(目的】 臨床教育では、 専門家としての成長に省察

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卒業試験OSCEの鍼灸実技における学生の省察
0SCEと臨床案習の比較について
帝京平成大学
三)東海医療学園専門学校
ヒューマンケア学部 身体機能ケア学科
2)東海医療学園附属総合臨床センター
奥野友香、鹿児島裕、泉重樹、久島達也、
3)森ノ宮医療大学 保健医療学部
藤原 宮雄、篠原 鼎
臼井 明宏D、水野 浩一1)、木村 博吉D、
長谷川 香代…)、村松 夏子り、大石 晴蔓)、
【目的】臨床教育では、専門家としての成長に省察
小谷 奉弘2}、堀部 吉隆2)、太田 一郎2}、
(reBection−on−a磯o菰)が重要である。今回、卒業試験
加藤 由衣2}、金子 弘志2)杉山 誠一’)、
OSCEの鍼灸実技における学生の省察について、振り
小島 賢久3}
返リシートを指標に検討した。
【方法】対象は4年生77名とした。方法は卒業試験
OSCEの鍼灸実技直後に学生が記載した振り返りシー
トの(1)気づいたこと、感じたこと(2)うまくいかなかっ
【目的】東海医療学園専門学校では、卒前教育におけ
る臨床能力の向上及び評価の客観化を目指し、平成
12年度より段階的に挙業試験にOSCEを実施してきた。
たこと(3)それらの時の気持ち、感情(4)今後の課題、
また、平成圭7年度より外部評価者による評価を行い、
学びたいことに対するフリーコメントをカテゴリー化
その必要性や問題点についても報告し、平成19年度
のOSCBでも、引き続き外部評緬を導入した。今圏、
OSCBと臨床実習を比較検討したところ若干の知晃を
し、墨1ME(The Instit雛te fbr Intema重ional Medlcal狂duc
ation)の7つのコンピテンシーに分類した。
【結果】(歪)気づいたこと、感じたことでは「医療専
得たので報告する。
門職価値観・態度・行動・倫理塞39.4%(うち約70%
【方法】OSCEと臨床実習の対象は、鍼灸マッサージ
が態度)、罫臨床技能」39.4%、「その他310.3%、罫批
判的思考と硯究」5.8%、「コミュニケーションスキル肇
科及び鍼灸科の卒業学年である3年生とした。OSCE
では、実施期間を平成19年9月1i日∼13日とし、医
2.9%、薪医学の科学的基礎」2.2%(2)うまくいかなかっ
療面接、現代医学的身体診察、東洋医学的身体診察、
たことでは「臨床技能」78、5%(うち約70%が灸技能)、
はり実技、きゅう実技、取穴実技、筆記試験を実施し
「医療専門職価値観・態度・行動・倫理蛙圭6.3%、rコ
た。外部評価を森ノ宮医療大学に依頼し、はり実技の
ミュニケーションスキル葺3,0%、「その他」1.5%、
評価をお願いした。臨床実習では、実施期問を平成珍
年10月2醸∼王i月20日とし、身だしなみ、医療面接、
「批判的思考と硯究」0.7%(3)それらの時の気持ち、
感情では「医療専門職緬値観・態度・行動・倫理」
身体観察、治療方錯の立て方、施術、カルテについて
37.2%(うち75%が態度)、「その他」34.1%、「臨床
評価を行った。
技能葺23.3%、「批判的思考と研究」3.茎%、「医学の科
学的基礎葺2.3%(4)今後の課題、学びたいことでは
【結果】OSCEと臨床実習の得点について比較検討を
行ったところ、合計点および各項目の得点について弱
「臨床技能366.茎%、「医療専門職価値観・態度・行動・
い相関がみられた。
倫理μ9.8%、「その他」8.3%、薪医学の科学的基礎」
【考察】鍼灸師養成施設におけるOSCΣと臨床実習の
4.1%、「批判的思考と醗究」0.8%、新住民健康とヘル
比較はほとんどなされていない。今回当校で行った、
スシステム」0.8%であった。
【考察と結語】卒業試験OSCEの鍼灸実技における学
生の省察について、振り返りシートを指標に検討した
主に精神運動領域の部分を評価対象としたOSCEと、
認知領域、情意領域も評価対象となる臨床実習とで弱
い相関がみられたことにより、それぞれの実施顕的を
ところ、学生の気づきは、医療専門職としての態度や
再認識することができた。
臨床技能が多く、各々臨床に直結した課題や学びを晃
【結語】卒前教育へのOSCEの導入のみならず、臨床
実習との関連性を考えた一貫した教育が望ましいと考
つけていた。今後は、SεA(Significant Event Analysls)
を行い、さらに省察を深めたい。
える。今後は、OSCEと臨床実習での評価項羅を検討
し、それぞれの目的を明確化、関連化し、教育の質を
高めていく必要がある。
キーワード:省察 振り返り(リフレクション)シー
ト、臨床技能、OSCE、鍼灸実技
キーワード:OSCE、臨床実習、卒前教育、外部評価