高等学校 英語科 学習指導案

高等学校 英語科 学習指導案
教室名
指導者 教諭
指導日時
平成16年
対象生徒
(商業) 科
科目名
英語Ⅰ(単位数3)
使用教科書
Power On
1 単元名
月
日( ) 限
1年(次)生
人 (内訳
名)
EnglishⅠ
Lesson4 Up, Up, and Away
2 単元の目標
・ 熱気球フェスティバルについて、正確に読みとることができる。【理解の能力】
・ 英語で物事の手順を説明したり、自分の考えを表現したりすることができる。【表現の能力】
・ 現在完了形、群動詞の受け身、S+V+O(thatで始まる節)についての知識が身に付くようにする。
【知識・理解】
3 指導にあたって
(1)生徒の状況
一人ひとりが知識・理解を深めようとする姿が見られ、集団としても非常に真面目であるが、授
業で行う様々な言語活動に対して一層の積極性を促したい。英語に対する苦手意識がある生徒もい
るので、中学校での既習事項も丁寧に復習する必要がある。
(2)指導方針・方法
自然の風を利用し空を飛ぶことを楽しむスポーツ『熱気球』が題材であるので、楽しみながら英
文を読み進めたい。現在完了形や受け身は中学校での既習事項であるが、よく理解していない生徒
が多いので、十分に復習させたい。ペア(グループ)ワークで活動することにより、積極的にコミ
ュニケーションが図れるようにする。
(3)教材選定の理由
現在完了形が表す基本的な意味を押さえ、例文の「和訳」だけで終えず、その文においての過去
と現在の関係を理解させたい。
中学校で学習した受け身の基本はLesson3で復習したので、ここでは群動詞の受け身を取り上げる。
群動詞は複数の語がまとまって1つ動詞の役割をしていること、またその受け身を作る際には前置
詞・副詞・名詞などを忘れずに置くことを確認したい。
「S+V+O」の第3文型で目的語の部分にthat節がくる場合を取り上げ、このthat節が名詞のように
動詞の目的語となることを理解させたい。
4 単元(題材)の指導計画(総時数7時間)
第1次
Part1(現在完了形)
第2次
Part2(群動詞の受身形)
第3次
1時
Part3(本文の内容理解)
2時
Part3(S+V+O(=thatで始まる節))
第4次
Try It Out(まとめ)
本時
(2時間)
(2時間)
(1時間)
(1時間)
(1時間)
5 本時の学習(第3次 第2時)
(1)本時のねらい
・ S+V+O(thatで始まる節)についての知識を身につける。【知識・理解】
・ 伝えたい情報や考えを正確に書くことができる。【表現の能力】
・ 学んだ表現を使って、積極的に質問したり答えたりしている。【関心・意欲・態度】
(2)準備・資料等 ワークシート
(3)本時の展開
時
学習内容
生徒の学習活動
教師の指導・支援
評価規準
(観点・評価方法)
間
10 1.単語テスト
・次回のテスト範囲の発音 ・範読して聞かせる。
を確認(練習)する。
35 2.本時の表現を知る
S+V+O(that で始まる節)を理解しよう!
(1) 文の構造の理 ・S+V+Oを使った教師の質 ・Do you know O(名詞)?から始
解
問を聞き、答える。
・S+V+O(that節)の文の説
明を聞く。
(2) 英作文
めることで、目的語の部分に
that節(名詞節)がくることを
理解させる。
・自分が1番よいと思う人 ・英作文に困難を感じている生徒 S+V+O(that節)を用
やものについて説明する
には、その状況に応じて、アイ いて自分の考えを正確
英文を作る。
ディアや使用する英語表現を
に書くことができる。
提供する。
【知識・理解】
〔ワークシート step1〕
・早く終えた生徒には、bestの部 【表現の能力】
分をstrongestやmost interestingな 〔ワークシートの記入
どの語句に置きかえて英作文
内容の分析〕
するよう指示する。
・指名された生徒は、自分 ・机間支援の中で、よいものを紹
の英文を板書する。
(3) インタビュー
介する。
・グループになり、友達に ・インタビューがうまくいってな S+V+O(that節)を用
質問したり、答えたりす
いペアには、再度説明をしたり いて積極的に質問した
る。
ヒントを与えたりする。
〔ワークシート step2〕
り、
答えたりしている。
【関心・意欲・態度】
〔インタビュー時の行
(4) 発表
・(3)の内容を発表する。
・自主的に発表するよう促すが、 動観察〕
よいペアも指名する。
5
3.学習のまとめ
・家庭学習の課題を知る。 ・次時、課題の答え合わせをする
〔ワークシート step3〕
ことを告げる。