会議に付した事件は次のとおりである。 議 案 第 3 号 平成23年度月形町一般会計補正予算(第5号) ○ 議長 笹木 英二 ただ今の出席議員は7人です。定足数に達しておりますので会 議は成立しました。 これにより平成24年第2回月形町議会臨時会を開会します。 (午前10時00分開会) 直ちに本日の会議を開きます。 (午前10時00分開議) (金澤博議員、金子廣司議員 欠席) (堀広一議員 10時00分 退場) 議事日程第1号はお手元に配布のとおりであります。(別紙のとおり) ◎ ○ 日程1番 会議録署名議員の指名 議長 笹木 英二 日程1番 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、会議規則第 120 条の規定により議長において 宮 元 哲 夫 君 鳥 潟 真 二 君 の両君を指名します。 ◎ ○ 日程2番 会期の決定 議長 笹木 英二 日程2番 会期の決定を議題とします。 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。 これにご異議ございませんか。(異議なしの声あり) ○ 議長 笹木 英二 異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は、本日1日と決 定しました。 ○ ○ 議長 笹木 議長 笹木 英二 英二 暫時休憩します。 (午前10時02分休憩) 休憩前に引き続き会議を再開します。 (午前10時57分再開) (堀広一議員 10時57分 入場) ◎ 日程3番 議案第3号 平成23年度月形町一般会計補正予算(第5号) ○ 議長 笹木 英二 日程3番 議案第3号 平成23年度月形町一般会計補正予 算(第5号)を議題とします。 提出者の説明を求めます。 ○ 議長 笹木 英二 副町長。 ○ 副町長 土橋 正美 議案書に基づき逐条的に説明する。 補足説明 補正予算説明の前に、この冬の豪雪に伴います行政の対応・対策につきまして、説 明をさせていただきます。これまでの経過です。1月16日に月形町の防災計画に基 1 づく災害対策連絡会議を設置し、75歳以上の独居世帯、80歳以上の夫婦世帯を戸 別訪問し、住宅の出入口・窓・煙突の排気口の状況等を調査したところでございます が、緊急性は認められなかったということで、その時点での対策は見送ったところで ございます。その後、降雪は1月30日現在で10メートルを超えるという状況にな り、積雪についても2.25メートルまで達したということで、高齢者の住宅の再調査 を実施したところでございます。そのような中で、雪でふさがっている住宅も一部で 確認されたこと、ビニールハウス等の被害も確認されたため、翌31日に豪雪対策本 部に切り替え設置したところでございます。これにより、同日午後から2月1日の2 日間にわたり、職員20人体制により高齢者世帯152世帯を巡回訪問し必要と認め られた24世帯の除雪を実施したところでございます。1月31日段階で町道の除雪 経費が89%を執行したという状況になっております。その時点の対応としてその他 農業施設の被害状況調査も適宜行っているところでございます。さらに、2月8日か ら風を伴う大雪が続き、2月14日の状況ですが、降雪量11.99メートル、積雪量 2.5メートルという状況になっております。2月8日からの風を伴う大雪に対応しま して、町道の除雪についてはかなり厳しい状況になってきたということがございまし たので、札幌開発建設部にお願いしまして、11日から当分の間、2週間から4週間 程度かと思いますが、室蘭開発建設部からロータリー除雪専用車を1台借用し除雪体 制の強化を図っているところでございます。また、北海道からの支援として13日・ 14日の2日間でしたが、通学路を中心に町道の排雪を行っていただいたところでご ざいます。その他高齢者の対応としまして、昨日と今日行う予定でしたが、職員20 人体制を以って2回目の高齢者等の家の周りの除雪をやっております。昨日は実施し ておりますが、今日は天候の関係がありましたので、明日以降に実施していきたいと 考えております。現在までの農業施設等の被害状況を説明します。現在まで把握され ている部分としてご理解願いたいのですが、ビニールハウスについては19棟が倒壊 しているということが確認されています。もう骨組の上まで雪がかぶっているという 状況の確認がされています。今後、雪がしまる状況になればこのビニールハウスにつ いては相当数被害が増えていくだろうと考えているところでございます。畜舎倉庫の 倒壊が5棟、これにより、農機具・牛3頭の被害が出ています。人的被害、除雪中の 怪我等私たちが把握している部分については、骨折等による怪我3人を確認しており ます。今申し上げたところが私どもが対応しているところということでご理解いただ きたいと思います。 今回の補正の目的ですが、この冬の豪雪対策としての補正予算編成ということで、 主に2点ございます。1点目は除雪経費の補正、2点目は融雪促進対策経費の補正を させていただきたいということでご理解願います。 歳入 10款 地方交付税 1項 地方交付税 1目 地方交付税3,254万6, 000円を補正するものでございます。歳出 6款 農林水産業費 1項 農業費 2目 農業振興費433万8,000円の補正増について、この大雪により、24年度 の農産物生産に影響を与えるということで融雪時期が相当遅れるだろうということ を考えております。農業者が使用する融雪剤の購入経費に対して、農業者の農地これ は経営耕地面積ですが、10アール当たり150円を上限として補助したいというこ 2 とで考えております。対象農地が2891.9ヘクタール、これに150円単価で43 3万8000円を今回補正させていただくというものでございます。8款 土木費 2項 道路橋梁費 4目 除雪対策費2,820万8000円の補正増について、11 節の需用費の修繕料でございます。除雪のロータリー専用車等の稼働時間が相当伸び ており、修理をしながら使わなければならないということで、補正額は114万60 00円でございます。次に町道の除雪業務の補正でございます。先ほども申し上げま したが、1月末段階で契約額の89%を執行しており、相当量足りないということで、 予算的には現在町道雁里線と町道及び公共施設併せまして4,837万8,000円を 有しているわけでございますが、今回これに2,523万8,000円を加え、総額を 7,361万6,000円としたいというものでございます。 ○ 議長 笹木 英二 ただ今説明が終わりましたので、質疑を行います。 質疑ございませんか。 ○ 議長 笹木 英二 宮元哲夫君。 ○ 議員 宮元哲夫 説明を聞き、内容も把握できたところですが、関連的なことで2、 3点お聞きします。今回の記録的な豪雪により、町もこの雪の対応には非常に苦慮さ れていると思います。再三、排雪はしていただいているのですが、町民の安全な足の 確保には至っていないというのが現状ではなかろうかなと思います。いわゆる適時適 切なという言葉がありますが、せっかく排雪していただいても天候の状況により、元 の木阿弥になってしまい、つかさず除排雪してほしいということが町民の思いという か願いなのです。それがなかなかままならない。町としてもこの天候にはなかなか太 刀打ちできないというのが現状だとは思います。このことについて、お聞きしたいの ですが、今回、豪雪対策本部というものを立ち上げておりますが、どの様な効果が上 がっているのか、それと、除排雪の作業は、土・日は私にはあまりやっていないよう に見えたのですが、土・日の作業はやっているのかどうか。舗道用の除雪機は現在1 台で対応していますが、シーズン初めの一番出初めにそういった故障で動かず、舗道 の除雪が出来なかったという日がありました。そういったことで、この舗道用の除雪 機は1台で対応していましたが、今後もこういった事態が考えられますので、予備の 除雪機を準備する考えはあるのか、答弁をお願いします。 ○ 議長 笹木 英二 副町長。 ○ 副町長 土橋 正美 1点目の本部の効果ということだと思っておりますが、これ につきましては、やはりまず組織内部で職員が本部を立ち上げたということで、この 豪雪に対する意識を強く持っていただいて外へ出た時も常に気にかけてやっていく ということと、本部を立ち上げないとそれぞれの課の対応、産業課は産業課、住民課 は住民課という対応になってしまうわけです。しかし、本部を立ち上げることによっ て総務課の危機管理が中心となり全体に対応していけるという形で組織としての目 的意識という部分をしっかりやっていけるだろうというふうに本部の意味合いにつ いては考えております。2点目、土・日の作業については担当より答弁させます。舗 道用ロータリーの予備車が必要ではないのかという部分ですが、私どももそれは十分 認識しているところでございます。新年度予算において提案をさせていただきたいと 考えておりますのでご理解願います。 3 ○ ○ 議長 笹木 英二 産業課長。 産業課長 久慈富貴 土・日の除排雪の作業ということで、これは降雪状況により ますが、雪が降れば土・日でも作業しております。排雪につきましては、一番重要な のは排雪のダンプなのです。2~3日前の大雪により急きょ手配できるかというと、 なかなか管内ではダンプが手配できないというのが現状です。管内もかなりの大雪で すので、さらに客土事業なども冬期間に集中しますので、ダンプの手配が難しいとい う状況でやりたくてもやれないという現状もありますが、その中で町のダンプを極力 手配しながら除排雪に対応するという指示も出しておりますし、また、病院であれば 水曜日等の休診日など土・日にかかわらず、安全を重視しながら除排雪を進めるよう 指示しているところです。 ○ 議長 笹木 英二 宮元哲夫君。 ○ 議員 宮元 哲夫 3点について、答弁いただきました。安心をしております。土・ 日の作業についてはダンプの事情もあるでしょうし、その時に天候にもよりますので いろんなことを考えていかなければ、今大変だから今すぐ排雪してくれというふうに はならないと思いますが、この土・日の作業については、きちんと継続的に実施して いただきたいと思います。対策本部の効果ですが、私もなかなか職員がそういったこ とで動いているというのは目につかないのですが、たまたま昨日市南地区で職員が高 齢者宅を回り事情を聴いていたという現場を見ました。そういったことで、対策本部 を立ち上げればそういった職員の危機管理の意識も高まり行動しやすいと思います が、何せ今年は異常気象というのか記録的な豪雪でありますので、町民の安全な足の 確保ということを第一に捉えて対応していただきたいという思いでございます。 ○ 議長 笹木 英二 他に質疑ございませんか。 ○ 議長 笹木 英二 堀広一君。 ○ 議員 堀 広一 2点についてお伺いします。1点目は、数日前に国から北海道 へ豪雪ということで除雪対策として23億円が出されるということでこの内容につ いて現時点では本町や空知振興局等にはいくらのお金が下りるという確定はあった のかどうか。2点目は宮元議員からも話があった除雪体制についてですが、これほど 雪が続くと、当然、運転手・作業員の疲労もかなりのものであると思われます。安全 作業ということが何より大切だと思うのですが、作業員に対する環境という面では産 業課からは例えば健康維持に関しての何らかのアドバイスや指示などがあるのかど うか。例えば作業員がインフルエンザ等にかかってしまったらどうしようもないこと で、今の除雪体制は当然維持できないわけで、そういうことも含めて、給与について も十分支払っていただきたいのですが、それを置いても控えとしてセンターへ詰めて いるのですからそういうことは産業課では何らかの指示があるのか、もしくはできる のかどうか。 (平田文義議員 11時17分 退場) ○ 議長 笹木 英二 産業課長。 ○ 産業課長 久慈 富貴 天候による急な対応ということで、住民からは寝ないでで もという要望もございますが、議員がおっしゃるとおり安全が第一ということで、オ ペレーターがいなくなってしまえばどんなに良い機械があっても動けないというこ 4 ともございます。それは除雪業務にかかわらず建設業など会社全体の常識の範囲の中 で対応していただきたいと思っておりますし、24時間体制とはいきませんが、交代 制など工夫しながら休息を取りながらやっていただきたいという、私どもも都合の良 い言い方もするかもしれませんが、その中で効率のよい体制をしていただきたいとい うことは常々業者へは指示しております。 ○ 議長 笹木 英二 副町長。 ○ 副町長 土橋 正美 交付金の関係ですが、現在、私どもで確認しておりますこと は、特別交付税がどれだけ増額になるかは別としまして、本来であれば3月に交付さ れるのですが、地方の資金繰りに困るだろうということで、国の配慮により現在2月 に一部を交付していただくという部分がほぼ見えております。それと、道府県に交付 された部分については直接市町村に回ってくるお金ではないのだろうと考えており ます。もう1点は社会基盤整備交付金というものがございますが、これを道では今市 町村に対して増額を含めて検討されているという状況でございます。これらがどこま で交付されるのかまだはっきりしておりませんが、現在、分かっているのは特別交付 税の1か月繰り上げて交付されるというところまでが間違いないだろうということ が確認されております。 (平田文義議員 11時20分 入場) ○ 議長 笹木 英二 堀広一君。 ○ 議員 堀 広一 了解しました。 ○ 議長 笹木 英二 他に質疑ございませんか。 ○ 議長 笹木 英二 大釜登君。 ○ 議員 大釜 登 先ほどの副町長の説明の中で、豪雪の対策本部を立ち上げたと お聞きしましたが、これについてお伺いしたいのですが、これは庁舎内で立ち上げた 本部だと思いますが、これだけの豪雪になりますと行政区や土建協会や排雪業者など 各団体と綿密に連絡を取り本来やらなければ対策は進まないのではないかという気 がするのです。先ほどの宮元議員の質疑の中でダンプが足りないという話ですが、こ れについて岩見沢は確か今日の報道では10台ほど道に要請し除雪ダンプを確保し ていると、我が町も確かダンプが3台くらいしか動いていないと思うのですが、夜間 排雪をしてはどうかという話もあるのですが、これに対しても先ほどの運転手の疲労 を考えれば大変なことだと思います。住民からもいろいろな話を聞くのですが、今回 IP電話を通じて色んな説明をしなければ、町民のほうからも苦情が私のほうにもか なりあるのですが、これは対策本部に携わっていれば話が見えるのですが、一生懸命 やっているようだが、来てくれないということだけの説明のしようがないのです。例 えば、対策本部に我々も入って町全体が雪害に対して対策を打っていかなければ住民 に対する説明が大変で、ただ、うわべだけでの説明をしなければいけないので、ある 程度対策本部で決まった事項は議会や、土建協会、委託業者、行政区長に周知徹底出 来るような方法を取っていただきたいと考えますが、それについてお伺いします。 ○ 議長 笹木 英二 町長。 ○ 町長 櫻庭 誠二 対策本部が立ち上がった時点から現在降雪量は12メートル になり、積雪が2メートル50センチ前後を行ったり来たりしている状況で、立ち上 5 げた時期と今の状況は極めて違ってきている状況でありますから、拡大対策本部的な ものを早速立ち上げながらお互いに補完できるところはできる、官と民が一緒になっ てやるという部分に行政区長が入った方がいいのかどうかも含めて早速対策本部の 中で協議をしながら、やる方向で検討したいと思います。 ○ 議長 笹木 英二 大釜登君。 ○ 議員 大釜 登 ダンプの手配についてですが、道には要請はできないものです か。 ○ 議長 笹木 英二 産業課長。 ○ 産業課長 久慈 富貴 道におきましても、このたびの災害で市町村に対しての支 援ということで、車輌等の貸し出しなどあります。うちから要請したものは、そのよ うなものを含め要請をしたのですが、その中では今回については、排雪をメインとし たい、ですから排雪をする機械一式(グレーダ―、ロータリー、ダンプ)を支援して いただきました。今後も必要性があれば調査しながら再度道へ問い合わせなど行い対 応していきたいと思います。 ○ 議長 笹木 英二 大釜登君。 ○ 議員 大釜 登 了解しました。 ○ 議長 笹木 英二 他に質疑ございませんか。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 先ほどの対策本部の対策状況の説明をお聞きしましたが、ほ とんどが除排雪のことと高齢者宅のことについてだけだったのですが、実際の生活で は特に教育現場においては豪雪に対する対策もとられていると思うのですが、そのあ たりのことについてどの様な対策が取られているのか、お聞きしたいと思います。 ○ 議長 笹木 英二 教育長。 ○ 教育長 松山 徹 対策本部の立ち上げの話がありましたが、先ずは子どもたち の通学路の確保ということで、教育委員会職員も連日出向き通学路、雪庇、屋根雪の 状況などを確認しておりますし、また、職員において雪庇切りや通学路の除雪なども 独自で行っています。対策本部の立ち上げから対策本部にも組み入れてということで、 通学路の安全確保はしております。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 通学路の確保はもちろん当然のことで必要だと思うのです が、先ほどの道路の除排雪も含めた中の一環だと思うのですが、教育関係においては ソフト面で、例えば子どもたちに雪に対する危険の教育や問題になっているのは今回 臨時休校が何回かあったわけですが、それらの連絡の遅れや家庭に対してこういう場 合は臨時休校になる或いは危険だから自宅待機などという連絡に関してもそれほど 密に行っているとも思えず、通常の毎年のルーチンワークの中の連絡体制しかとられ ていないように私は聞いていますし感じているのですが、それらについても本来は豪 雪対策本部が立ち上がるか、それ以前でもいいですし、立ち上がってからはそのあた りも強化されていると思うのですが、実態はいかがでしょうか。 ○ 議長 笹木 英二 教育長。 ○ 教育長 松山 徹 先週来からの大雪でということで、学校の臨時休校やまたは 6 集団下校、途中下校などの対応を取っております。学校との連絡を密にということに ついては、前々日や事前に天気予報等見ながら学校とは連絡を取っております。学校 から保護者宅の連絡につきましては、学校の連絡網を活用しているということは御承 知のことと思っておりますが、また、保護者宅の連絡網が不在で通じない時の部分も 確実にということで、緊急連絡先ということで保護者が働いているというケースもあ るものですから、そちらへの連絡をこれは確実にこれは学校からそちらへ連絡が行く ようにということで行っています。連絡がつかないというか保護者が不在だと言う時 も徹底していることですし、今回、一旦登校はさせたが天候の変化によって途中で下 校させたという例もありましたが、徒歩通学の児童生徒については先生方が同行し下 校させておりますし、またはスクールバスも道路状況が悪いということでは、対策本 部と連携を図って町の除雪車に先導してもらってスクールバスも動かしていただい て、これは最寄りの停留所ではなく、子どもたちの自宅まで送っている状況もありま す。ただ、今回のように朝の段階の判断がどうしても早く判断してということで、途 中で天候状況が悪くなるということにつきましては、これは検討の余地はあると思っ ておりますので、今後検討してまいりたいと思います。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 一番危険なのは、やはり通学の特に朝の連絡が取れない段階 での登校時の子どもの安全確保だと思いますので、今その部分について今後検討する 必要があるとおっしゃられたので、そこを期待したいのですが、対策本部として町と 学校との連絡が密になっているのはもちろんいいと思うのですが、保護者も含めた中 の実際の子どもたちの安全確保で言えば、保護者を巻き込まないと十分できないわけ ですが、保護者も巻き込み、先ほどの拡大対策本部を設置するのと同じように学校が 中心となって保護者に対しても、もっともっと豪雪対策という部分で対策をしっかり 取っていっていただきたいと考えます。 豪雪対策本部が1月31日に発足したという説明でしたが、対策本部が出来たとい うことが全然周知されていなかったと思うのですが、町のホームページも毎日のよう にチェックしているのですが、そこに対策本部が立ち上がったという表示もありませ んし、災害情報の欄にも、現在何もありませんということで、全く危機的な様子がホ ームページなどでも伝わらない状況なのですが、その辺はどんなふうに周知なりホー ムページなどを活用する予定があるのですか。せっかく災害に対する情報等という項 目を設けていながらそこに何も出ていないのです。また、トピックスなどでも行事等 はいろいろ書いてありますが、豪雪本部が立ち上がったということはそこにはきちん と載せるべき項目だと思いますし、IP等によっても皆さんに少なからずとも安心感 を与えるなり情報提供するという意味でも必要なことではないかと思うのですが、そ のあたりはどのようになっているのでしょうか。 ○ 議長 笹木 英二 副町長。 ○ 副町長 土橋 正美 今回の対策本部について町民の皆さんへの周知の部分では 私どもも十分ではなかったと考えております。これらにつきましては、今後特にIP 等がうまく利用できるだろうと考えておりますし、こういった形の中で改めていきた いと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 7 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 今のIPの話は分かりましたが、ホームページの活用はどう いうふうに、せっかく災害についての情報という欄をホームページが昨年10月に新 しくなって、新しく項目を新設しているのです。そこの部分ではどうなのでしょうか。 ○ 議長 笹木 英二 総務課長。 ○ 総務課長 三浦 淳 IPの件については副町長より答弁しましたが、ホームペ ージにつきましても、今後周知徹底されるようにやっていきたいと考えております。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 今の件は了解しました。 もう1点、先ほど町長の答弁で対策本部立ち上げ時より今の状況が違うということ で、拡大対策本部は早速検討していきたいというお話はあったのですが、私は、ちょ っとがっかりというか、本来もっと先手を打ってやっていってもいい状況ではないか と特に先週から一週間の吹雪によって、例えば、学校も臨時休校していますし、道道 もかなりの頻度で止まっていますし交通機関が相当麻痺している状況があったのに 今の今まで、さきほどの答弁だと、まだ何もそういう検討がされていないような印象 を受けたのですが、実際には動いていてたまたま設置されていなかったのか、そのへ んの説明も含めて、対策が後手に回っているところについて、お伺いします。 ○ 議長 笹木 英二 副町長。 ○ 副町長 土橋 正美 対策が後手に回っているというお話でしたが、私どもこの急 激な吹雪だとかこの時に除雪車が回れないこれはやむを得ないことだと思っており ます。それ以外の部分で交通を止めたとかそういったことは月形町内ではありません でした。これは中央バス等が止まったのは、岩見沢市内方面の影響で止まっていたわ けですから、月形町内はきちんと緊急車両最低限通れるような確保はされていたとい うことで、決して後手に回っていたわけではないと思っております。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 町内の道路が確保できているということは本当に素晴らし く、町の除雪体制で全く問題もなく、非常に良い状況だと思います。ただ、先ほども 言っていますように、いろいろな意味で情報周知だったり、ハード的な部分よりもソ フト的な問題として、では次はどういう対策を練っていくかとか、ソフト面の対策な り道路が開いていたとしても、行政区長会議を含めそういうものを開いていくという、 それは吹雪の真っ最中に行うということではなく、吹雪がおさまった後すぐに対応で きるようにすでに準備が進められていて当然ではないのかと私は考えますので、そう いう意味では先ほどの対応では遅いのではないかと考えますが、その点についてはい かがでしょうか。 ○ 議長 笹木 英二 宮下議員に申し上げます。先ほどから町長からも先ほどの質問 に対してはこれから努めて検討していくということで、了解をいただけませんか。何 か押し問答のようになってしまいますので。 ○ 議長 笹木 英二 宮下裕美子君。 ○ 議員 宮下 裕美子 分かりました。今の件では今後対策を練るということですの で、今となってはぜひそうしていただきたいのですが、こういうものは準備できる段 8 階のうちからどんどん進めるべきことなので、町道がきちんと動いているから問題が 無いではなく、ソフト面も含めてもう少し早い対応をお願いしたいと考えています。 ○ 議長 笹木 英二 町長。 ○ 町長 櫻庭 誠二 私たちとしては、まずは命を守るということが行政の責任であ りますから、その部分について対象となるお年寄りの世帯につきましては私たちのや れるところはまずやるということを副町長から説明をしたところですし、大災害にお ける情報共有協定という形の中で、それぞれ4団体において情報共有をしっかりやっ ているという状況ですし、先ほどの大釜議員の質疑の中でも、ダンプ確保これらの話 でありますが、民間の中での現在産業課で抑えている状況では、そういう可能なダン プはないという状況でありますし、ただ、そのことを含めて建設業協会、区長会の皆 さんとももう一度しっかり今の状況を確認しながら次に向かってやっていく、そして 現在私たちのまちだけではなくて、三笠市・岩見沢市においてもほとんど除排雪が進 まないという状況でありますから、それらも含めて一度皆さんに集まっていただくと いうふうに考えておりますし、それらの部分で提案をただきましたからそうやります し、かつての状況とこの日曜日から始まった状況というのは、また大きく変わってき たというところでありますので、先ほど申し上げたとおり、拡大会議をやりますとい うところであります。 ○ 議長 笹木 英二 他に質疑ございませんか。(質疑なしの声あり) ○ 議長 笹木 英二 質疑なしと認めます。よって以上で質疑を終結します。 次に討論を行います。討論ございませんか。(討論なしの声あり) ○ 議長 笹木 英二 討論なしと認めます。よって以上で討論を終結します。 お諮りします。議案第3号は、原案のとおり可決することにしたいと思います。こ れにご異議ございませんか。(異議なしの声あり) ○ 議長 笹木 英二 異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決するこ とに決定しました。 ○ 議長 笹木 英二 以上で本臨時会に付議されました議案は全て議了しました。 よって平成24年第2回月形町議会臨時会はこれをもって閉会します。 (午前11時38分閉会) 9
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