことが決まってるってことはね、道の方はもっと早くの段階で、福祉灯油の実施をする
というような、そういう一つの基準があるのではないかなと思うんですよ。
私はね、報道見ても各いろんな管内の町村も、福祉灯油もっと早くから実施している町
村ありましたですよね。浦幌はなんでまだ早く出ないのかなと思っていたんですよね、私
もね。浦幌は今の段階になって、専決でこういうふうな形をとったということで、しかし、
ほかの町はもっと早く対応されていると。やっぱこの辺の部分もね、浦幌も他町はこうい
ったことをきちっと要綱なりね、そういう部分でまとめている所もありますよね。きちっ
と公表しているところも。
ですから、私はね、今後浦幌町もですよ、こういったいくら超えたらこうしますとかと
いうような、きちっとわかるような、私は形をとって、町民にね、そういうことをもっと
アピールしていくということが必要ではなかろうかなと。私はそういうような交通整理が
必要になるのではないかなと。
特に、今回は 1 月 25 日の広報の折り込みでという部分です。しかし、この部分もね、
なかなかこういう年配の方とかなかなかわからないんですよね。そうすると例えば家族だ
とかそういう部分だとか、いろんな周りからですよ、あなたもしかしたら対応になるんじ
ゃないのと、やっぱりそういう声をかけなきゃ駄目ですよ。民生委員もそうですけどね。
だから、そういう部分もですよ含めると、やっぱりホームページにもきちっと載せるべき
だし、メルマガだって来ていないんじゃないでしょうか。
そういうことをね、町としてそういう情報をどんどんやっていきますということでね、
やっているけれども、メルマガだって来ていませんよ、こういうの。そういう情報媒体を
やると言っておきながら、広報でしか告知をしていないという、片手落ちだと私は思うん
ですよ。
メルマガなんていうのは、高齢者は誰も見ないじゃないかというかもしれないけども、
そういうものを見てね、もしかしたらあなた対応になるかもしれませんよと、声をかける
人がいるかもしれないじゃないですか。私はそういった部分からも、今回、専決で広報だ
けで告知をしているという、この部分については、私は不十分じゃないかなというふうな
感じがしております。私はその部分についてもね、私は町として今後福祉灯油の部分もで
すよ、しっかりとした一点に基準を設けてきちっと町民に、常に情報公開していくという
ような姿勢が必要ではなかろうかというふうに思いますけど、まずその部分について 1 点
- 18 -
お伺いしたいと思います。
それと 2 点目でありますけれども、今いろんな部分で非課税世帯、課税世帯、この辺の
情報、個人情報の問題があるから、その辺はできないという町長の答弁そのとおりです。
それをなんとかしてくれったって、法律で決まってるもの、何とかしれったって何ともな
るわけがないわけですから、そのとおりなのですよ。
ですから、そう考えるとね、これ平成 19 年、20 年と今まで 2 回やってきて、今回 3 回
目の福祉灯油の実施ですけれども、今までの流れの中で、今まで 2 回実施したと同じよう
な形の中で、今回 3 回目を実施するんですけどもね、私は今回のこの給付の仕方というも
のもですよ、やはり検討する余地があるのではないかなと。
結局今の言う 450 世帯って言ってもね、結局その中で問い合わせしてくれれば教えます
と言ってもね、問い合わせくるかこないかわからないわけですから、ですから、やはりそ
ういう個人情報の税がどうのこうのとかって、そういうことじゃなくて違う形の中でね、
私はもっと広く、そういうどうのこうのって調査なくね、またそういう人方が先ほど同僚
議員も言ってたけど、また公民館までいちいち来てとか何とかっていうようなことじゃな
くですよ、そういうことも含めて、この給付の仕方ということ自体を根本からですね、私
は変えてそれも全部きちんと要綱にきちっとまとめて今後は 100 円超えたらこうするとか、
いくら超えたらこうするというような、この部分ね、福祉灯油をすることについては私は
何の異論もありませんよ。やはりきちっとした低所得者に対する支援は必要だと思います
けども、その支援の仕方が今までと違って、私はきちっとした町の形というものをつくっ
ていく必要があるのではなかろうかと。私はそのように感じております。
その辺についてですね、それと、これ今の時期にやれば専決という形をとらざるを得ま
せんけども、ですから、専決でやる以上は、私たちがこのやり方が悪いと言って否決でき
るものではありませんから、専決ですから、だからこういったことをね、できるだけ私も
今回のこの専決のこの方法が本当に正しいかなという私もね、そういう疑問もありますし、
私はそういうような一定の基準を設けた時には、スムーズに福祉灯油にかかっていくとい
う一定のルールづくりが私は必要でなかろうかと、今回はやむを得ませんけれどもね、今
後に向けてはそういった部分が必要ではなかろうかなというような気がしてますし、これ
がどんどんまた上がっていきますよ、今月も何円も上がってくると言っていますから、本
当に 1 回やればそれでいいのかって話ですよ。2 月、3 月どんどん上がってくれば、第二
陣だって出るかもしれないじゃないですか。やっぱりそういった部分も含めて、町として
のある一定のルールを、当然道の先ほど言った補助金の関係もありますから、やっぱりそ
ういったものも踏まえた上での浦幌町の仕組みをね、私はいま一度検討する必要があるの
ではなかろうかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。伺います。
○田村議長
答弁願います。
保健福祉課長。
○横田保健福祉課長
ただいまのご質問の内容の一番最初の道の補助金の関係でございま
- 19 -
すけれども、道におきましては市町村が実施する福祉灯油事業に対してですね、人口規模
にもよりますけれども、帯広市、あるいは音更町だとか、人口規模違いますので、補助基
準額が変わります。
浦幌町におきましては、100 万円以上の補助対象経費であれば、一律 2 分の 1 の 50 万
円が補助金の上限となります。今回、補正予算は 270 万予算を見込んでおりますので、上
限の 50 万円補助金額ということになろうかと思います。
また、管内の状況におきましては、それぞれ管内の考え方もありますけれども、緊急対
応というところの、この灯油の値上がりに対する緊急対応という中身では、100 円という
のが一つの目安ということは、私からも紹介をかけて聴取した町村におきましてもですね、
灯油の価格の変動、それは冬場だけの変動ではなく、私どもも 4 月以降、夏場とそして冬
場の厳寒期に関する灯油の値段、金額の値動き、それにつきましては注視してきていると
ころでございますけれども、今回、浦幌町におきましても 100 円を超えるという高騰とい
うところでの判断基準で今回の福祉灯油の実施させていただいたところでございます。
また、周知の方法でございますが、
広報に折り込みのご案内をさせていただきましたが、
たしかにこのたび緊急対応だったということもありますけれども、ホームページ、メルマ
ガ、情報通信機能がある中で掲載していなかったというところは、片手落ちだということ
も私も痛感してございます。
今後このようなことのないようにですね、広報のみではなく、ホームページを活用した
形で情報発信をさせていただきたいというふうに考えてございます。また給付の仕方につ
きましては、平成 19 年度、20 年度の給付の仕方、方法も考えて、今回灯油との引きかえ
による給付券という形で灯油に限っての取り扱いという形で取り組ませていただいており
ますけれども、その中では、灯油以外の燃料の暖房として使っている場合、あるいは商品
券だとか、いろんな方法手段をですね、検討したことは間違いございません。その中で、
今回、灯油の値上がり相当分の一部助成という形で、実施させていただくことになりまし
た。私の方からは以上でございます。
○田村議長
町長
○水澤町長
ルールづくりでありますけれども、19 年、20 年と浦幌町させていただきま
した。このたび改めて福祉灯油という形でさせていただきました。今年の灯油の値上がり
については、7 月段階で 87 円でございました。1 月 28 日に 106 円ということになりまし
て、差額が 20 円出てしまったということでありました。ただ、1 月 17 日の段階でやって
いる町もありました。
ただ、その段階では、ちょっと差額が少ないと言ったら変ですけれども、助成する金額
が大変少ないということもありまして、1 月 22 日の臨時会には提出をすることはできませ
んでした。1 月 28 日、その段階で 4 円上がって 106 円ということになりましたので、差
額が 20 円を超えるということで、福祉灯油という発動をさせていただきました。
それも先ほど申し上げましたとおり、議会の開催を待っていたのであれば間に合わない
- 20 -
ということで、専決処分をさせていただいたところでございます。これから、また上がる
かもしれないということでありますけれども、今年度の補正予算は 3 月までありますので、
その段階でずっと上がっていくということになると、考えなければならない部分もあると
思いますけども、ただその辺ちょっとそこまではいかないのかなと予想しているところで
あります。
また基準につきましては、今後とも石油全体の原油等の高騰もありますから、今後どう
いうふうにやっていくのかということについては、今後検討してまいりたいというふうに
思っております。
○田村議長
4 番、中尾議員。
○中尾議員
まず、広報のいろいろな部分については、片手落ちだったという部分があり
ますと言っていただきましたので、ぜひ、せっかくある媒体ですから、有効に使っていた
だいて広く町民にお知らせいただきたいということであります。
それと今のね、町長から答弁ありました、給付決定の基準がですよ、今 100 円を超えた
らなるのか、要するに 7 月の時点からね、いくら 20 円上がったらなるのか、来年になっ
たらずっと高止まりしてですね、90 円でずっといってて、20 円ってなったら 110 円にな
らないとしないのか、あくまでも 10 円だろうとも 100 円になったらするのかって、結局
こういうとこら辺が、曖昧な部分がありますから、私はそういったこともきちっと町民に
わかるようにね、もうちょっと上がってきたから、もうそろそろ町は給付を始めるぞとい
うことが町民がわかるように、一定のルールをつくってですよ、他町ではね、近隣の町村
では、要綱の中に薪とかそういうこときちっと書いている所もありますよね。
だから、やっぱり私たちはそういうルールをきちっと作って、早めに町民にね、そうい
うふうなことを告知しとくことによって、灯油がどんどん上がってくると、町としてこう
いう対応とるかもしれないなということで、町民も心づもりもしていくし、そういった部
分もあるのでね、私は、そういう一つの一定のルール、100 円なのか、いつの時点よりも
何円上げるとかっていうような、こういうルールをしっかりと決めるということがまず町
民に早くから周知をしていくということが 1 点、先ほど、この道の補助の部分もね、要す
るに、100 万円以上 2 分の 1 で 50 万円、これが今回 270 万円だけど、これが 300 万だろ
うと 400 万だろうと、50 万しか出ないわけですよね。
ただ、道は、今言ったように 100 円ということじゃないわけでしょ。町が例えば 90 円
で福祉灯油をうとうとも、50 万出るわけだから、そうすると本当に 100 円というね、道
はもっと早くから出してくれるのに、100 円という設定が本当に正しいのかね、もっと 95
円くらいで打つべきなのかということもあるのでね、やっぱりそういうような道の部分の
補助の対応の要綱もきちっと踏まえた上で打たなければ駄目だし、先ほどから同僚が言っ
ているように、薪だとかペレットだとか、いろいろなものも加味しればいいじゃないかと
言っても、そういったものを薪とかそういうものを絡めると道の補助が出ないだとか、そ
ういうの結構あるじゃないですか。
- 21 -
そういったこともきちっと精査して、こうやると出ないから、町は灯油だけなんだとか
ということを、それは町の決め事としてきちんと町民にわかるように、町民がわからない
から、薪たいているのはどうなんだ、ペレットはどうなんだという意見がどんどん出てく
るのですよ。出てきて当たり前だし、だからそういうこともきちっと町民に整理してわか
ってもらうためにも、そういう要綱なりのきちっとした私は、決め事をつくって町民にき
ちっとお知らせをするということが必要ではなかろうかと、町民の理解を深めるためにも
必要ではなかろうかという部分でね、その辺は道とか国とか、いろんな対策が出てくるか
もしれませんから、その辺をよく精査した上で、私はきちっとしたルールをつくって町民
にお知らせをいただきたい。それが町民の誤解を招かないような部分だなというふうに思
います。
それと、給付の仕方については、町長今これから検討もという部分ですから、今回専決
でやっていることですから、私はぜひね検討していただいて、やっぱり今言う課税か非課
税かということをまた調査してとかね、先ほども民生委員さんの協力も得てというような
部分もあるけれどもね、しかし、課税か非課税かを個人情報出さないっていうのは、要す
るにその人その人の収入とか、そういうようなことを公にしないために、個人情報で守っ
ているわけだから、だったら民生委員さんにあなたちょっとあの人の所対象になるかもし
れないから、行って来いって言うということは、その人がそういうレベルだということを
その民生委員さんに言っているということでしょう。だから、それはあまり意味ないじゃ
ないですか。民生委員さんにそういうことをやるということはね。
そういうことじゃなく、だから私はね、収入がどうとかいろんな部分もあるけども、そ
の給付の部分についてもこれ以上になったらこういう人には出す、これ以上になったらこ
の人には出す、そういうようなことも給付も含めて、私はね、方法も含めて、町として一
定のルールをつくっていただいて、来年の冬に目がけて体制を整えていただくと、こうい
うような形がね、私はよろしいのではないかというふうな感じがいたしましたので、質問
いたしました。もう一度お願いいたします。
○田村議長
答弁願います。
町長。
○水澤町長
ルールづくりについては、今後検討させていただきたいというのは、これは
町としては、道の補助があるかどうか、あるからやるということは決してありません。道
がなくても、やるべきところはやるということであります。それと同時に、平成 19 年の
時については、灯油が 124 円まで上がりました。その時に 30 円の差が 90 円から 124 円
に上がったということで福祉灯油をうたさせていただきました。
まさに、
その後そういうことがなかったわけでありまして、今後どうなるかというのは、
やはり原油の動静を見なければならないんじゃないのかなというふうに思ってます。そう
いう面では、どこで本当に落ち着くのか、100 円ということじゃなくて、やはり一番安か
った時と一番高かった時の差額がどのようになっていくのかというのを見ていかないとな
- 22 -
らないんじゃないのかなというふうに思っています。
そういう面では価格をどこに設定するのかというのは、今後の動静を見なければならな
いだろうと。そういう意味では、そのルールにそこを入れるというのは大変難しいのかな
という思いをしています。ただ、どういうルールづくりをしていくのかについては、今後、
動静を見ながら考えてまいりたいというふうに先ほど答弁をさせていただきました。
また、民生委員さんに情報を教えるのではないかということでありますけれども、これ
はそういう情報を伝えるということではなくて、該当するかもしれない人個人に、まだ申
請をされていない人、その方にお話をお伺いをして、そういう人がいれば同意書を出して
もらうと。そして、該当するように手配をしていただくということありますから、個人情
報を民生委員さんに教えるということでは決してありませんので、その辺は誤解のないよ
うにお願いをしたいなというふうに思います。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
これで質疑を終わります。
討論はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
討論なしと認めます。
これより承認第 3 号を採決いたします。
本件を承認することに賛成の方は、起立願います。
〔賛成者起立〕
○田村議長
起立全員であります。
よって承認第 3 号は、承認することに決定いたしました。
◎日程第9
○田村議長
議案第2号
日程第 9、議案第 2 号
財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
施設課長。
○新川施設課長
議案第 2 号 財産の取得について。
次のとおり財産を取得することについて、議会の議決を求める。
平成 25 年 2 月 15 日提出、浦幌町長。
1、取得する財産、平成 24 年度浦幌町南町団地公営住宅、2、取得財産の表示、所在地、
十勝郡浦幌町字南町 6 番地 10、戸数 1 棟 6 戸、構造、鉄筋コンクリート造 2 階建、延床
面積 485.28 平方メートル(1 階 252.75 平方メートル・2 階 232.53 平方メートル)
、3、取
得価格 1 億 594 万 5,000 円、4、取得先、北原・宮本・岡田建設グループ、代表企業、十
勝郡浦幌町字合流 133 番地、株式会社北原建設、代表取締役
浦幌町字宝町 4 番地 1、宮本建設有限会社、代表取締役
- 23 -
北原晃夫、構成員、十勝郡
宮本政司、札幌市中央区南 11
条西 15 丁目 2 番 1 号、株式会社岡田設計、代表取締役社長
岡田孝生。
なお仮契約年月日につきましては、平成 25 年 2 月 7 日でございます。
本議案内容につきましては、説明資料 2 ページをごらん願います。
1、財産取得の趣旨、平成 24 年第 2 回町議会定例会で議決されました、公営住宅買取事
業に関する協定による「平成 24 年度浦幌町南町団地買取事業」が平成 25 年 1 月 31 日に
工事完了しましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例
第 3 条の規定に基づき、予定価格が 700 万円以上の不動産の取得にかかる契約の締結につ
きまして、町議会の議決を経ようとするものです。
2、財産取得の内容といたしまして、買取公営住宅及び付帯施設の建築工事、型式・戸
数、1LDK、3 戸、2LDK、3 戸です。取得先につきましては、北原・宮本・岡田建設グル
ープです。3、今後のスケジュール予定といたしまして、今議会において、議決をいただ
いたのち、2 月下旬売買本契約締結、その後、建物表題登記、3 月上旬、入居開始となり
ます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○田村議長
説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。
7 番、森議員。
○森議員
今回の財産の取得につきましては、浦幌町南町団地買取事業ということで、町
が計画しています公営住宅等長寿命化計画の中だというふうにも認識しております。この
計画につきましては、27 年度まで事業を行うということで、差し当たり 24 年度分が、今
回完成をしたということだというふうに思います。
これにつきましては、公募型プロポーザル方式を導入しているということで、この方式
というのはですね、低廉な適正価格と高質の事業ということなんでございますけれども、
実際にこれ価格面はどうなのか伺います。
それともう 1 点ですけれども、今後のスケジュールの中で 3 月の上旬に入居を開始とい
うふうになってございます。この辺の公募のやり方ですか、以前私どもの委員会を開かせ
ていただいた時には、今北栄団地、また東山団地の方も非常に年数が経っているというよ
うな説明を受けております。
北栄団地につきましてはですね、建てかえということも視野に入れてるみたいなんです
けれども、一応都会と言うのですか、歩いて町に通えるというようなことも計画をされて
いるというようなことも聞いてございますので、今後のこの入居につきましての計画をお
聞きしたいと思います。
○田村議長
答弁願います。
施設課長。
○新川施設課長
今 2 点ほどご質問あったかと思いますが、最初のですね、価格について
ということでございますが、町が発注する場合はですね、補助単価というものを出しまし
て、建設にあたるわけですが、今回のプロポーザル方式というのはですね、建設に当たっ
- 24 -
ては、市場単価というものを使用いたしまして、民間のですね、ノウハウを取り入れた共
同住宅ということで、それぞれその業者がですね、見合ったコストなどを計算してですね、
町が例えば実施方針とか、実施の水準表ですね、それを示したものに対して積算して建築
するということでございまして、単純にいくらということではございませんが、通常の町
が発注したものよりもですね、10%ほど低額にはなってございます。
次に、入居の状況ということでございますが、先日ですね、北栄の方から、入居の順番
なんですが、まずできたということでですね、説明会を何度かしましたけれども、その後
にですね、完成したということで説明会を催しまして、住宅もですね、中を見ていただい
てございます。
実際にですね、何を持っていっていいか、どういう所が変わったか、住みやすいかどう
か。その辺をですね、確認をしていただきました。その上で、当初アンケートで希望調査
をとってございますが、実際にですね、入居したいという方をそれぞれお聞きしまして、
結果といたしまして、北栄地区につきましては、今の入居の建てかえに伴って、入居の予
定者なんですけども、その方が 10 戸ございます。そのうちの 4 戸がですね、すでに入居
をしたいということでございます。
残りの方につきましては、来年度以降希望という方が 4 戸、他住宅に住みたいという方
が 2 戸ございます。6 戸建設しておりますので、そのうちの 2 戸が今空いた状況になりま
す。
次の建てかえる入居の順番はですね、東山の改良住宅の方ですので、次に東山の方にで
すね、説明会をいたしまして、同じく住宅の中を見ていただいた上でですね、入居希望を
取っております。
次の東山地区につきましては、17 戸中ですね、入居をしたいという方が 2 戸ございまし
た。まだおりましたが、1LDK に入りたいという所が重複いたしますので、北栄地区が優
先ということでございますので、そういう方は第 2 に回っていただくという方で、希望と
いたしましては、2 戸が今入居という形で、そして、来年以降ですね、9 戸の方が入りた
いと、あと他公住の地区の移動という方が 6 戸ということで、ただ今の予定ですので、ま
だこれからですね、この数字が変わることはあると思いますが、見ていただいた感想を聞
きますと、新しい住宅にいろんなものを持っていかなくても済みますので、住宅料はちょ
っと上がりますけれども、入居したいという方が多かったでございました。以上です。
7 番、森議員。
○田村議長
○森議員
入居につきましては、内容的にわかりました。差し当たり 25 年度の計画、こ
ちらの方も既に計画がなされていると思うんですけれども、また 1 年後のこの時期にはま
た 6 戸が完成するというふうに聞いております。常にですね、27 年度まで計画に沿ってで
すね、事業を行なっていただきたいなというふうに思っております。
○田村議長
答弁願います。
施設課長。
- 25 -
○新川施設課長
これもですね、森議員の言われたように、27 年度までということで、4
棟を 24 戸を建設する予定で、25 年度につきましてもですね、予算をこれからの 3 月議会
にとらさせていただきますが、それにあたってですね、プロポーザルも開催しておりまし
て、既にですね、準備は進めている状況でございます。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
6 番、福原議員。
○福原議員
大変立派な住宅ができたということで、喜ばしいことです。1 点お伺いした
いんですが、都市計画云々ということになるかと思いますが、すぐそこの目の前の今雪が
いっぱい積んでありますよね。そこの雪捨て場。ここに建設してもらえないのだろうか、
南側のあそこまで行くのに、全部お店も遠くなる、役所も遠くなる、それから図書館やな
んかも遠くなるという 80 代の方がおっしゃっておりました。
説明は受けたんですが、私はここを動きたくない。町から遠くなるし、車ももちろん持
っていません。運転免許も持ってません。そういったことで、どうしてここの目の前の空
き地に立派な住宅ができないのか、非常に残念であるということをおっしゃっておりまし
た。その点について、どのようにお考えか聞かせてください。
○田村議長
答弁願います。
施設課長。
○新川施設課長
今の福原議員の言われたことなのですけど、説明会の時にもその旨私の
方もですね、同じことを受けております。説明しましたのは、今いる場所が住み心地良く
て、何十年も住んでいますよという面と市街地に近い、店に近い、役場に近いということ
で、今の東山が一番いいのだということは十分承知しております。
ただ、住宅をですね、建設するに当たっては、ある程度用地とですね、駐車場等もござ
います。そういった面をですね、いろんなものを考慮しまして、まちづくりの中の計画が
ありますので、その住宅の建築地域としては町全体の中身でですね、今の南町団地という
ことで位置づけをしておりますので、確かにそういう不便がですね、おかけすることもあ
るかもしれませんが、そのことについてはですね、場所を今ある雪捨ててある、その場に
ということはできないような状況でございます。
○田村議長
6 番、福原議員。
○福原議員
その方も結論的なことを言ってたんです。どうせ動くのであれば、もうちょ
っと医療や何かのしっかりした大きな町へ出てこうかなと、最終的にそうやって言われた
のです。結局、そういう計画、それから規則、規則で、この町を運営していくと、人口減
につながっていくことはもう目に見えてます。
もう 1 件、ある方が 2 階建てのうち私一人で住むのに大変費用もかかるし、町を出たい
から何とかならないかという相談も現実に受けております。やはり、何か町に魅力とか、
いろいろな意味での優しい気持ちがなければ、こうやって高齢者も、高齢者だからもう諦
めて出ていかないのかなと思っていたのです。私は高齢者の部類ですから、出ていきませ
- 26 -
んけど、そういう不安材料を抱えている方は、みんな浦幌から去っていくのが現状だと思
います。
そういったところで、計画は計画としてすばらしいまちづくりを推進しようという気持
ちはわかりますが、実際に推進していって、後ろ向いたら人口がこんだけになってしまっ
たのっていうことには、なっていくんじゃないかなというふうに私は思っております。そ
の辺の考えは、町の方ではどういうふうに考えているか、ちょっとお聞かせ願いたいと思
います。
○田村議長
答弁願います。
副町長。
○門馬副町長
公営住宅の建てかえの関係につきましては、計画を立てたということであ
りまして、特に今建てかえを進めている関係につきましては、北栄の団地にお住いの方々
を対象に入居替えということで進めておりまして、特に北栄団地にお住いの方は、高齢者
の方がほとんどでありまして、特にそういう方のことも含めてですね、市街地区にという
ことで進めてきたということであります。
たまたま東山団地にお住いの高齢者の方の要望としては、当然そういうお話が出るのか
なというふうに思いますけれども、全体の中で考えた時に、やはり計画を進める中でどう
しても対応し切れない部分というのは出てくることも考えられるわけでありまして、その
辺についてはですね、公営住宅にお住まいの方以外にもですね、持ち家の方でも高齢者の
方はいらっしゃるでしょうし、いろんな状態の方が浦幌にお住まいになっているわけであ
りまして、そういう方々すべてにですね、手が届くようにできれば本来的には行政という
のは、
いいのでしょうけれども、
なかなかすべてに手の届かない部分もあるということも、
町民の方にもご理解をしていただきたいなと思います。
ただ、将来的にはですね、今建てかえを進めていく中で、恐らく東山地区にもですね、
公営住宅を建てながら、やらざるを得ない時期が来るのではないかなというふうに、そう
いうふうには考えておりまして、そこまで今計画は立てておりませんけれども、当然、建
てかえという中で東山団地も、建てかえの部分に入っておりますので、そういったことも
考えながら将来的には東山にも公営住宅を建てていく状況になっていくのかなというふう
に考えております。以上です。
○田村議長
6 番、福原議員。
○福原議員
入居するにあたってですね、ある程度その年月というか、今すぐ出なさいと
言ったって、とても難しいと思うんですよね。どのくらいの一定期間、その猶予っていう
んでしょうか、新しくできた住宅に移動する、こういう話が持ち上がってから移動する年
月はあるのかないのか、ちょっと確認をしておきます。
○田村議長
答弁願います。
施設課長。
○新川施設課長
つくった順番からすぐに入居をしていただきたいのですが、その方のい
- 27 -
ろいろな事情があったりしてですね、入れない場合があると思います。説明会の中では、
一応ご説明させていただいたのですが、27 年までまず建設はしますよと、それ以降にです
ね、すぐに壊すということではなくてですね、その方のいろいろな状況が、ほかに移り住
む方いますので、入っている中身で強制な退去という、それはできないと思いますので、
一応目安としてですね、3 年を目安にということでご説明させていただいています。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
8 番、杉江議員。
○杉江議員
プロポーザル方式ということで、ご承知のように行政の財政負担を軽減する
という大きな大前提があると思うのですが、今回、こうして臨時会に提案されたというこ
とは、業者指名にあたっては、ご承知のようにですね、完了するまでお金が入らないとい
うことの中で、できるだけ早く支払いをするという意味合いもあるのだろうというふうに
理解をしておりますが、スケジュールに載っております 2 月下旬の契約の締結というふう
になっておりますね。ですから、できるだけ行政は完了後に買い取る方式ですから、当然
の手続きなんですが、できるだけ早く支払いをするということの中では、この後どの時点
でお金の支払いが始まる、あるいは完了するのか、その辺のことについて確認をしておき
たいと思います。
○田村議長
答弁願います。
施設課長。
○新川施設課長
今ですね、議会の議決をいただいて、その後に本契約を結びます。あく
までも契約上はですね、物件の引き渡し後ということになってございますので、契約、完
成はいたしましたので、契約をしたらですね、直ちにですね、その請求をいただいて、そ
れから 40 日以内の支払いということになってございますので、そういう形で早急にです
ね、業者の方にお支払いしたいなと思っています。
○田村議長
8 番、杉江議員。
○杉江議員
40 日以内ということになっているということですが、以内ですから、早くて
いいわけですからね、正直なところ業者さんたちも幾ら資金力の確認をしながら指名した
と言いながら、早い支払いを望んでいるということもございます。早急な対応を望んでお
りますので、よろしくお願いをしたいと。
○田村議長
答弁願います。
副町長。
○門馬副町長
手続き的にはこういう形で進めるわけですけども、契約に基づいて 40 日
以内というあれの中では、会計管理者含めまして、今回の事業については、そういう意味
では前払い金とかないという事業ですので、そういう意味ではできるだけ早く支払うよう
に私ども進めていきたいというふうに思っております。
○田村議長
ほかに質疑ありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
- 28 -
○田村議長
これで質疑を終わります。
討論はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
討論なしと認めます。
これより議案第 2 号を採決いたします。
本案を原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
〔賛成者起立〕
○田村議長
起立全員であります。
よって議案第 2 号は、原案のとおり可決されました。
◎日程第10
○田村議長
発委第1号
日程第 10、発委第 1 号
TPP交渉参加を行わないことを求める意見書の提
出についてを議題といたします。
提出者からの説明を求めます。
産業建設常任委員会、森委員長。
○森産業建設常任委員会委員長
発委第 1 号
TPP交渉参加を行わないことを求める意
見書の提出について。
上記の議案を、地方自治法第 109 条第 7 項及び浦幌町議会会議規則第 14 条第 3 項の規
定により提出します。
平成 25 年 2 月 15 日提出、提出者、産業建設常任委員会委員長。
TPP交渉参加を行わないことを求める意見書(案)
例外なき関税撤廃を原則とするTPPは、食料供給を海外に依存し、国土を荒廃させる
ものであり、国内農業や地域経済の振興とは到底両立できるものでなく、浦幌町議会はT
PP交渉への参加に断固として反対する。
わが国では、東日本大震災と東京電力福島第 1 原子力発電所事故から間もなく 2 年を迎
えようとしているものの、いまだ復興は進まず、被災地では営農再開のめども立たないほ
か、原子力発電所事故による農畜産物に対する風評被害は沈静化するどころか、むしろ事
態は深刻さを増している。
政府が全力で行うべき緊急かつ最優先の課題は、東日本大震災と原子力発電所事故から
の被災地の復旧・復興対策である。
TPPは、わが国の将来に向けた農業振興・食料自給への意欲を削ぐものであり、復興
の足かせにしかならないばかりか、非関税障壁により成り立っているわが国の医療制度、
医薬品、知的財産、食品安全基準、公共調達、共済制度などの分野において基礎自治体で
ある本町にも大きな影響を及ぼすことは明らかである。
国民に対する情報開示や国民的議論が全くなされておらず、短絡的な政治決断によって、
TPP交渉参加がなされるようなことがあってはならない。
- 29 -
よって、政府においては、関係国との事前協議を含め、TPP交渉参加を行わないよう
強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 25 年 2 月 15 日、北海道十勝郡浦幌町議会。
提出先は、衆参両院議長、内閣総理大臣ほか関係大臣であります。
議員各位のご協賛を賜りますことをよろしくお願いいたします。
○田村議長
説明が終わりましたので、質疑を許します。質疑はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
質疑なしと認めます。
討論はありませんか。
〔
「なし」の声あり〕
○田村議長
討論なしと認めます。
これより発委第 1 号を採決いたします。
本案を原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
〔賛成者起立〕
○田村議長
起立全員であります。
よって発委第 1 号は、原案のとおり関係先に提出することに決定いたしました。
◎閉会の宣告
○田村議長
以上で、本臨時会に付議されました案件の審議は、全部終了いたしました。
これをもって会議を閉じます。
平成 25 年第 2 回浦幌町議会臨時会を閉会いたします。
閉会
- 30 -
午前11時40分